頭の中をめぐる呪文
読んでいるブログのいくつかは 心理学系のものです。カウンセラーの方が書いているもの・・・などですね。そのうちの一人 楽天でキャシー天野さんが書いてらしているブログの記事に 「おお!これはまさしく私のケース!」ってものがありました。こちらです。『しんどいけど頑張るって本当?』 私ですね、いつも何かをしようとすると、即座に「いやだ いやだ」「めんどくさい!」ってフレーズが 頭の中を駆け回るのでした。まるでマントラか呪文のようにね。小さい頃から ずーっとそうだったと思うのです。それでも 若いときにはエネルギーの量が多かったのでしょう。そんなに苦しくなく 動くことできていたのですが、40過ぎて田舎にもどって、あれこれあって心が淀んできて本当に 身体が動かなくなっていました。このごろ、人の頭の構成って それぞれ違っているのだ、本当に違うのだ!ってことがようやく心底わかってきました。だから、頭の中にその文言のない人には信じられないだろうけれど、よそ目には ただの怠け者 能無しに見えたかもしれないけれど、本人にしてみれば、ちゃんとせっせと動きたいけれど 動けないんだよ~~~っ!ってことが あったのです。でも、それもそこにあるのが私という存在の必然と どうしようもないものと 前は思っていたけれど、頭の中の思い込みは思い込みに過ぎず、自分で変えようと思えば 変わるものなんです。今はね、あれこれのテクニックを使って その呪文が発動しないようせっせと自己暗示をやっています。だいぶ消えてきました。 しかしなんですねえ。キャシーさんは、それ自体は悪いことじゃなくて、先祖代々そうして自分を守ってきた・・・って書いてらしたけど、多分そうなんでしょう。私の父はぱたぱた 嬉しそうに働く人だったので、私のこの呪文は母から受け継いだに違いないのですが。この「しんどい、いやだ、めんどくさい」のメリットはなんなのかなあ・・・と考えると。慎重であること。冒険せずに じっくり動くタイプの人格を作る効果があるように思います。それからあれですね、指導者タイプには合わないけれど、部下とか下っ端用の性格ですよね。働きすぎずエネルギー温存できるように。 まあ、私は自分の主人公になって生きていきたいので、この呪文はもういりません。めいっぱい 動き回れる人間になりたいです。ε=ε=ε=ε=ε=(o- -)oブーン