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テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:サッカー指導
年代別指導論
身近なJリーグの話しをしましょう。 得点ランキングがどのようになっているか、あなたは知っていますか? 常にランキングの上位にはブラジル人選手の名前があげられています。 サッカーは点を取るスポーツです。この意味があなたには分かるでしょうか? 強豪国に共通して言える事は、攻撃力の高さではないでしょうか? もちろん、守備力が高いという見方もできますが・・・。 我々日本人が世界のトップレベルで戦うためにはどのようにすれば良いのか? 強豪国の指導方法を見てみる事で、目指すべき道が見つかるかも知れません。 下記に、ブラジルでの育成方針について記しておくので考えてみてください。 ■6歳~7歳 「ママデーラ」と呼ばれる年代。 練習の60%はゲームを中心に行い、ゲームの中で何が大事か?何が必要か?を学んでいく。 技術的な事は指導しない。そして強要もしない。 ■8歳から9歳 「フラウジーニャ」と呼ばれる年代。 動いたボールのトレーニングが必要となる。 ゲームの度合いを少し減らし、練習を取り入れる。 また、競争意識を常に意識したトレーニングが必要となる。 個人を意識した基本トレーニングを導入ししていく。 ※勝利至上主義と競争意識は別物です! ■10歳から11歳 「プレミリン」と呼ばれる年代。 グループでのトレーニングを取り入れ、味方と相手を意識する。 チーム戦術は取り入れないが、ポジショニングなどを意識させる。 ■12歳から13歳 「ミリン」と呼ばれる年代。 走ったり、動きながらプレーしたりする技術を身に付ける。 ポジションのローテーションや動きなどが理解できるようにする。 個人戦術の理解に努める。 ■14歳~15歳 「インファンチル」と呼ばれる年代。 少しずつフィジカル的な要素も取り入れていく。 速さを意識したトレーニングを行う。 技術+戦術+フィジカル+面白さを組み入れたトレーニングを行う。 ■16歳~17歳 「インファント」と呼ばれる年代。 チーム戦術を取り入れる。 フィジカルを本格的に取れ入れる。 また、目的に応じた専門的なトレーニングも行い、この頃からミスに対する細かい注文していく。 ■18歳~20歳 「ジュベニール」と呼ばれる年代。 大人と同様のトレーニングを開始する。 テーマをはっきりさせたトレーニングを行う。 _____ 第1回 強豪国に学ぶサッカー 第2回 強豪国に学ぶサッカー 第3回 強豪国に学ぶサッカー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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