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カテゴリ:小説
遅くなりました~
SF小説のこんな一場面どう?2 の続きです。 もうストーリー忘れたよ(# `)3´)プンプン! という方は、お手数ですがもう一度 SF小説のこんな一場面どう?1 よりお願いします。m(_ _;)m ------------------------------------------------------------------- 更に KAIDANを降りていくと 聞いたことも無い NOISE が耳につくように なってきた。 「しかし降りにくい階段だな、 もうちょっと、 よっと、 つくりようがっと あっただろうが っての ふぅ」 KAIDANは何度も180°回転して 奥深くへと続く 深くなるにつれて NOISEも更に大きくなった。 「やはりっ 秘密軍事施設でっ ビンゴっ だなっ こんなっ 騒音っ 起こしてっ 何つくってんだかっと」 やっと最深部に降りてきたようだ。 このKAIDANより続くKAIDANは無い ここまで2時間は要したと思われる。 「軍事施設なら色々と 拝借できそうだ・・・」 しかし、 ジンの期待はまた裏切られる。 その先は やけに天井の高い通路が 少し先まで続いているだけで すぐに行き止まりになっていたのだ。 「簡単には辿り着かせてくれないようだ」 ためいきまじりに愚痴をこぼす。 ジンは慎重に歩を進め 周囲を伺う・・・ 「変だな」 ここから先に通じるドアの類は見当たらない 隠し扉の可能性も考え 周囲の壁を 手で探りだした そして、 ひとつの壁に触れた時 ジンは 目に見えない 強力な力で 目の前の壁に押し付けられた。 「ぐぅ なんだ こ・れ・・は・・ ぐうぇ ごほっ ごほっ」 肺から空気が押し出される。 このまま壁に押し付けられ 圧死してしまうのか と死を予感した 「ここまでか」 心の中で諦めの言葉を吐いた その時 急に浮遊感がして 目の前にまぶしい光が 飛び込んで来た。 「死んだ の か ?」 死んだにしては 体のあちこちが痛い さっき感触も まだ残っている。 目が慣れてくると そこには とてつもなく 広大な空間が 広がっていた ここからではこの空間の 端が確認できない それほど広大な空間だった。 その空間を特徴付けるのは この空間いっぱいに広がった 大きな1本の木 のようなものだった。 その木の枝のひとつが ジンの目の前にも迫っている ジンはその枝を触ろうとしたが それはかなわなかった それには 実体がなかったからだ 「ホログラフ? こんな馬鹿でかい? これって・・・」 ジンは思わず 後づさりをした。 人間の理解を超えた何かを感じた為である。 が すぐに壁にぶつかった 振り返ると 先ほど押し付けられた壁と 同じ色の壁が そこにあった。 先ほどと違うのは その壁に 粗く 文字が刻んであったことだ 「ここへ辿りついた者へ この壁は おそらく 重力誘起トンネル効果を利用したゲートだ 重力場を使って物質の存在確率をゲートの 向こう側から こちらへと 染み出させる 仕組みらしい 残念ながら こちらからは 向こうへは戻れないらしい 下を見たまえ ノブヒロ・オクカミ」 「ドクター オクカミ!!!」 ジンは心から驚きの声を上げた。 ------------------------------------------------------------ だいぶ 書きたい場面へと近づいてきました。 もうちょっとです。 SF小説のこんな一場面どう?4 に続く・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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