最近入荷の新顔ワイン
涼しくなって、猫はますます良く寝ます。もうすぐ1kgに届きそうです。涼しくなるとワインが美味しくなってきますね!そういうわけで、サンク・オ・ピエでは、秋に向けて新しいワインを仕入れました。 まずは、うちの人気ワインアメリカワシントン州のダックポンドセラーのカベルネのヴィンテージが2004年に変わりました。味わいは前の2003年よりも端正な感じで、相変わらず美味しいです。 こちらは、シャンパーニュ。ルコルタン・マニュピランのブラン・ド・ブランでミシェル・ツルギー。ブラン・ド・ブランと言えば、有名なSalonという銘柄がありますが、あれは小売価格で4~5万しますね。ということは、レストランでは10万以下といことはないでしょう。とても飲めませんねぇ、、。一時に比べればだいぶ安くなってきたのですが、それでもやはり高いです。このシャンパーニュは、Salonに匹敵するとまでは言いませんが、かなりいい線いってます。サンク・オ・ピエ価格¥11,500です。グランクリュ(特級)100%ですからかなりリーズナブルだと思います。 サンタベルという会社のブルゴーニュの白です。世界の白ワインの聖地ル・モンラッシェの畑のすぐそばのサントーバン地区のブドウを使って仕込まれているので、素性はとても良いようです。ミネラル感がたっぷりで、キレが良いすっきりした味わいです。これからの時期生牡蠣なんかにも合いそうですし、魚料理やあっさりした鶏の料理にも使えそうです。サンク・オ・ピエ価¥4,350です。水っぽくないまともなブルゴーニュで¥5,000を切るのは貴重だと思います。このワインは赤もあります。値段も同じで、クオリティーも高いです。 ル・オー・メドック・ド・ジスクール2004年。ボルドーのオー・メドック地区のマルゴー村にある第三級格付けのシャトー・ジスクールが近くの別畑で作るワインです。栽培も醸造も本家のジスクールと全く同じで、丁寧に作られています。ジスクールをレストランで飲むなら、2~3万が相場でしょうが、これはサンク・オ・ピエ価格¥5,300です。2004年は早く熟成しそうな年ですから、もう飲んでも良いころですよ。 これは、ボルドー・スペリュール1999年。10年熟成古酒です。シャトー・サンクリックは無名の小さいシャトーなんですが、収穫はすべて手摘みで行い、さらに手作業で二度も選別をかけるという普通なら超一流シャトーでしか行わないような丁寧な仕事で、腐敗果や未熟果を取り除いて仕込まれています。10年たっていますが、まだしっかりと果実味もあり、熟成感のある滑らかな味わいも楽しめます。しかも、サンク・オ・ピエ価格¥5,600。これはお得ですよね。 ボジョレー・ヌーボー、今年の解禁は11月19日です。現地情報によると7月までは涼しく冷害が心配されましたが、8月に好天が続き一気にブドウが熟し大変良い作柄だそうです。7月までの涼しさがかえって好影響でワインには適度な酸がのりバランスの良い味わいに仕上がりそうだという話でした。 今年は、今まで毎年使っていたボジョレー・ヌーボーの銘柄を一新しまして、ボジョレーでもっとも力強いワインができるモルゴン地区の作り手ペール・ギヨのワインを予約しました。この作り手は、あのワインコミック神の雫でも取り上げられた秀逸なドメーヌです。 それから、いつもボジョレーを二銘柄用意していましたが、今年は一銘柄を南仏ラングドック地方のプリムール(新酒)にしてみました。今年の南仏は大当たり年!素晴らしい果実味と南仏ならではの力強さも期待できます。それから、白ワインのプリムールも少し入れてみました。 今年もボジョレー・ヌーボーのコースをやります!ご期待ください! サンク・オ・ピエでは、ワインの味やタイプに合わせて10種類以上のグラスを使い分けています。グラスの大きさや形、ワインの温度などでワインは美味しくも不味くもなってしまいますからね、、、。