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テーマ:F1ニュース・レース(2364)
カテゴリ:2021フォーミュラ1
FP1から3時間ほど後に実施されるP2。気温13.6度、路面温度25.2度と、依然として低温状況だ。
FP1でトラブッた角田裕毅の対策も取られ、FP2前にESとCEを交換した様子。 ATのエンジニアチーフのジョナサン・エドルズは 「今週末、我々はここにいくつか新しいコンポーネントを持ち込んでおり、レースに先立って有効にしておきたいので、裕毅のマシンでいくつか空力テストを実施した。残念ながら、裕毅のマシンのPUに問題が発生し、FP1での走行が限られてしまったので、彼はそれほど速くにスピードを上げることができなかった」 「FP2に向けてさらに彼のマシンにいくつか変更を加えたが、今はすべてが正常に戻っているようだ。それはポジティブなことだ」と話した。 序盤はフェルスタッペン、メルセデスの2台、そしてフェラーリの2台が、僅差で首位を奪い合う展開となった。彼らの後ろ6番手には角田がつけている。午前中エステバン・オコン(アルピーヌ)と接触したペレスは、やや出遅れて7番手だ。
そんな中、最終コーナーを立ち上がったフェルスタッペンが、「リヤの何かが壊れた」と伝えながらスローダウン。メインストレートを過ぎたところで止まってしまった。 RB16Bは駆動系に弱点を抱えているかもしれない。開幕戦バーレーンGPの決勝レースでも、フェルスタッペンはデフトラブルに見舞われている。 フェルスタッペンがマシンを止めた場所が悪く、ピット先の位置だった。 現在の新設計のコースであれば、クレーンのままピットまで戻るわき道が設置されてるが、イモラ、スパ、鈴鹿などのオールドコースは、マシンを吊ったまま、ピットへ戻れない。(鈴鹿は東コースは出来る様に改修) 一旦、公道に出て、パドックゲートを通るコースで戻ったため、P2残り10分では修復して、チェック走行まで行けず、マックスはP2復帰を諦める。 フェルスタッペンが消えてから、それまでの上位勢はさらにタイムを伸ばし、トップのボッタスは1分15秒551、ハミルトンが0.1秒遅れで2番手。3番手のカルロス・サインツJr.(フェラーリ)以下は、1秒以上の大差を付けられた。一時3番手タイムを出したガスリーは、ターン9ではみ出しタイムを抹消された。6番手タイムだった角田も、同じターン9でタイム抹消となった。 ソフトタイヤを履いたウイリアムズのニコラス・ラティフィが、一時5番手タイム。イモラのコース特性が合っていることもあるが、今季のウイリアムズは確実に戦闘力を増しているように見える。 セッション中盤には、ガスリーが1分15秒629でハミルトンに0.043秒差をつけて2番手。角田も1分16秒419で6番手まで順位を上げた。アルファタウリの速さが際立つ展開だ。 ソフトタイヤが驚異的に保ちがよく、各車はアタックを繰り返しタイムを縮め続けている。残り時間20分辺りから、各車ロングラン走行に移行した。ソフトタイヤとミディアムタイヤが、ほぼ半分ずつ。決勝レースでも、ソフトの保ちが重要なカギを握りそうだ。 メルセデスは2台とも、ミディアムでロングランを行っている。フェラーリはソフトとミディアムに分かれ、アルファタウリは2台ともソフト。ガスリーは終盤、ミディアムのロングランにもトライした。1台だけで走っているレッドブルのペレスは、ミディアムで周回。フェルスタッペンのコース復帰はならなかった。 チェッカー直前、ロングラン中のルクレールが、最終コーナーで飛び出してウォールに衝突してマシン前部を大破した。「プッシュし過ぎた」と、ルクレール。赤旗中断となって、セッションはそのまま終了した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.18 14:54:22
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