私と猫と編み日記-幸せな女と思われたい-

さてさて、
いよいよメインですからね。

これね、もうね、これの為に
ここまでやってきたわけ。

もうね、これを楽しみにしてたから
少々の事にも目を瞑ってきたわけ。

でねーケーブル降りてトンネル抜けたら

わー！！！！！！つって
黒部ダムが見えて、
パシャパシャ写真取ってたんだけどもね。





すげぇー大雨。

もうね、大雨っつーより豪雨。

息も出来ないくらいの雨と風。
こんなこともあろうかとっつって持ってきた傘とかもね
あっと今に壊れた。秒殺。
骨と言う骨が折れて、
単なる一枚布見たくなってた。

痛恨の纏う形になってました。

やっとの思いで
ダムの上を歩ききったわけ。
走るようにして。



でもさー。
今回のこの旅って
これがメインだったわけ。
このね、このダムの上を歩くのを
すげぇ楽しみにしてたのね。

それなのにね、
もう、全然満喫できなかったっつーか
脇目も振らず通過ですからね。

しかもね、
もうびっちょびちょなの！

もうね、どれくらいかっつーとね、
服が搾れるー！とかのレベルじゃないの！

もうね、服から水が滴り落ちてるし、
パンツまでびっちょびちょでしたからね。

例えて言うなら、
服のままプール、入っちゃったー！？
っつーレベル。

それか、修行。

どっちか。

後ろ髪引かれながらも、
後ろのダムに別れを告げて
展望台があるっつー方へ登って行ったんだけどもね。

全然ね、雨、やむ気しねぇ・・・。

つーか、むしろ勢い増してる・・・。

展望台、全然出られないから
展望台の下の、室内から写真取りました。
窓ガラスに張り付いて。





暫くして、
雨が弱まったところの隙を狙って
展望台に上がったんですけどもね。

やっぱ、窓越しと違いますかんね。
色っつーか艶みたいなもんが。





一瞬にして、太陽が出たりします。
会社の気分屋のお局だってこんなにはコロコロ変わりませんからね。



美しいー。

ここから、トローリーバスに乗って、
長野側に降りるんだけどもね。

バスを待ってる間に、
これこれこれこれ！これよっ！！！
っつーね、
慎吾ちゃんの『黒部の太陽』の衣装なんかが飾られてましてね。

ミーハーのあたしにとってはたまらないんですよ。
極上の一品なんですよ。ヨダレ物。

で、すげぇ写真取る準備してたら
後ろから
「そんなの取っても仕方ないだろっ！！！」
つってる人がいた。

またお父さんです。

ほんと五月蝿いー！！！！

すげぇ邪魔されて、
どうにかこうにかゲットした慎吾ちゃん絡みのものは
これ一枚となってます。



右側のが、慎吾ちゃんが着てたものです。

他にもね、小道具とかいっぱいあったんですよ。
ほんとね、トイレ行ってこい！って言いたかった。

で、バスに乗って、
８０ｍの破砕帯を通り抜けたんだけど、
すげぇ、スピードなの。
トローリーバス。

もうね、ここでゆっくり見せてやろう
なんて気はさらさらないっぽい。
親の敵っぽく、すげぇスピードだしてた。
破砕帯の場所が青い看板みたいなもので記されてるんだけど
全然見えねぇの。

あれ？今一瞬、青が見えたような見えないような・・・。
みたいな。

えー？（不良で言うところの『あー？』）って思ってたら
あっという間に長野側へ到着してました。

大体、１５分掛かるとこ、
あのトローリーバス、１０分で行ってましたからね。
もうね、スピード出しすぎ。
高速だったら、間違いなく写真取られてますからね。

ちぇー！
って石ころ蹴りたい気分です。

長野側に出たら、すっかり雨も上がってました。



嘘みたいに。

山の天気は全く予想できません。

ここで、黒部とはお別れです。

今回の旅も終盤に近づいてきました。

一路、東京へ！