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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
完成して数日、エージングもこなれてきた感のECL84 シングルアンプ。
出力段局部帰還に、ニチコン 2200uF16V KAが使用されている。 今までの印象は、中庸でどちらかと言うとクールな感じ。 そつなくまとまりの良い雰囲気とでも。 次に、エージング済みのニチコン 8200uF10V LXZに交換。 手落ちの関係で容量と耐圧はこれしかないので、厳密な比較にはならないが、 傾向はつかめるだろう。 こちらは一転、低域が出るときはズバッと力強く、KA以上に筋肉質。 ティンパニなんか、出力トランスの見た目以上に生意気な鳴りっぷりである(笑) スピード感があるとでも言えよう。 キャッチーな音の傾向で、ある意味解りやすいとでも言える。 次はニチコン 3300uF16V FGに。 今度は低域の主張がやや後退した感じ。 フォーカスも僅かに甘い感じだが、聴きやすい音質は高評価。 かといって、LXZが耳に刺さるという感じでもなく。 美音という評価では、FGが一番。 これは最早、好みの範疇だろう。 意外な音を出すLXZに、今回は軍配が上がった感じ。 次回は、カップリングコンデンサに手を加える。 調整が完了しましたら、ラクマSHOP Bacchus Antiquesに出品致します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 5, 2021 06:39:03 PM
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