サンク・オ・ピエ、プレクリスマスコースの詳細ですよ!
Cinq au pied.Avant Noel 2020サンク・オ・ピエ、プレクリスマスコース¥9000(税別)ご予約限定コースです。12月1日より12月17日まで(3日前までにご予約ください。お昼の時間帯でも対応いたします。)Foie gras et Cochon Noir en croute froide.フォアグラと黒豚の冷製パイ包みPoisson du jour et Queue de Homard en Bouillabaisse.本日の白身魚とオマール海老テールのブイヤベース仕立てMagret de Canard roti et Foie gras chaud Rossiniフランス産マグレ鴨とフォアグラのロッシーニ風Fondant au chocolat VALRHONA MANJARISMousse de fraises,creme Chantilly au cointreauGlace au caramel et au beurre sale,Pierre Helmeヴァローナ社のマンジャリのショコラ・フォンダンイチゴのムース、コアントロー風味のクリーム塩キャラメル風味のアイスクリーム、ピエール・エルメ風Cafe de SAKMOTO pour Menu Avant Noel ou the , 2pains さかもとこーひーのプレクリスマスブレンド 又は紅茶 、2種のパン Foie gras et Cochon Noir en croute froide. フォアグラと黒豚の冷製パイ包み 前菜です。かなりのボリュームです。フォアグラを室温に戻し柔らかくしてから塩胡椒してラップに包んで丸く成型して冷蔵庫で冷やし固めたものを黒豚のミンチで包んで、キノコのデュクセルを入れてパイで包んで焼き上げてから冷やした料理です。濃い目の鳥のコンソメジュレとトリュフを添えてあります。美味いですよ!これには、、、Alsace Geverztraminer LETZENBERG 2012 Domaine Vincent Fleith アルザス・ゲヴェルツトラミネール、レツェンベルグ、ヴァンサン・フライトを合わせました。 アルザスの代表的自然派ワインの作り手のヴァンサン・フライトのゲヴェルツトラミネールの品種の特徴をよく活かした作りです。レツェンベルグという特別区画の上級キュベが8年の熟成でより味わいが深くなっています。ライチや花の香り、微かに胡椒や山椒などのスパイス香があります。滑らかさと程よい甘味がフォアグラを引き立てます。 白身魚は皮目をカリッと焼いたポワレ、オマールはオーブンでローストします。スープは真鯛、金目、ホウボウ、尾長鯛、ハタなど味がよく出る白身魚の頭などを使って出汁を取ってあります。これはもう美味いですよ!魚を仕入れたときに頭や骨などを冷凍して取っておいてある程度たまると仕込んでいるスープです。冷蔵庫に入れるとコラーゲンでがっちり固まってしまいます。煮凝りですね。美肌に良いですよ。これには、、 CASSIS rosé 2014 Domaine La Fereme Blanche カシ・ロゼ、ドメーヌ・フェルム・ブランシュ ブイヤベースの本場は港町マルセイユ。そのマルセイユから東に30キロの海の見える丘にある畑です。グルナッシュ、サンソーで作られる地元のブイヤベース御用達ワインです。 Magret de Canard roti et Foie gras chaud Rossini フランス産マグレ鴨とフォアグラのロッシーニ風 メインですね。マグレ鴨は、ミュラール種という北京ダックとバルバリー鴨の掛け合わせで、フォアグラ生産用の鴨です。ガバージュと言って、強制的にトウモロコシを与えて肥育して、フォアグラを作った後の鴨の胸肉をマグレと言います。ガバージュが虐待と言いう人もいますが、実際はまず子鴨の時から放牧してよく運動させて健康に育てます。肥育に入ると、薄暗い鳥小屋に入れて(鳥は暗いとあまり目が利かないのでおとなしくなります)のどに管を通して少し脂肪分で滑りを良くしたトウモロコシを与えていきます。フォアグラは脂肪肝ですが、頑健に育った鴨が肥育されるので、イメージとしては強いお相撲さんの肝臓という感じ、ただの肥満の病気の肝硬変とは違うわけです。ガバージュするときも一羽一羽名前を付けて呼びかけながらやるようにする生産者や鳥小屋にモーツァルトなどの良い音楽を流すこともあるそうです。もともと、鳥はものを食べるときは丸呑みです。食道を通って、砂肝に食物が入ってそこですり潰してから、胃に送るんですね。ですから、トウモロコシを強制的に与えても上手な人が作業すると鴨はそれほど苦痛は感じてないようです。 ロッシーニ風というのは、オペラ作曲家のロッシーニがフォアグラとトリュフが大好物だったことによります。マデラ酒(ポルトガル領マデラ島の甘いワイン)を使ったソースにトリュフを散らして仕上げます。これには、、 Cote de Bergerac EBENE 2014 Château Les Hauts de Caillevel コート・ド・ベルジュラック・エベヌ、シャトー・レゾー・ド・カイユヴェル フランスでのフォアグラの主要な産地は西南フランス地方です。ベルジュラック地区はまさにその代表的な生産地の一つ。そしてマグレ鴨は、フォアグラを作るために肥育した鴨で当然同じ地区のものです。そしてこのワインは、フランスのフォアグラ・バイヤーたちが集まる地元レストランのおすすめワインです。つまり、フランスのフォアグラのプロたちが認めたフォアグラとマグレ鴨に合うワインというわけ、、。最高に決まってますね! Fondant au chocolat VALRHONA MANJARIS ヴァローナ社のマンジャリのショコラ・フォンダン Mousse de fraises,creme Chantilly au cointreau イチゴのムース、コアントロー風味のクリーム Glace au caramel et au beurre sale,Pierre Helme 塩キャラメル風味のアイスクリーム、ピエール・エルメ風 デザートです。 ヴァローナは、フランスの最高級ショコラ。そのマンジャリという銘柄は、後味がイチゴのような香りと酸味が特徴です。やや半生に焼き上げたチョコラフォンダンです。イチゴのムースには、オレンジリキュールのコアントローで風味をつけたホイップクリームとイチゴをのせて、天才パティシェ ピエール・エルメのレシピによる究極的塩キャラメルアイスクリームです。美味いですよ!アイスクリームをショコラフォンダンにのせて食べるとさらに美味いです。これにはもちろん、、 さかもとこーひーのサンク・オ・ピエ、プレクリスマス専用ブレンドです! -バークレー・ロースト -グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン -グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス -グアテマラ・サンタクララ という豪華なブレンド。 先日、さかもとこーひーの新しい深煎りブレンド、バークレーローストをいただいたのですが、、 深煎りコーヒーというと、普通のコーヒー屋さんの店頭でよく見るフレンチローストやイタリアンローストって、たいてい脂でギトギト光ってますよね、、。ところが、さかもとこーひーで脂光りした豆を一度も見たことがないです。坂本さんにそう言うと、「焼き過ぎて焦がしちゃうと、脂が出るんですよ。」と、そのギリギリ手前で止めないとただ焦げた苦いだけのこーひーなってしまうんですね。その加減は、このアイスクリームのカラメルの煮詰め方にも共通するものがあります。焦げるギリギリ手前まで追い込まないと美味しくないのですが、焦がしてしまうとひどい味になります。その辺の火入れの正確さは、坂本さんと私の共通点で、話が合うんです。