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テーマ:闘病日記(4013)
カテゴリ:家族のコト
<母からの電話報告>
・3月16日 (月) 個室へ移動。見た目には回復したようには見えないのに、24時間管理のICUから移動することに不安を覚える。目の焦点があっていない上にあばれる。おそろしいうなり声に恐怖を感じる。あまりあばれて管が抜けても困るので、眠らせてもらう。 ・3月17日 (火) あばれる&うなるはなし。 3週間も寝たきりでなんの刺激もないと、意識が混濁することがあるそうだ。これまでは「意識がはっきりしていますね」とドクターにめずらしそうに言われていたが、そろそろそういうことがおきてきたのかもしれない。 ・3月18日 (水) 意識がはっきりしてくる。テレビを見たいという意欲がわくほど元気になってきた。ただし10分くらい見ると疲れるようだ。手足を動かすリハビリも行う。2回目の術後以降続いている発熱はいまだ続く。原因は不明。傷の治りが遅いことによるものなのか、肺の機能が落ちていることによるものなのか・・・。 ・3月22日 (日) 管が1本はずれた(残りは4本)。点滴の量も激減。腎不全による手足のむくみはすっかりなくなった。そのかわり3週間以上も寝たきりだったため筋肉はすっかりおとろえ、足はしわくちゃ。呼吸器が1段階低レベルのものに切り替わった。ほとんど自発呼吸。あと1週間くらいでとれるような感じ。熱は2日前まで39度以上あったのが、37.9度まで下がってきたので、本人もラクそうな感じ。テレビで相撲を見るも、やはり10分程度で疲れるようだ。 *--*--*--*--*--*--*--*--* 3週間の予定が2週間でICUを出ることになり、最初は「見放されたのか?」と不安な部分もあったけど、少しづつ回復してきているようで一安心。はやく呼吸器をはずして母とおしゃべりさせてあげたい。 ただしようやく出た生検の結果は、リンパへの転移ありステージ3。さらに十二指腸への転移が確認された。母は1年もたないんじゃないかとつぶやく。 抗がん剤治療は確実になったが、今はこの状態を脱することが先決。体力が回復してから3度目の手術(すい臓と小腸をつなぐ)を終え退院し抗がん剤治療が始められるまでガンが進行しないことを祈るのみ。後悔のないように精一杯父に接したい。 退院して普通の生活ができるようになったら、私のところに二人で遊びにくるって言ってたけど、夏以降になっちゃいそうだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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