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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
無事に完成したECL84 シングル・パワーアンプは、
一晩通電して問題がない事を確認できました。 初期不良の殆どはこの通電で発生するので、 整流ダイオードやCR類に問題は無いでしょう。 今日はオシロで入力ショート時の出力波形を確認し、 測定限界以下のノイズのみが出ていることも確認。 A補正のノイズ電圧は、Lchが10uV、Rchが15uVとまずまずの低ノイズです。 そこで、ちょっと音楽を観賞してみました。 果たして第一印象は?? 驚いたのは、低域の質感です。 非常にダンピングが効いており、このサイズの出力トランスからは 想像できないほどの筋肉質な低音です。 ティンパニの皮革はパリッと乾いた質感で、音程もハッキリ聞こえます。 全体的に明るめなサウンドで、ヴォーカルの芯もやや太めです。 高域は若干シャープさがあるものの、嫌みな感じはしません。 信号経路に大容量の電解コンデンサを使用しているので、 音が安定するまで数日は必要でしょう。 特に低域の量感と高域の素直さは、これから増していくはずです、経験から。 そこから音質を調整していこうと思います。 調整が完了しましたら、ラクマSHOP Bacchus Antiquesに出品致します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 10, 2021 10:09:21 PM
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