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2019.03.11
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カテゴリ:バイクレース

MotoGP第1戦カタールGP Moto3クラスの決勝がカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、鳥羽海渡(Honda Team Asia)がMoto3クラスとしては日本人初となる優勝を飾った。
3番手フロントロウからスタートした鳥羽は序盤にポジションを落としたものの、6周目にはトップ争いに加わり、ニッコロ・アントネッリ(SIC58 Squadra Corse)やロレンツォ・ダラ・ポルタ(Leopard Racing)やアロン・カネト(Sterilgarda Max Racing Team)などと何度も何度も激しくポジションを奪い合った。さらに中盤にはこのトップ争いに、後方から追い上げてきたロマーノ・フェナティ(Snipers Team)が加わる。
鳥羽が先頭を走ったかと思えば次のコーナーにはトップが入れ替わる激しい優勝争い。鳥羽はこの激戦のなかで、3番手以内をキープする。そんななか、優勝争いを展開していたフェナティが、15周目でロングラップペナルティを受け、ポジションを大幅に落とす。フェナティはこのペナルティにより優勝争いから脱落した。
苛烈な戦いは最終ラップにまで持ち越された。ラストラップ、最初にコントロールラインをトップで通過したのはダラ・ポルタ、しかし1コーナー飛び込みで鳥羽がトップを奪う。ダラ・ポルタは5コーナーで鳥羽に仕掛けるが、鳥羽はこれを堅守。トップを譲らない。しかしダラ・ポルタは続くコーナーで鳥羽インに飛び込むと、トップに浮上する。
最終コーナー飛び込みではダラ・ポルタがトップ、鳥羽は2番手。しかし鳥羽はダラ・ポルタの背後にぴたりとつけていた。鳥羽は最終ラップに入るときにも、最終コーナーからの自身のマシンの伸びを確認してた通り、鳥羽はダラ・ポルタの背後でコーナーを立ち上がると、ダラ・ポルタのスリップストリームを利用して一気に加速。ダラ・ポルタを抜き去りコントロールラインをトップで通過し、見事、優勝を飾った。
最軽量クラスで日本人ライダーが優勝を飾るのは2007年カタルーニャGPの小山知良以来、Moto3クラスとしは初の快挙となった。





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Last updated  2019.03.11 00:06:30
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