正解はシカでした! そして長の山湿原への散歩は気持ちが良かった!
今日はまだ天気が崩れていないので、息子夫婦と散歩に出かけました。この2,3日暖かい日和が続いていますが、数匹のウスバシロチョウが庭中を飛び交っていました。きれいなチョウです。昨日は裏庭のアケビの花を紹介しましたが、とても良い花の香りが漂っていました。香りを放つ花だったのですね。知らなかった! 4月28日の記事で、あるものの材料だけを示しましたが、その一部が完成しましたので正解を発表します。それは、雑木林の樹木で作ったシカです。もっと前に作ってあったのですが、雑木林の中において写真を写したかったので遅れました。息子夫婦は、おもしろーい、可愛い!と言ってくれました。「山の中で一匹というのは寂しいでしょうから、小鹿を作って一緒にさせたら?」というので、なるほどと思います。こんなものもまた、雑木林に中にあるのも楽しいですね。本物のシカは、ビックリして近寄らないのか、それとも親しみを感じてよってくるのか、さてどちらでしょうか。 散歩の途中に、ネコヤナギの綿毛を見ました。漢字で「柳じょ」と書くのですが、ボクのワープロでは「じょ」の字が出てきません。この季節に、ヤナギの熟した実から綿毛が出るのです。それが風に舞って種と共にばら撒かれるわけです。初めて見ましたが、きれいなものですね。 1月24日の記事で紹介した長の山湿原は、春を迎えていました。ヤマザクラはすでに花を落としていましたが、ハルリンドウがたくさん咲いていました。しかし、小さくて写真に写りません。ショウジョウバカマも少し咲いていました。ヤマドリゼンマイの芽がいたるところに出ていました。1mくらいに大きくなります。これは、この地方の湿地に生息する固有種で、とても珍しいのだそうです。ツツジがきれいに咲いていました。ピンクがモチツツジでしょう。オレンジ色がヤマツツジではないかと思います。 面白いのは、ホウノキの芽吹きでした。とてもおかしな格好をした芽吹きですね。帰り道にウワミズザクラが咲いていました。桜なのに花の形が全く違い、枝の先に房状に白い花が付きます。写真では分かりにくいかもしれません。この村でこの種を見たのは3箇所くらいで、珍しい種ですね。「涼風の里」の前の森にも1本ありますが、まだ咲いていません。