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テーマ:バイクレース(574)
カテゴリ:バイクレース
MotoGPクラスの決勝レースは気温27度、路面温度43度のドライコンディションで争われた。好スタートを切ったのはアンドレア・ドビツォーゾ(ドゥカティ)だったが、1周目の3コーナーでロレンソはトップに浮上。マルク・マルケス(ホンダ)が2番手、ドビツォーゾが3番手で続く。 ロレンソは1周のコントロールラインをトップで通過するが、2周目の3コーナーでマルケスがトップに浮上。ここからマルケスがレースをリードする。 4周目の段階で、トップ争いの3人と4番手につけたカル・クラッチロー(ホンダ)との間に1秒半近い差ができ、マルケス、ロレンソ、ドビツォーゾの3人が抜け出してトップ集団を形成。そのなかでマルケスが少しずつ二人との差を広げていくが、中盤に入ったころにはその差が少しづつ縮まり始める。 18周目のコントロールライン上でロレンソがマルケスを交わしてトップに浮上。続く1コーナーではドビツォーゾがラインを外し、ふたりとの間にギャップが生まれる。 3コーナーではマルケスがロレンソを交わしてトップに立つが、9コーナーではロレンソが再びトップに。この時点でふたりとドビツォーゾとの間にはコンマ5秒前後の差ができ、終盤に入った22周目あたりではドビツォーゾがトップ争いから脱落。ロレンソとマルケスとの一騎打ちとなる。 ロレンソは終盤のトップ争いをリード。マルケスが追う展開となる。26周目の3コーナーでロレンソがラインを外す間にマルケスがトップに浮上するが、9コーナーでロレンソがマルケスのインを厳しくついてトップを奪還。終盤を迎えてトップ争いはふたりの激しいバトルとなる。 27周目の3コーナーでマルケスがロレンソのインを突いてトップに立つが、27周目のコントロールライン上でロレンソがスリップから抜け出して前に出て、最終ラップに突入。マルケスは3コーナーでインを突くが、ロレンソに抑える。 ふたりはテール・トゥ・ノーズのままゴールラインをめざし、ロレンソはマルケスに勝負をしかけるすきを与えず、そのままトップでチェッカーを受け、今シーズン3勝を達成した。 マルケスはコンマ130秒の僅差で2位、ドビツォーゾは最終的にマルケスから1秒5遅れの3位でゴールした。 4位にカル・クラッチロー(ホンダ)、5位にダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が入賞。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は14番グリッドから追い上げ6位に入賞。7位にダニ・ペドロサ(ホンダ)、8位にアレックス・リンス(スズキ)、9位にヨハン・ザルコ(ヤマハ)、10位にアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)の順で続いた。 中上貴晶(ホンダ)は終盤まで16番手を走っていたが、残り2周でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)を交わして、ルーキートップ、フランスGP以来のポイント獲得となる15位に入賞した。 チャンピオンシップ争いではマルケスがランキングトップをキープ。59ポイント差のランキング2位にロッシが続き、優勝したロレンソがロッシと12ポイント差のランキング3位に浮上。ドビツォーゾはランキング4位に後退したが、ロレンソとの差は1ポイントと僅差だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.13 12:16:28
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