悔しいけど...やれる!~上村愛子と里谷多英とモーグルとオリンピックと。
悔しい~!モーグル、メダルなし。愛子ちゃんの滑りは、神がかってたし、感動的だった。だけど、そのあとの4人中失敗しなかった3人とトラー(TRAA Kari)、神がかりすぎ...愛子ちゃんの直後に滑ったローク(ROARK Michelle)が失敗してくれたので、「もしや」と思いながら祈ってたのに、祈りは届きませんでしたねえ。きっと、見てた人はみな同じ思いだったでしょう。それにしても、決勝の結果を改めて見ると、金メダリスト ヘイル(HEIL Jennifer)のスコア、圧倒的過ぎる... 愛子ちゃん、エアだけなら3番目にいいスコアなのに、それだけを比べても0.7ポイントも差をつけられるなんて...そして、銀メダリストのトラー。長野、ソルトレイクのときに比べたらピークをとっくに過ぎてるはずなのに、これだもん...さらに、ターンのスピードで圧倒した銅メダリストのローラ(LAOURA Sandra)。トラーの圧倒的な滑りの後であれだけの滑りをした愛子ちゃんには感動だったけど、その二人を見た後でも完璧だったメダリストたちと4位のシェリン(KJELLIN Sara)、凄さを通り越して畏敬の念さえ抱いてしまう、そんなトリノのモーグルでした。 ◎ ◎ ◎モーグルという競技を初めて知ったのは、もう17,8年経つでしょうか、里谷多英ちゃんが全日本選手権に初優勝したとき。小学校6年生でしたよね、多英ちゃん。当時受けた衝撃は、童夢・メロ兄妹以上でしたよ。それ以来、テレビ中継も少なかったのでオリンピックシーズン限定ですが、モーグルに注目するようになりました。長野の感動的な金メダルからもう8年。今回もトラーのように3回連続のメダルを獲ってほしかったし、獲れると思ってました。彼女の勝負強さと運の強さが、必ずメダルを引き寄せる、そう信じて中継に見入っていました。でも、決勝の滑りは、そんな天性よりも、調整不足のほうが勝ってしまった、そんなふうに見えました。スタート地点で見せたフロントフリップのイメージングでワクワクしたんですが... ◎ ◎ ◎4年後のバンクーバーのとき、多英ちゃんは33歳、愛子ちゃんも30歳になっちゃうけど、今回銀メダリストのトラーは今年で32歳になる御大。だから、二人ともまだまだいける!やれる!(藤沢あゆみさん風(笑))今日からは愛子ちゃんも、Blogタイトルを「上村愛子の やれる!Road to Vancouver!」でいこう!! ◎ ◎ ◎藤沢あゆみさん(記憶が正しければ、私と同い歳...)著やれる!--おざき しろう ClubSDC日記 尾崎士朗の人生劇場in墨田