1・人づきあいが苦しいのはなぜか
最近手に取った本でhit!したのがコレです。かなり私の事ですが、日本の女性の大半は「そうなのよねー」、と当てはまっちゃうんじゃないでしょうか?どう??design++dalu++*********************【自分に気づく心理学】著者:加藤諦三***勝手にまとめました***第一章《人づきあいが苦しいのはなぜか》自分がやりたい事をやらないでおいて、不満になる人がいる。周囲の人が何も禁止していないのに、不満を持ってしまう。小さい頃、自分の気持ちが理解されなかった人は、大人になっても「理解されない」という前提でものを考える。だからこそ、ことさら自分の事を訴える。理解されないと思うから、いろいろ理由を付けてしまい、言い訳がましくなる。*人間は安心感がなければ甘える事は出来ない。見捨てられる不安がある限り、甘える事ができない。俗にいう手のかからない子、よくお手伝いする子は、保護者の機嫌を恐れているのである。甘えられなかった子は、そのまま生真面目な大人になる事が多い。そんな大人は、甘えたくても甘えを表現できない。対人関係において安心感がない。依存心が強いから、周囲の人の好意を必要とする。「内づら」の悪い人も同じ理由だ。外より内で不機嫌になってしまうのは、内の方が心の底の甘えの欲求に動かされているからだ。しかしこの欲求をストレートに表現できない。それだけに欲求不満が外よりも意識される。そこで妙な理屈をつけて怒ったり、正義ぶって攻めたり、どうしようもなく黙り込んだりする。*甘えるという事は、そもそも要求する事なのである。こうして欲しいと伝え、相手が自分の期待通りに動くことを求めるのが甘えである。その甘えを抑圧する。抑圧したものは相手に投影される。つまり、自分が甘えているのに、相手が自分に甘えていると感じる。心の底では相手を責めてるのに、相手に責められているように感じる。すると結果的に、激しい欲求不満になる。相手の中に「自分に対する不満」を見出すが、実はそれは「自分の相手に対する不満」なのだ。そう感じてしまうという事は、心の底で甘えたいと思っているのである。親子関係が清算されていないと、恋愛がうまくいかないのは同じ理由だ。欲求の直接表現は親子関係で学ぶ事で、小さい頃に欲求を抑圧してしまうと何歳までも引きずってしまう。うまく甘えを表現できないと、間接的に表現したり、正義とか道徳とかにすり替わって表現される事になり、相手は耐え難い。もし身近なひとが「文句ばかり言う」と感じたら、それは【自分がその相手に対し、甘えたいのに甘えられてないのでは】と反省するべきである。*人間関係において、相手に自分の恩恵を一方的に強調する場合(相手はもちろん不快だが)実は自分の価値に自信がないのである。自己無価値観に苦しんでる人は、恩着せがましくなる。つまり甘えられる人は、恩着せがましくないのだ。相手との関係で、自分の価値に自信がなければ甘えられないのだ。*********************私は実は、幼児の頃の家庭環境が最悪だったので子供の頃の精神状態については全く自信がないです。そして、今その弊害が現われている事はひしひしと感じます。でも、今までの理屈では表現できない心の動きがこの本でだいぶクリアになった気がします。っていうか、まだ分からないけど、もっと心理学の本も読んでみようと思いました。私の体験を分析する事は、わたしの子供のためにもなるのではないかと思います。私がしてきた体験を元に子育てする訳にはいかないからねーε- (^、^;