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2009.02.22
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カテゴリ:家族のコト
そして木曜日。
朝から母親に電話すると、病院には14:00ころ行くといってたので、とにかく結果がわかったらすぐに電話してねと伝えました。

ソワソワしながら仕事をしつつ時間は16時。そろそろ結果も出てるかと思い、妹に「結果でた?」とメールすると「まだ。わかったらすぐ連絡するから」と返事が。

ようやく17時すぎに電話がきたけど、「やっぱりすい臓がんだって」と淡々とした声で語る妹。え・・・すい臓がんて大変なコトじゃん。なんでそんな落ち着いた声なわけ?

「まぁしょうがないよね。でも早めに発見できてラッキーだったよ」


・・・・・。

あの~すい臓がんだよね、命にかかわる病気なんだよね?なんでそんなに悲壮感ないわけ?おかーさんは大丈夫なの?と、思ってたら電話は母親に代って。


「やっぱりすい臓がんだったんだけどね、これまでの検査では転移みつかってないしあとは肝臓に転移してないこと確認したら手術するんだって。先生はたぶん手術できるでしょうっていってたよ。で、開腹してまわりに転移がなかったら切除するって。転移があったら切除は中止で抗がん剤の治療になるんだって。ようするにもうお腹あけてみないとわかんないってことなんだよね。

でもね、本人ものすっごく元気で『手術してとっちゃえば治るんだ~』ってケラケラ笑ってるし、発見早かった方だから今すぐ死ぬとかじゃないし、お父さんが本当に具合悪くなって動けないようになってしまったらそこからが大変で長い戦いになるんだろうなって思うから、お母さんもがんばるわ。でもほんっとに元気なの、おとーさん。オレ、ホントにガンなのかなっていってるし、あの人やっぱり鉄人だわ~。大丈夫だよ、おねーちゃん。」


そして妹は妹で、「ステージ3だけどすい臓がんのわりには発見早いほうだしね。家族で力あわせて支えてくしかないよね」だって。


・・・・・・。


なんか、私がいないところでやけにあっけらかんと前向きなんですけど。まぁ遠く離れたところでみんなが悲壮感漂ってるよりはいいけど、一人おいてきぼりくってる感じ。

一応手術は次の水曜日の予定で残りの検査を進めることになりました。あとは肝臓のMRIだけ。それも月曜日になるとかで、あんまりヒマで元気な父親は土日は自宅に帰りたいと言って帰宅したそうです。

ホントにガンなんでしょうか?


「おとーさんが、全然心配ないから遠くにいるんだしいろいろ言って心配かけるなよ、帰ってなんてこなくていいからなーっていってるから、おねーちゃん帰ってこなくていいよ。水曜日オペがおわったら夜にでも電話するから~」と母親にいわれ、帰省も断られました(笑)


それでもやっぱり肝臓にも転移がなく、ちゃんとオペができて水曜日が終わるまで私は一息つけない気持ちです。結局遠くで聞いているだけで自分で様子を確認してるわけじゃないから。

無事に手術ができたとしても、やっぱり健康体に戻るわけでもないし、転移を気にしながらの人生になるんだろうから、長い長い病気との戦い、妹と心をあわせて母を支えていきたいと思います。


まずは手術までこぎつけて、そして無事終わることを願うのみです。







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Last updated  2009.02.22 19:38:16
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