今ごろ『セカチュー』
昨日、久しぶりに泣こうと思い、『世界の中心で、愛を叫ぶ』(映画)をレンタル。【結果】残念ながら、泣くほどではなかった…。※以下、『世界の中心で、愛を叫ぶ』に関して思いっきりネタバレな事を書くので、ストーリーを知りたくない方は気付かないフリをしてください。さて、感想というか、何というか。まあ、私が泣けないから駄作だ、なんて思わない。泣けない私の“感動力”に問題があるのかもしれない。勝手な希望を言うなら、私としては主人公の男(朔太郎)にはぜひ死んで欲しかった。恋人(アキ)の死を引きずるやりきれなさは映画から伝わってきたけど、物語なのだからもっと先鋭的でもいいと思う。主人公は婚約者と「世界の中心」に行くのじゃなくて、一人で行って、アキのウエディングドレスと位牌を手に持ち、アキの声が吹き込まれたテープを聴きながら睡眠薬を大量に飲んで目をつぶる…。これじゃ、あんまりだ~!!残された婚約者もかわいそう!!、と私も思うけどこの筋だったら私も半泣きなったかもしれない。話はズレるけど、阪神大震災でボランティア活動をした学生の一部がその後就職できないとか、就職しても長続きしないという問題があった。ボランティア活動の中では死や破壊という極限状態に囲まれながら無償で奉仕し、被災者から本当に心から感謝される。多感な時期にそれこそあまりにピュアで濃い経験をしたせいで日常的な仕事などが全部陳腐に見えたり、打算的に見えたらしい。でも、美しい経験をしないより、一度でもした方が幸せな人生だと私は思う。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今夜はカキ鍋ぇ~♪よく大根おろしをウワの空でやると手もガリっとおろしてしまう。今日は大根だけおろそう!