ご機嫌な毎日　＜東京見聞録＞

[舞台・ライブ] カテゴリの記事

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• Ｈａｐｐｙ　Ｍｏｎｄｅｙ♪

  　昨日は『Ｓｏｕｌ　ｆｏｒ　ｒｅａｌ　』というライブに。おなじみ（？）寺尾仁志とＨｅａｒｔ＆Ｓｏｕｌを中心に、ゴスペルクワイアが３組出演。とってもフレッシュなライブでした。　全部で１０～１２曲くらいゴスペルだったんですが、（寺尾仁志氏のオリジナルも別にあり）そのほとんどが一緒に歌える！ということに自分でも大変驚き…。ま、歌詞と音程のあやしさ別として。　いつの間にこんなにたくさんの曲を覚えたのかなぁ、でも一緒に楽しめるから、とってもラッキー。　ライブハウスとはいえ、食事しながら聴くので、テーブル席。私たち４人は丁度ど真ん中。その中、緊張気味の出演者も巻き込むくらいの？！明るさと楽しさで、ノリノリでした。　実は４人とも、練習をサボってこちらに参加。（先にライブの予約を入れてたのですが）しかしそれをも越えるくらいの、頑張りぶりで、暑いしのど乾くし…。　ライブハウスを出てから、駅までの道のりも、毎度ながらとっても楽しい。テンション上がったまま、時に歌いつつ歩いてきます。電車でひとりぼっちになって、顔が笑っているとちょっと変な人に…。　月曜からすっかりテンション上がって、今日は逆に疲れ気味。朝からヘマばっかりやらかしてます…。　いつかみんなで、ライブハウスで歌いたいなぁ。ひとり１本のマイクで。

  2006年09月05日

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• おとなの時間　越智順子ＬＩＶＥ

  　先日、越智順子さんのライヴに行ってきました。　場所がＲＯＹＡＬ　ＨＯＲＳＥ。レストランバー・ＪＡＺＺラウンジという、普段の私のフィールドとは全く違う、ウイスキーと煙草が似合う、おとなな雰囲気の場所。　　そして越智順子さんは、ＪＡＺＺからＰＯＰＳまで、幅広く歌いこなす方。声量がとてもあり、重低音？に響きます。そして大阪人、トークもしっかり笑わせてくれます。　　どうしても仕事の都合で間に合わず、２曲聴き逃したのが残念ですが、本当に素晴らしい！ＪＡＺＺはもちろん、ビートルズからＴ－ＲＥＸまで。Ｔ－ＲＥＸですよ、バックにはストリングス（弦楽器）を従えて、ピアノにバンドネオンのＴ－ＲＥＸ！グラムロックが越智ワールドになっていました。一緒に歌いつつも、感動ものです。　そしてバンドネオン登場ということで、もちろんタンゴも！　基本的にアルゼンチンタンゴが大好きな私。というよえり、バンドネオンが好き。ピアソラも歌ってくれて、本当に本当に気持ちがいい。　正直、公私共いろいろとあってテンパッた毎日だったのですが、ゆったりとしたおとなの夜を過ごせて、心が落ち着きました。　夜仕事を終えて、アルコールを飲みながらいい音楽を聴く・・・なんて贅沢。　これぞほんとのおとなの時間でした。　一緒に行ったひょんちょるさんのブログも見てくださいね。

  2006年07月28日

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• 不可思議世界　『Ｄｏｎ　Ｌｅｗｉｓ　スペシャルコンサート　オルガンとゴスペルの夕べ』

  　またも月曜日からライブに行ってきました。『Ｄｏｎ　Ｌｅｗｉｓ　スペシャルコンサート　オルガンとゴスペルの夕べ』。Ｒｏｌａｎｄ（楽器メーカーです）の新製品発表会も兼ねた、スペシャルコンサートです。　オルガン、といってもいわゆるシンセサイザーなんでしょうか、ものすごい楽器でした。　Ｄｏｎがひとりで歌っているのに、マイクを通して取り込み、鍵盤を叩くことによってあたかもクワイアがいるかのように、大勢で歌っているようになるのです。　また梯郁夫さんのパーカッションも不思議。パーカッションなのに打楽器以外の音も出る…と百聞は一見にしかず、自分の表現力のなさに脱力しますが、ステージ上には二人しかいないのに、まるでバンドと大勢のクワイアと共に歌うＤｏｎ―という感じなのです。　ま、難しいこと（？）は置いといて、Ｄｏｎ氏の声が素晴らしい。そして楽しいステージ。知っている曲もたくさんあり、アンコールには去年発表会で歌った『Ｉ　ｂｉｒｉｖｅ　Ｉ　ｃａｎ　ｆｒｙ』で、感激でした。　今回観に行ったメンバーは、またもいつものサンシャインの仲間たち（ゴスペルを一緒に歌っているメンバー）。ということで、多いに盛りあがること！　何が楽しいって、このメンバーとステージを観ると、個人的に観に行ったのより、数倍・数十倍楽しくなってしまう、魔法があるのです。　音楽を楽しむ、音楽を体全体で楽しむ、歌うときは大きな声で歌う、感情表現も豊かで、まわりから浮くぐらいかもしれないですが、（実際今回も満員の場内で、”さくら”のような盛りあがり）本当に素直に楽しんでいます。　またもやっぱり、聴くだけじゃなく、このメンバーで早く歌いたい、客席じゃなくってステージ上で歌いたい…そう深く感じて帰りました。

  2006年05月29日

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• 代表選出の夜、フラミンゴにて

  　日本代表２３人選出されましたね。みなさん久保落選について、いろいろありそうですが、私個人としては、松井選手の落選が大変悲しい…。ルマンでの活躍を考えれば、是非必要だと思ったのですが、とりあえずジーコ監督の元、とにかく頑張ってもらいたい次第です。　そんな昨夜、サッカーとは全く関係なく『寺尾’Ｓ　Ｒａｄｉｏ　ｗｏｒｋ　Ｓｈｏｐ』　（Ｆｌａｍｉｍｇｏ　ｔｈｅ　Ａｒｕｓｈａにて）というライブに行きました。ヤマハでのもうひとりの先生である寺尾仁志さんのライブ。　今回は１０回目記念ということで、ゲスト陣も豪華！越智順子さんとマキ凛花さん、ＨＥＡＲＴ＆ＳＯＵＬ。　それにしても…かなり楽しんできました。正直、ちょっと興味があって行っただけで、寺尾氏の曲も知らないままライブに行くという、掟破りだったんですが、ゴスペルを歌ったりもあり、ノリノリ。　月曜の夜からテンション上がりました…。　何よりお名前は存じ上げてはいた、越智順子さんの歌声！！あまりの格好良さに手拍子も忘れ、聞き惚れました。低くよく伸びる声は、途方もない迫力。”Come　togethe”を聴けただけでも、「元取った」感じ。　マキ凛花さんも独特の世界に全員巻き込まれ、行ったメンバーで、彼女のモノマネがにわかに流行るくらい、影響されました。細い体からは想像できないような、ちょっとハスキーで太い、けれどセクシーな声…興味津々。　もちろん忘れてはいけない寺尾氏とＨＥＡＲＴ＆ＳＯＵＬ。Melodies From Heaven、My Life My Love My All…ため息がでるくらいの素敵な声。羨ましい！！！！　オリジナル曲も、ファルセットをあまり強調してないときは、結構よかったかなぁ。私。。。男性のファルセットが苦手なんですね。　何だか良く分からないけれど、終演後、越智順子さんを全員で見送って帰宅。　歌を…思いっきり歌いたくなったそんな夜でした。

  2006年05月16日

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• 『ＢＵＲＮ　the　ＦＬＯＯＲ』　ラストダンスなんて・・・

  　昨日、１２月に山形に旅行中に必死で電話で取った、『ＢＵＲＮ　ｔｈｅ　ＦＬＯＯＲ』を観に行ってきました。　今回の公演で最後いうわけで、”ラストダンスはあなたと一緒に！”。２００４年の公演も大興奮で観たのですが、昨日もテンション上がりました。　会場を大阪城ホールからフェスティバルホールの変え、音響も良く舞台も近い環境で、今回の方がずーっと盛りあがれました。（…正直、大阪城ホールの音響の悪さ、嫌いなんですよね。キャパシティの問題かもしれないですが、何とかならないかなぁ）　　とりあえず、迫力！！そしてとりわけ強く感じたのが、エロスというのでしょうか。ダンスは男女で行うものが多いので、多かれ少なかれ、エロチズムが必要だと思うんですね。タンゴとかなんか密接して、それがないと逆におかしいし。その上、女性が強い。ダンスは女性がどれだけ女性であるかをアピールするかで違ってくるように思うのは…素人だからかな。ま、ジェンダーフリーを提唱している方には怒られそうですが、男性が男性らしく、女性が女性らしく、これが基本。その辺りが、日本における日本舞踊なんかと違うところ。　と、難しい事は抜きにして、ほんとに座席に座っていては、もったいない！一緒に踊れないけど、踊りたい！！　歌も…良かったぁ。気持ち良く伸びる声、表現力。羨ましいなぁ。　そしてラストダンスということで、今回も一緒に踊りました。幕間に指導を受け、入場時に配られたハンカチを手にご機嫌に踊って…終了。　今後は『Ｆｌｏｏｒ　ｐｌａｙ』となって、来春に来日予定とこれも楽しみです。　ちょっとおもまけ。またもやらかした私…会場で友人と待ち合わせだったのですが「誰もおらへんで」と電話。チケットを良く見ると…会場を間違えて連絡してました。この友人とは以前リバーダンスの時も、私が友人分のチケットを持ってくるのを忘れすったもんだ。いやはや…申し訳なさで一杯です。もらったハンカチ↓

  2006年05月14日

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• やっぱり物悲しい…『劇団四季・オペラ座の怪人』

  　電通四季劇場＜海＞で上演中の『オペラ座の怪人』を観ました。　久々の怪人、はじめての東京での観劇…どきどき・わくわくしながらです。　１１日のキャスト　　オペラ座の怪人　村　俊英　　ラウル　　　　　村瀬　大輔　　クリスティーヌ　苫田亜沙子と、私はほとんどはじめて観る方々ばかり。どんな怪人かなぁ…この演目は、何よりもまず歌唱力が１番必要だと思うので、３人に期待です。　映画にもなり大変有名な、今世界でも最も手に入りにくいミュージカル『オペラ座の怪人』。簡単にストーリーを説明します。　パリ・オペラ座で昔使用した小道具などのオークション会場から舞台は幕を開けます。その中でかの有名な”シャンデリア”がオークションで出品されそこで、昔起きた悲しい恋の物語が始ります。　クリスティーヌは、オペラ座でアンサンブルを演じていたのですが、ひとつのチャンスで、主演を演じる事に。彼女には”音楽の天使”がついていて、秘密の特訓を日夜受けていたのです。　初日を大盛況で終え、幼馴染であるラウル・シャニュイ伯爵と再会、恋に落ちます。しかし彼女は”音楽の天使”＝オペラ座の怪人との深い絆があり…。　　三人の歌声は、とてもきれいで私好み。特に村さんは、少し山口祐一郎さんに似ていたような…（あ、あくまでも私の個人的感想ですよ）　いつも第ニ幕の幕開け、マスカレード（仮面舞踏会）の華やかな場面が１番の楽しみ。やはりこれは足元からぞくぞくとするくらいの、感動。ここはやはりアンサンブルの美しさが他を抜きん出てている劇団四季の十八番と思います。　それよりもさらに観終わったとき、この恋の模様がしみじみと深い感動を呼びました。悲しく、いとおしいような感じでうっすらと涙が。　完売で満席の場内は、割れんばかりの拍手…と思いきや、結構あっさり。スタンディングオーベションで答える方もなく…そういえば劇中も拍手が結構あっさりしていたなぁ、と。あまりみんな良くなかったのかなぁ…と思っていたら、客電がついた途端、拍手が大きくなり俳優陣の挨拶を呼びました。　「東京の人ってあっさりしてるねぇ」と一緒に観た同僚と感想。　　よく「大阪の舞台は反応がある」と言われますが、確かにそうかも…と。　でもやっぱりオペラ座の怪人は、私のベストミュージカルです。

  2006年03月12日

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• 全国デビュー？！　『木村充輝スペシャルライブ』

  　昨日、緊張の９０分を過ごしました。先日出演させてもらった、木村さんの３０周年ライブの模様が、ＮＨＫＢＳにて放送されました。　２日間、１０時間近いライブの内容を、たった９０分に編集して放送です。たくさんのアーティストのみなさんが出演されました。だからどんな風に放送されるか、もし私たちがコーラスとして参加した曲は放送されたら、ＢＳとはいえ、ＮＨＫ。全国デビューとなるわけです。　始まってからテレビの前でドキドキしたのですが…。結果私たちの歌った『ケサラ』は流れませんでした。ざ、残念、というか期待が大きかっただけに脱力。人生そんなものですね。　しかし観ていて、やっぱりわくわく。このとき、舞台袖で見ていたなぁとか、○○さんとすれ違って、挨拶したなぁ、とか思い出し、結構（かなり）楽しませてもらいました。　そして木村さんに対するコメントや御本人からも「楽しく歌わないと（お客さんに）伝わらない」と言っているのを聞いて、深く深くうなずいていたのでした。　『ケサラ』、ほんとは聴きたかったけど、あの会場にいた人だけの、スペシャルって考えると、ちょっと特別な気がして、それもそれでいいかも…と能天気に考えるのでした。　

  2006年03月03日

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• 笑い・驚き・感動　『ＴＯＸＩＣ　Ａｕｄｉｏ　ＪＡＰＡＮ　ＴＯＵＲ　２００６』

  　何の予備知識もなく、ライブに行くというのも珍しい。ほんとは、ちゃんとアーティストのアルバムなどを聴いてからライブにいくのだけど、今回はＣＭを見て「行きたい！」と。だからほんとに予備知識無しで行きました。　ＴＯＸＩＣ　Ａｕｄｉｏ（音でます）は、楽器を一切使わずに、歌います。女性２人・男性３人の５人組が奏でる？音楽は、声だけだとはとても思えない、素晴らしさ。ボイスパッカーションという…それだけではないですね。　ただ単に歌う、のではなく、ちゃんと舞台構成され、コメディー要素もあり、オフブロードウエイで上演されただけあって、観客を使うのが上手い！　お客さんを舞台に上げて、コメディを演じたかと思えば（セリフはなく、”声”で）ものすごーく美しい『ＳＴＡＮＤ　ＢＹ　ＭＥ』。泣かせます。　何も知らずに行っただけに、驚きが一杯でそれはそれで良かったかも。そして最前列で、じっくりと聴けたのもまた。　バレンタインの日、女３人並んで楽しいライブでした。…っと、今週末この舞台に自分が立つのかと思って、ちょっとドキドキ。　そう、週末はなんばＨａｃｈで、ゴスペルライブ。今度は客席じゃなく、舞台の上です。

  2006年02月15日

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  夢の宴のあと・・・木村充輝ライブその３

  　日曜日、木村充輝さんライブ２日目歌って来ました！　緊張しながら、一人で関係者入り口へ。ちょっと慣れたような全く慣れないまま、控え室。今日は７時集合なのですが、ライブも観たい（というか聴きたい）ので、早めに行きました。　２日目も豪華出演者。やっぱりそんな方々が立った舞台に立てるなんて夢のよう。これは宝くじ当たるより、凄いことかもしれないなぁと。（ま、それも当たることないですけど）　「明日もあったらええのになぁ」と、指揮者である大西ユカリさんの言葉。ほんとうに。ずっと「夢の世界」でいられたらいいのに。でも、終わりがあるからいいのかもしれないです。　さて今日出勤して…金曜日に投げ出したままの仕事やトラブルを目の前に、まるで玉手箱を開けた浦島太郎のように、現実に引き戻され、へとへとです。　ほんとに昨日、私はＮＨＫホールの舞台に立って、ものすごく気持ちよく歌ったのか。。。疑問です。　でも、一応証拠に？撮った写真。私は夢の宴に一時参加出来ていた…のだと思います。私たちの控え室↓　昼からも仕事、頑張るか～。最後になりましたが、木村さん３０周年おめでとうございます。いい夢ありがとうございました！！よかったら応募お願いします♪　１４日までだそうです…。日本ブログ大賞に応募♪

  2006年02月13日

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• 木村充輝さんライブ・初日

  　とうとう歌ってきました！２階席まで満員御礼のＮＨＫ大阪ホール、そして…大西ユカリと新世界・近藤房之介・金子マリ・シーナ＆ロケッツ・ＢＩＧＮ・甲本ヒロユキ・そして、グッさん…もちろん木村充輝！！！　そんな方々が立つ舞台と一緒です。私たちは１曲だけのコーラスです。それでもそれでも…。　１３時に入って、暫くしてからリハーサル。はじめて木村さんたちとあわせます。アレンジも変わっていて、驚きながらもそれを難なくクリアしてくプロの方々。凄いなぁと感心です。　そして普段見られない舞台裏。数々のスタッフが走り回る、走り回る。出演者も多いので、その関係者も多数が、きびきびと動いてます。　もちろん私たちも出演者です。なので、きちんとお茶などのケータリングサービスを受けます。細やかに、不足が無いかをチェックしてもらったりで、申し訳無いくらい！　で、リハ終了後、出演は２１時過ぎ！それまでうだうだと、喋って食べて…ステージが始るとモニターで観ながら、待っています。　そしていざ出演！…やはり凄いです。ものすごいテンションが上がったけれど、こんなに喉が開いた！と思うことがないくらい、声が伸びることがないってくらい伸びて、正直気持ち良く歌えました。　舞台を降りると、多くの方々から「お疲れ様でした！」の声を頂きました。　そして本日二日目。今日ももっともっと楽しく歌ってきます。…チケット持っている幸運な方、ステージを楽しんでください。よかったら応募お願いします♪　１４日までだそうです…。日本ブログ大賞に応募♪

  2006年02月12日

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• オ・カ・ゲ・サ・マ・デ　木村充輝さんライブに出演！？

  　建国記念の今日、トリノオリンピックも開幕しましたね。開会式は世界のいろいろな国を見れて、ちょっと楽しい…。　しかし！今日は　木村充輝さん３０周年記念ライブ、『継続は力　オ・カ・ゲ・サ・マ・デ』の日です。　そして、なんと！そのライブにコーラスとして出演します！！！　ひゃ～びっくりです。こんな大舞台（ＮＨＫ大阪ホール）、チケットはソールドアウト。木村さん以外にもたくさんのアーティストがお祝いで競演のそんな凄い舞台に、１曲ですがコーラスとして参加できるなんて、本当に驚きです。　昨日練習し、だんだんテンションも上がってきました。帰りに歌う曲を聴いていたら、とても良い歌詞に、参加できることにさらに喜びが湧き上がってきました。　と、いう訳で今日と明日はコーラスガール。しっかり歌ってきます！　もし観に来られる方…お会いできるかも。よかったら応募お願いします♪日本ブログ大賞に応募♪

  2006年02月11日

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  世界の斬られ役にやられる　『福本清三氏トーク＆殺陣ショー』

  　『ラストサムライ』に出演して、一躍ハリウッド俳優になった、斬られ役一筋・福本清三氏のトークと東映剣の会のメンバーによる殺陣ショーを一心寺シアターにて観て来ました。　ちょっと軽くみてたんです。３０分くらいのトークとちょっと殺陣をみせてくれるのかなぁっと思っていたら、大違いの大間違い！　幕が上がって、いきなり「殺陣田村」（すみません漢字が分からず）で、はじまりました。殺陣の基本が全て入っているらしいのですが、間近で観る迫力は物凄く、圧倒されっぱなし。　　そして、いよいよ福本清三氏。トークの間中緊張されていたようで、ぼそぼそと話されていました。好物は「コーヒー」とぼそっとお答になったり…それがまた笑いを誘います。　でも生粋の映画人。映画のことを「本編」といい、やはり売れる映画を作ってほしいと、そして「昔はこうだった、言うのではなく、どんどん新しい時代劇を作って欲しい」という言葉に暫しジーン。　　そして生・福本清三の斬られるシーン。そのえび反りというかのけぞり具合は、圧巻。何よりも刀を構えたときの迫力は、恐ろしい！！　東映剣の会のメンバーによる、殺陣の説明。これがびしっと殺陣を決めるけれでも、小ネタ一杯のコントでもあったりして、大笑い。　最後はちゃんとお芝居も観せてくれて、２時間２０分あまり休み無しで、当日２５００円は安い！！と、いうか、もったいない。ぜもっともっと多くの人に観てもらいたかったなぁってこと。　帰りには出演者に出口でお見送りしてもらい、そのときに撮りました。左が福本清三氏、右が峰嵐太郎氏です。（携帯なので画像かなり悪いです、残念）　　

  2006年01月16日

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  新世界紀行　『大西ユカリと新世界　感謝ライブ』

  　大西ユカリと新世界が、昨年アルバム『昭和残唱』で、レコード大賞のアルバム企画賞を受賞しました。それを記念しての感謝ライブが通天閣のイベントスペースありました。　さてこのライブ、”感謝”ということで、無料！！朝から並んで、整理券を貰います。1番前の人は、朝4時から並んでた…らしいのですが、私たちはそこまで根性なかったので、11時過ぎに到着。でも無事に整理券を貰えて、ライブまでの時間つぶしにうろうろ…。　本日の通天閣。良い天気でした…人も多かったですけど。えべっさんだからかな、笹持った人や観光客で一杯。スマートボールも将棋も人だかりでした。　ライブは、ほんと真近に観れました！と、いうよりギターの三好さんの真後ろ。なんというか、３６０度をぐるりと回って、お客さんが観れるのです。みんな手を振ったり、話しかけたり、新世界らしいほのぼの。　相変らずのユカリ節。かっこいい、パンチのある声を真近で聴ける幸せ。情感のある歌は、やっぱり心に響きます。　ビリケンさんがステージにマイクを向けてセッティングされてたり、ちゃあんと笑いもありました。　最後はメンバー全員と握手。そして、えべっさんにちなんで特別な笹をもらいました。　　大満足で、ご機嫌に通天閣をあとに。　せっかく新世界に来たなら、串かつを食べにゃぁ…と、しかしどこも外に列が出来るほどの、人人人！有名店は長い列なので、ここは違うところで。　どて焼きに串かつ、おでんにビールを食べて、更に更に満足して、本日は終了。　相変らず、新世界はおっちゃん率が高く、よそでは見た事ないものが一杯ですが、楽しいところで、ユカリさんの歌がよく似合う街でした。

  2006年01月09日

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• 『レ・ミゼラブル』　感動の舞台！

  　昨日は無事？に仕事を終えて、後輩たちとご飯に行って、散々喋ってちゃんと仕事納めしまた。　今週はバタバタだったので、ずーっと書きたかったことを。　少し前ですが、クリスマスの日に『レ・ミゼラブル』を観ました！ほんっとーーーに、良かったです。　『レ・ミゼラブル』を観ると、子どもの頃に読んだ「ああ無情」との違いに驚きます。だって記憶の中にある場面は、はじめの１５分くらいで終わってしまい、その後がメインなのですから。　そして、このミュージカルは台詞はほとんど無く、全編歌なので、一緒に行った友人は「さすがにちょっとしんどいなぁ」と漏らしてました。　でも、だからこそ歌と演技ができないとこの舞台はきつい…俳優の技量が問われます。今回のキャストは素晴らしく、クオリティがとても高かったです。　そしてその中でも光っていたのがジャン・バルジャン役の山口祐一郎。久々の山口さんの歌声に、かなりやられてしまいました。劇団四季在籍時以来なのですが（随分前ですね…）変わらず、いや更に素晴らしい俳優になってました。　まわりもすすり泣きが一杯…。こんなに舞台で泣き声が響くのもあまり無いです。　基本的には、明るいミュージカルが好きなのですが、これは別だなぁ…ストーリーは重いし、暗いし、辛いけれど、何か心にずっしりときて、印象的。　舞台終了後、拍手が鳴り止まず、カーテンコールが何度も何度も続きました。まわりの常連のお客様も驚いていたので、きっとかなり凄かったのかな、客電が点いたのに、また消えてカーテンコールが続き、最後は山口さんと子役の女の子二人で何度も深いおじぎをして、やっと幕。　素敵なクリスマスプレゼントでした。・・・って、ほんの４日前なのに随分前のことのようです。クリスマスが過ぎると一気に年末になり、あわただしくなりますね。　さて今日は年末の買い物と、掃除と、忘年会。早く行動しないと！　

  2005年12月29日

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• 山崎まさよしライブ

  　昨日山崎まさよしのライブに行ってきました。　実は２年ぶり。いつもお誘いを受けて行ってます。さて、今回はまさやん１０周年。そのシングルを集めたアルバムも、なかなか聴けないままだったんですが、とりあえず仕事を終わらせてＧＯ！　今回痛感したのは、やはり座席って大切。というのも、私たちの席はアリーナの５０列目とかなり後ろ。そしてアリーナ席は傾斜なし！その上オーロラビジョンなし！まわりの背が高い人も、低い人も、みんな辛そうに観てました。その上、アリーナの真ん中に、３台もカメラがあってほんと観えない…　そこまでファンじゃない私ですら悲しいのに、これはちょっとあんまりで、残念。そのせいかな、アリーナの後ろ側はあまり盛り上がってなかったように思うのですが…私の思い違いかもしれないですが。でも、正直テンションは上がりきれないまま終了で、かなり残念でした。　前のほうの席だった後輩は「めっちゃ良かった～」と言ってたし。　もちろん、ステージ上は素晴らしい！歌はもちろんいいし、演出も凝っていたし、まさやんの不可思議トークもよかったし。　だから余計残念。大阪城ホールだから音が割れるのは仕方ないにしても、ちょっと…うーん。フェスティバルホールとかだともっと楽しめたかも…ま、アリーナツアーなんで仕方ないですね。　そんな消化不良を抱えつつ、今朝もまさやん聴いてご機嫌に出勤してきました。　月曜からライブに行って、疲れたせいか寝坊したんですけどね。　　　　　

  2005年11月29日

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• 抑圧の美　『リバーダンス』

  　大迫力、大興奮！やっぱり好きだわ…と大満足で昨日観ました。　『リバーダンス』は、アイリッシュダンスをショー化したもので、映画『タイタニック』でも踊るシーンがあったりして、日本でも大人気の舞台です。今回１０周年ということで、いつもは大阪城ホールでの公演を舞台を移して、フェスティバルホールにて行いました。　今回頑張って先行でチケットを取ったので、前から３列目！ダンサーたちが近い！恐ろしい足さばきを堪能！驚きで声もでませんでした。　　アイリッシュダンスは、上体を動かさずにタップを踏みます。表情も無表情で、抑圧された美を表現します。「何もしてないよ」と優雅に水面を漂う白鳥のように足は激しく動きます。　その激しさには、どうしてもアイルランドから感じる荒涼感を覚えずにはいられません。　カソリックの国のアイルランドの抑圧の歴史、移民の歴史、それらを踏まえた激しさに胸を打たれるのです。　　しかしそんなことを考えなくっても、この舞台は凄い！”リバーダンス”（横一列になって踊る）は、素晴らしすぎて、口をぽかんとあけたまま、場内が明るくなってちょっと恥ずかしい思いもしました。　もう１回観たいけど、チケット完売なんですよね。　あと、ちょと自分たちのミスで入る前にいろいろとありましたが、さすが関西ではコンサートホールの最高峰のフェスティバルホール、とても気持ちよく応対して頂き、感謝です。　他のコンサートでの会場スタッフは、アルバイトの方が多く、対応がよくない場合があるのですが、この度のフェスの関係者の方のプロらしい対応は、リバーダンスの匹敵するくらい素晴らしく、本当に感謝。　風邪は完治してませんが、そんな体調の悪さも吹っ飛ぶくらいのよい一日でした。

  2005年10月30日

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• パワフルボイスに圧倒！

  　行ってきました「大西ユカリと新世界　昭和残唱２００５ツアー」へ。　もう、歌声に圧倒！今回のアルバムは、昭和歌謡のカバーということでいつものようなトークは一切無し。ひたすら、、パワフルボイスで歌い続ける・・・感動！　アカペラやドラムだけで歌っても、ものすごくカッコいい！！！　中でも『ヨイトマケの唄』に涙してしまいました。これは丸山（美輪）明宏の歌ですね。オリジナルもぐっときますが、ユカリさんの歌声は、痛いくらいで本当に情景が浮かぶし、素晴らしかった。ユカリさん自身も涙がこみ上げてきていました。あまりにも衝撃だったので、次の曲はぼーっとしてました。　でもアンコールはいつもの、というか、久々にゴーキャッツと一緒に踊って歌ってのエンディング♪今までトークしてなかった分、一気に喋ってたし…　やっぱりたくさんの元気を貰ってライブ終了。こうでなくっちゃ。　今は何でも自宅で手に入るけど、やっぱり生で体験するっていうのは、大切。　ああ、あんな風に歌いたいなぁ。　

  2005年10月15日

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• 癒しは、穏やかさだけではないな

  　昨日、友人に誘われて　”アルパ”を聴いてきました。アルパ？なんだぁ・・・って思いますよね。あまり日本に馴染みの薄い楽器。　ラテンアメリカ系でよく使われていて、スペイン語でハープを『アルパ』というそうです。バラグアイなどでは、ポピュラーなんだそうで…。まず、南米パラグアイなんて、サッカーしか思い浮かばない私。何も知識無く、その分固定観念も無く、聴きにいけました。　『近代民族オンガク主義　Ｖｏｌ．２』というライブで、ニ胡や三線など使ったバンドや、ちょっと不思議な音に結構ヘビィな歌詞のバンドのあと、待っていました、アルパの登場です。　ハープというと、泉のそばで白いギリシャ調の服を来た女性がぽろろん、ぽろろんと弾いているイメージ（すみません、こんなんで）。　それが全く違って、とても躍動感のあふれる、それでいて物凄く透明感のある音。（衣装もジーンズだったし…）　演奏者は、増永雅子さんという、ほんわかとした女性。しかしその美しい指からつむぎ出す音は、激しくも表情豊かで、心に響く。これが、琴線にふれるというのでしょうか（使用方法まちがっていますね）　音はオルゴールに少し似ているかな、と初め思いましたが、そんな平坦ではなく、奥ゆきがあって彼女の人生が、メロディの乗っているようで素晴らしい！　癒しの音楽は時として、眠気を誘うような穏やかなものが多いけど、そうじゃないな、歌詞は無くてもこの増永さんの演奏するアルパは、心を癒すというより、元気になれるそんな音楽です。　そしてステージを終えた彼女は、さらに可愛らしい方でした。ＨＰ⇒http://www.masunagamasako.com/ 音楽っていいですね。ああ、ゴスペル歌いたい！

  2005年10月02日

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• シカゴ！ブラボー！！！

  　ミュージカル『シカゴ』を観て来ました！ブロードウェイオリジナルキャスト版です。　映画でのシカゴも好きだし、去年ロンドンで観たのもよかったので、本当に楽しみで、先週はずーっとサントラ聴いての出勤したました。　いやぁぁぁぁぁ、楽しい！シカゴは『ＡＬＬ　Ｔｈａｔ　ＪＡＺＺ』なんて有名な曲があり、オープニングはそれからなので、ぐーーーっと引き込まれる。ボブ・フォッシースタイルと呼ばれる、帽子を使うダンス。　　バネのような体躯の俳優陣。伸びる声…そしてパフォーマンスの素晴らしさ。観てるとぞくぞくとして、涙があふれそうになりました。　映画とは全く違う（ストーリーは同じなんだけど）舞台ならではのセット展開。これを書きたいけど、自分自身これを初めて観て驚いたのでいつか観る人のためにお楽しみにおいておきますね。　私が観たのは日本公演最終日だったせいか、とっても盛りあがって、カーテンコールもしっかり答えてもらえ大満足で、ご飯を食べに行きました。　とても気分がいいので、ご飯もワインもとっても美味しいこと！重ね重ね大大満足！！　やっぱりライブはいいですね。はぁぁぁぁ、ブロードウェイでもウエストエンドでも観に行きたい！　来月は『リバーダンス』だ…っとその前に自分が舞台に立つんだったな、こんな風に観客の心に響くような歌を届けれたらいいなぁ。

  2005年09月11日

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• 南国気質・北国気質

  　生まれた場所に関係なく、体質というか性格というか…ま、単純に趣味・好みでこの”南国気質”と”北国気質”に分かれるように思うのですが・・・。　日曜に”セウ・ジョルジオ”のライブに行きました。ブラジルの元々はヒップホップグループにいて…音楽って詳しくないので、上手く表現できないですが、「ブラジル音楽の新しいスター」だそうです。映画　『シティ・オブ・ゴッド』や『ライフアクアティック』にも出演してます。　その彼の、かなり楽しく踊れて、どこかゆるい音楽。そしてかなりのパフォーマーなので歌ってる表情とかくるくると変えて、そこもまた良し。　しかし…前日スパニッシュケルトを聴いていた私は、好みとしては、ブラジルよりケルトだな、と思った次第。　ケルトの、荒涼として自然を感じる音楽がとても好き。ブラジルの、物悲しい感じもいいけど…なんだろう、あの温度が嫌なのかな。　で、タイトルの「南国気質・北国気質」に戻ると、南国タイプは、きっと海が好きで、ゆるい感じのものが好き。流行に敏感で、マリンやウインタースポーツ、クラブなんかも好き。北国タイプは、草原とかヒースとかが好きで、割ときっちりした感じが好き。どちらかというと、一人でも過ごせるタイプ。　。。。などど、勝手に決めましたが、決して性格の暗さ・明るさではなく（生まれてこの方「暗い」と言われたことないです、私）もっているものとか、共通の好みというか…　まとまらないので、しばらくリサーチしてきます。　ところで、東京の皆さん、セウに会いたかったら、今日と明日渋谷クラブクアトロでライブしますよ！

  2005年09月01日

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• バグパイプの魅力

  　昨日、カルロス・ヌニェスのライブに行ってきました。『かわちながの世界民族音楽祭』にての演奏。　毎年いろいろなアーティストが訪れる、知る人知るぞ知る夏のイベント。最近ではアイリッシュのアルタンやキーラ（矢井田瞳とコラボしてます）などが参加してました。　今年は、映画『海に飛ぶ夢』の音楽を担当、それに『星になった少年』の坂本龍一作曲の主題歌を演奏しているスペインのガイタ（スペインのバグパイプ）奏者、カルロス。　スペイン北西部ガリシアは、ケルト文化圏なんだそうで、スパニッシュとケルトの融合した、不思議な音楽。　彼一人で、パグパイプだけでなく、いろいろな笛（知識ないので…）を次々に演奏。　あまりの綺麗な音色に、呆然。こんな音楽があったのだと、感動しました。　ラストは、完全にアイリィッシュ！すごい盛りあがりで、気分良く終演。　終演後、サイン会があったのですがひとりひとり丁寧に応対、感想なんかを話したりしました。そして、やはりラテンの男性。女性にはすべて”キス”してました。　思わず照れちゃいました。　さて今日はブラジル音楽聴いてきます。

  2005年08月28日

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• はじめて観たライブ

  　運転中に聴いていたｆｍ８０２で、リクエストとともに募集していた　「はじめて観たライブは何ですか？」結局応募できなかったので（運転中ですから）こちらに書いてしまいます。　私のはじめてのライブは、尾崎豊です。今は姿を変えた、大阪球場のバックネット越しに、初めて歌うＯＺＡＫＩを観た感動は、他の何とも例えられないものでした。　当時、毎晩ＯＺＡＫＩを聴いていて、人生や将来に不安と期待を、とても真剣に考えていました。そんな時に出会ったＯＺＡＫＩは　「若者の代弁者・教祖」と呼ばれていましたが、私から見ると、とても壊れやすい、傷付いた人なのだと感じ、「守ってあげないと」とえらそうに思ってました（ははは）　その彼のライブ。『１５の夜』のピアノの前奏を弾き出した時は、思わず涙が。見上げた夜空に、流れ星がひとつ流れ落ち、まるでドラマのようでした。　あんな風に真剣になったアーティストは他に無く、ましてライブ後の感動を手紙にしたためたこともありません（ははははは）　恥ずかしいことだらけですが、でもそんな時代を持てたことはちょっとよかったのかも…と今では思います。　最近では、自分がゴスペルなどでステージに立っているのに、あの時の胸の高鳴り以上のものはありません。（観るだけだったのに…）　あなたのはじめてのライブは？印象に残った曲は？よかったら教えてくださいね。

  2005年08月16日

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• よっ！中村屋！！　『七月大歌舞伎』

  　見事です…『中村勘三郎襲名披露講演』（松竹座）行ってよかった～としみじみと感じ入りました。日本人でよかった…（本日少し長めですので、お時間のある方どうぞ）　演目は『宮島のだんまり』『大津絵道成寺』『野田版研辰の討たれ』。『宮島』は、口上の意味もあって、舞台の途中に芝翫・勘三郎・仁左衛門が三人並んでの、襲名の口上を。拍手喝采・「中村屋！」の声・声・声。　この客席との掛け合いが好き。歌舞伎のいいところ。そしてこの作品はオールスターキャストで衣装競演。豪華絢爛、役者を追うだけで精一杯（”だんまり”なので台詞はない）これにて休憩。　『大津絵道成寺』は娘道成寺のパロディ版。鴈治郎が五役を早変わりでこなし、立役・女形を見事に演じる。これぞ歌舞伎、常磐津連中（三味線など弾く人達）の裃にも”成駒屋”（屋号です）の変わり紋を染め抜いてあったりして、細かいところまで、粋です。　あの色っぽい手先の動き…羨ましい限り。そして休憩。　『野田版研辰の討たれ』は野田秀樹、脚本・演出。一種の仇討ものですが、討たれる側の研ぎ師あがりの侍・辰次（勘三郎）が主役。　野田秀樹の舞台と同様、台詞・台詞・台詞。そして、舞台転換の早さと役者の動きは、従来の歌舞伎と違ってまさに野田演出の真骨頂。　喜劇なので、観客も手を打っての大笑い。勘三郎の喜劇はやはりおもしろい、関西でも人気があるのはうなづけるな。　江戸歌舞伎好きには、かなり勝手が違うとは思うけど、初めて観る人には観やすいかも。　それに役者陣が有名どころ満載。福助・三津五郎・橋之助・染五郎・扇雀・・・ほらこれだけあげてもテレビで見た事ある人ばかりでしょ？　最後は歌舞伎には珍しい？のかな、　カーテンコールがあり、大満足で劇場をあとにしたのでした。　問題のお洋服…白のシャツに麻のパンツ。なんだか普通で行きました。　でも、さすが絽の着物を着た方や、白や紺の麻のスーツの方や、多かったのが（夏だから？）花柄ワンピース。持ってないよ…花柄は。冬には着物で行きたいなぁぁぁ。　帰りに丁度、”新歌舞伎座”も終演だったようで、お客さんとぶつかりました。杉良太郎公演ですね、こちらは。花柄着てる人多数でしたが、こっちはいかにも「大阪のおばちゃん」の華やか（派手？）な軍団でした…これにはちょっとトライするには、早すぎるな。　　　

  2005年07月18日

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