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カテゴリ:コンサート、舞踏、オペラ
新国立オペラ『夕鶴』。
作曲は團伊玖磨。 日本の雪のしっとりたした情景が浮かぶ旋律、そこに“つう”を呼ぶ子供たちの唄う童謡が明るい陽射しのように射し込みます。 機織りの音色の楽器の組み合わせが聴く人の想像力を誘い、見えない鶴の辛く哀しい心情まで映し出していました。 物言わぬオペラの舞台で、最低限でいて最大の効果は舞台美術と照明です。 再演ですが、まだ観たことのない演劇に携わる方々に観ていただきたいと思いました。 既に日本オペラの代表作と言われているようですが、日本が誇る日本人のオペラですね。 指揮・高関 健 演出・栗山民也 美術・堀尾幸男 衣裳・植田いつ子 照明・勝柴治朗 ※公演の詳細は、新国立劇場のサイトで。 (新国立劇場 オペラパレスにて) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.07 00:30:00
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