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テーマ:F1ニュース・レース(2364)
カテゴリ:2021フォーミュラ1
いよいよ開幕する2021シーズン。
ワークスホンダPUの最終シーズンであり、ホンダ秘蔵っ子の角田裕毅選手のデビューでもある。 今迄の日本人レギュラードライバーにはない才能の持ち主である角田選手には、大きい期待がかかる。 Q1 ハース 2台、ウイリアムズ 2台は Q1突破は難しそう。他チームからどの1台が脱落するのかという争い。その2チーム4台がセッション開始と同時に新品ソフトタイヤでコースインしタイムアタックを開始した。 ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)はターン4のトラックリミット違反を犯してアタックを断念、ニキータ・マゼピン(ハース)はターン13でスピンを喫してピットへと戻った。ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)もアタックを完了せず、4台のうちミック・シューマッハー(ハース)が1分33秒861のタイムを記録した。 5分が経過したところで各車がソフトタイヤを履いてコースインしアタックを開始。最終コーナー手前ではアタックに向けてギャップを作るマシンでトラフィックが発生しており、フェルスタッペンは隊列の最後方、そしてアルファタウリ・ホンダの2台は前とギャップを開けて角田裕毅が最後にコースイン。 フェルスタッペンがターン2出口でワイドになり縁石に乗ってしまう。それでも1分30秒499のトップタイムを記録。そしてタイムアタックをほぼ完璧に決めた角田裕毅が0.108秒差の2番手タイムを記録。ルイス・ハミルトン(メルセデス)が3番手、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が4番手、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が5番手につけた上位をホンダ勢が占める。 残り5分を切ったところで各車が2回目のアタックへ向かい、続々とタイムを更新。ここでターン1でスピンを喫したマゼピンがタイムを更新できず最下位、19番手シューマッハー、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)が18番手、ラティフィ17番手、黄旗のせいでタイムを更新できなかったエステバン・オコン(アルピーヌ)が16番手でQ1敗退。 Q2 セッション開始からしばらくは各車がピットガレージで待機する。2分が経過したところでメルセデスAMGがミディアムタイヤを履いてコースイン。レッドブル・ホンダ勢、マクラーレン勢、アルファタウリ・ホンダ勢もミディアムでこれに続く。アルファタウリ・ホンダ勢はトラフィックを避けて遅めのコースイン。 メルセデスAMGがペースを上げてハミルトンが1分30秒085のトップタイムを記録。フェルスタッペンは0.233秒差の2番手、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が0.474秒差の3番手となり、これに次ぐタイムを記録したペレスはターン4のトラックリミット違反でタイム削除に。 ミディアムのマクラーレン勢が速さを見せ、ダニエル・リカルド(マクラーレン)がタイム削除となったにも関わらずアルファタウリ勢は8番手・9番手にとどまった。 残り4分で各車が2回目のアタックへ。マクラーレン勢がソフトタイヤでコースインする一方で、ここでもメルセデスAMG勢とアルファタウリ勢、そしてペレスはミディアムでタイムアタック。 ガスリーが大きくタイムを更新したのに対して角田は0.1秒しか更新できずガスリーの0.690秒落ちとなり、13番手で予選Q2敗退。ただしこれは決勝に向けてタイヤ戦略を優先した結果とも言える。2回目のアタックでフェラーリ勢が1-2に立ち、マクラーレン勢はソフトタイヤでタイムを記録してQ3ヘ進む。 Q2をミディアムで通過したのはメルセデスAMG勢、フェルスタッペン、ガスリーの4台のみ。 15番手ラッセル、14番手ライコネン、13番手角田、12番手アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、そしてミディアムタイヤでタイムを伸ばしきれなかったペレスが11番手というQ2敗退となった。 Q3 今シーズン Q3はメルセデスの2台に対し、レッドブル陣営のレッドブルのフェルスタッペン、ペレス アルファタウリのガスリーの3台。コースによっては角田も絡み、4台での戦略に成り得る。 1回目のアタックでは、フェルスタッペンやハミルトン、ガスリーが新品ソフトタイヤを履いてコースインする。新品が1セットしか残っていないボッタスやマクラーレン勢、サインツJr.は中古のソフトタイヤを履いてアタックし、チャールズ・ルクレール(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)はアタック回数を1回のみとしてピットで待機する。 新品ソフトのフェルスタッペンが1分29秒526でトップ。ハミルトンは0.023秒の僅差で2番手。ガスリーは0.488秒差で3番手、中古タイヤのボッタスは0.690秒差の4番手となった。その後方にはサインツJr.、リカルド、ランド・ノリス(マクラーレン)と続く。 残り5分でストロールがコースインし、残り3分半で全車が新品ソフトタイヤで最後のアタックへと向かい、メルセデスAMG勢、ガスリー、フェルスタッペンの順で最後のアタックラップへと入っていく。 ここでメルセデスAMG勢は最後に隠し持ったPUモードを解禁し、ボッタスが1分29秒586、ハミルトンが1分29秒385とフェルスタッペンのタイムを塗り替えていく。 ところがホンダもファイナルモード解禁でフェルスタッペンが、なんと1分28秒997というとてつもない速さを見せ、0.388秒もの差を付けて再逆転しポールポジションを獲得した。 2番手にハミルトン、3番手ボッタスと続き、4番手にはフェラーリのルクレール、アルファタウリはガスリーが5番手となった。6番手リカルド、7番手ノリス、8番手サインツJr.、9番手アロンソ、10番手ストロールという結果になった。
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Last updated
2021.04.05 19:09:12
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