NEETについて
今朝チャンネルをあちこちに動かしながらワイドショーを見ていたらニートについてコメンテーターが話していました。ニートとは何だろうとは以前から考えていましたので調べてみました。ウィキペディアによると『NEET(ニート、無業者、Not in Employment, Education or Training)とは、英国で社会問題になり労働政策の中で用いられた「職に就いておらず、学校等の教育機関に所属せず、就労に向けた活動をしていない15~34歳の未婚の者」を言う。』とのことです。http://ja.wikipedia.org/wiki/NEET確かイギリスで最初に使われ始めた語で、イギリスの場合失業保険をずっと受け取って働かない、学校に行かないという人を特に指すという文を以前読んだことがあったので、日本の場合失業保険は期限がありますので日本の場合とは少し違うと思います。そのコメンテーターは親が尻を叩いて働きに出せば済むことである、というようなことを言っていましたが、それでは個別の家庭や個人の問題であって社会的な問題とは考えにくいのではないかと思うのです。ニートと言う言葉の意味やこの言葉が今日本で使われている状況について一旦整理する必要があるのではないかと思います。このウィキペディアの記事によると52万人が日本においてニートになっていると言いますし、この状況が数年続いた後に考えられる問題についても予測して話す必要があるのに、親が尻を叩く、という観点では何も前進しないのではないでしょうか。