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カテゴリ:小説
SF小説のこんな一場面どう?1 の続きです。
彼が気を取り戻した時、 その空間は オルゴールの音で満たされていた。 懐かしい曲だ それは彼の胸元から響いている。 ロケットだ このbelow freezing の世界で しかも恵まれたキャンプ以外で この曲を聴くのは初めてだ いつもはゼンマイとドラムが凍り付いている。 「マリア・・・」 一瞬、彼はらしく表情を浮かべたが すぐにいつもの顔に戻る そしてタートルネックの中にそれをしまい込むと 滑落してきた方へ目を向けた・・・ はじめこそ真っ暗だと思えたが 目が慣れると はっきりと周囲が見える。 この空間は微弱な光でも満たされていた。 「階段?しかも一段が妙に高い・・・ 南極の・・しかも極点付近だぞここは・・・」 彼は階段の踊り場ような所にいた。 その階段らしきものは180°向きを変えて 更に下へと続いている・・・ 「どこかとぼけた国の 秘密軍事施設か何かだろうか・・・」 まるで三流タブロイド誌に踊る 記事のような発想をする自分に苦笑する。 それにしては人の気配がしない。 ジンは両手で自分の両ほほを叩き 気合を入れて体を起こす。 幸い捻挫や骨折はしていないようだ。 「何があるんだ?」 服の裾に付いた半分溶けたの氷の塊を を口へと運び、 彼は更にKAIDANを降りていった・・・ ----------------------------------------------- う~ 中々書きたい場面に到達できない~ 文章能力いまいちなので 何度も推敲してると あっというまに 時間がたってしまう でも頑張って更新するぞー!! SF小説のこんな一場面どう?3 へ続く・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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