[ベトナムの商売]の記事一覧 | Ｄａｉｇｏｎ　in 　ベトナム

ジーンズたけ直し屋さん

中心の観光客相手の店では見かけないが、ちょっとローカルな所に行くと、いかにもベトナムらしい商売に出会える。日本人にしたら？！でも現地の人たちには当たり前に便利で必要な商売だったりするのが面白い。どこかに移動する時も、車窓から目が離せない。その１はこんな店　ジーンズ屋の隣にお直し専門のお店がある。普通日本ではジーンズ屋が店内でお直しするのだが、こんな風にお店の横の露天でお直し専門に商ってる人が結構たくさんいる。横に座ってるオジサンはジーンズを買った人なのかな？只おしゃべりしに来てるだけにも見える。ベトナムで外でお目にかかる男の人たちは、いずれもこんな風情だ。実にのんびりとした昼下がりの風景である。

旧市場の中の美人

旧市場に私が行ったのは朝の７時前後なのだが、既に開店して何時間かたった雰囲気だった。商品はたっぷり並べられているが、お客さんはチラホラな感じ。私が歩いていると、『なんだこの日本人の女は？』ってな風にみんな見てる。それでも目が合って『写真とってもいい？』と聞くと買いもしないのが分かってるのに、みんないい笑顔をしてくれる。後で『今日変な日本人の女があたしの写真を撮って行ったよ～』って話すんだろうか。めっちゃ良い笑顔してくれてありがとう～私は嫌よ～って顔隠してた恥ずかしがりの人。写った写真見せたら嬉しそうに笑ってた。もう既にお気づきだとは思うが、市場の中で働く人の約９０％が女性である。化粧ッケも無く、多くの人がアオババ（テロンとした伸び縮みする生地で作った上下そろいのプリント柄の服）を着ている。アオババは作業服として最適なものらしく、洗濯してもすぐ乾くし皺にならない、しかも動きやすいので、市場の女性にはぴったりなのだろう。私も家着にアオババをどうかな？と思ったが、これは日本で着るとどう見てもパジャマだわな～と思って止めた。たぶん、この女性達にも子供がいるんだろうな。朝早くから頑張ってるんだ。日本のオカンも負けてられないな～そう思った。市場は気持ちも元気にしてくれる。続く

ホーチミンの旧市場　探検

ニューランから東に行くと、トンタットダム通りに出る。その通りを、北に向いて歩くとそこには旧市場がある。ベンタン市場やチョロンとはまた趣が違って、地元密着型のオープンエアーな市場である。大きなザボンや細長いスイカを売ってる人とそれを買おうとしてる人お肉屋さん。左のおばさん怖い顔～色とりどりの果物屋。奥のオヤジは上半身裸だし＾＾；お豆腐もベトナムでは水の中ではなく普通に並べられてる。品質管理はどうなってるの？なんと言っても野菜は豊富だ。こちらはハーブ類。お米も安い！！（キロ量り売り）蟹の専門店。　　なんと言っても魚介類は本当に豊富！しかも新鮮！生きてる！市場歩きは本当に楽しい。どれも買いたくって買いたくってうずうずしまくりだった。続く

潜入！これがベトナムの洗髪＆マッサージサロンだ！！

タイトルはかなり大げさだが。ガイドのP氏に連れて行ってもらったこの店は、露出度の高いミニスカートのおねえさんが接客してくれ、薄暗い中で、いきなりベッド寝かされ、まさしく『潜入！！○○○の実態！！』みたいな感じだった。写真が取れたのは、散髪屋さんの部分だが後はかなり薄暗く、写真が取れる雰囲気ではなかったので取れてない。女性の客は私だけで後はおっさんばっかり。これかなりやばいとこなんじゃないの…すごく不安になってきた。そのサービスの内容をお話しよう。まず最初に写真をとったところで、お茶のサービスがあり、少ししたら、いい匂いのする化粧の濃いぃ、髪の長い、ミニのキャミソールドレスのお姉さんがやって来た。彼女が私の担当らしい。まずシャンプーなのか、シャンプーと水っぽい液体を持ってやって来た。私が座っていたのは、散髪屋さんの椅子だったので、シャンプー台に移動かと思ったが、いきなりここでシャンプーを頭に振り掛けられ、見る間にアワアワのアフロ状態。おねえさんたら超長い爪でガシガシ頭こするもんだからかなりキツイ。ひとしきり泡だらけになったら、奥の部屋へと促された。この部屋が薄暗く、見るとベッドが並んでる。『ベッド？！』と思ったがそのベッドには洗髪台が付いている。そこで顔ごとジャブジャブ洗われ、しかも耳の中にまでお水（かなりヌル～ぃお湯）を入れられ洗われた。そう言えばガイドさんは顔のマッサージもしてくれるって言ってたな～と思っていたら、顔をグワシグワイとマッサージし始めた。これって美容のためなの？それとも顔のツボを刺激してるの？よく意味が分からなかった。顔洗いと洗髪が終わったらしく、今度は２階へと促された。２階は先程のベッドより幅の狭いベッドがいくつも並んでいた。ふと見るとうちの旦那もその中にいた。ここがマッサージルームらしい。まずここでは耳の掃除をしてくれたが、これがすごい！先程耳の中まで水を入れて洗ったため、たっぷりと入った水と汚れを綿棒でとってくれるのだが、うすぐらい部屋だから見てやってるわけじゃない。奥まで突かれて思わず『イタッ！！』と叫んでしまった。それでもお姉さんは気にせず、仕上げに耳全体をわしづかみにして揉みしだく。鼓膜が破れるかと思った。そうこうしてると左半身からマッサージが始まった。力強く結構いい感じだな～と思っていたら、寝不足と香港空港での疲れのせいか、かるく気を失うように眠ってしまっていた。気が付いたら左側に移っていたが、私が眠っているせいか左と打って変わって、１回揉むと２回休む休んで休んで、ちょこっと揉む…これって手を抜いてます？まあ～右ってあまりこってないからいいやと何も言わなかったが、私が目が覚めてることに気づいたら、ちゃんとやり始めた。まあこれはベトナム的なことなので、さして腹は立たなかった。上向きから腹ばいになって背中から腰を踏みしだかれた。腰が悪い私は怖いなあと思ったが、まあ何とか無事だった。旦那に後で『どうだった？』と聞くと『腰に外れそうで怖～て、緊張しとったから余計に身体こってもたわ！』だそうである。私もさして上手なマッサージではなかったが、初めての体験でしかも約２時間フルコースメニューにしては２０US$は高くは無い。体験学習代金としてはこんなもんだろうと思う。次回行く時は大体の様子がわかっているので、もっと細かく注文つけてちゃんと楽しみたいと思う。結論として洗髪マッサージサロンは結構お得感のある、健全なマッサージだった。ただし怖がりの旦那はもうコリゴリだそうである。

チョロン地区　漢方薬屋街

漢方薬屋街と言っても、ほんの一角の狭い範囲にあるのだが、全て漢方薬屋ばかりで店先に↑みたいなものがズラリと『全然普通ですよ～』って感じに並んでいる。見れば見るほど怖い。店先にあるものは、みんな漢方薬の材料らしいが、この一角全部に漢方の香りが立ち込めている。店先に積んである藁みたいなものも、漢方薬材だ。なんかすんごい効きそうな匂いがした。↑このへらべったいものは、魚の胃袋らしいが、なぜだかその下に真珠のネックレスがある。サルノコシカケもまるで椎茸でも売ってるように、山ほど並んでる。ありがたみも薄れそうだ。このお店で、ヘルニアと変形性頚椎症の痛みを話し、私にあった漢方を処方してもらった。太って優しく笑ってるおじさんが、漢方薬剤師さんで、その他の私の症状をぴたりと言い当て(占い師のようだ！）煎じるのがいいのか、水で飲むのがいいのか訊かれ、『煎じるのはいや！』と言ったら２種類の丸薬（？）を出して、飲み方も説明してくれた。確か２つで4万ドンだったと思う。（めちゃ安いやん！と思ったら、帰国後見てみたら５日分だけだった。）その中身と効き目の話はまた後日としよう。乞うご期待！！