テーマ:特発性血小板減少性紫斑病(4)
カテゴリ:特発性血小板減少性紫斑病(ITP)
この日は高校へ入学して2度目の定期検査
5月の時は待望の8万になった。 このまま下がらなければ漢方も様子をみることになっていた。 この日は部活もなく 朝から2時の予約に準備してた(笑 特定疾患の申請書も主治医に書いてもらわなければならない。 前回の申請書には現在の治療法として 『何もなし』と記入された ずっと漢方は飲み続けており 血小板も少しずつ増えてきている 「紗也、先生に治療法、漢方って書いてって言えれる」 「え~言えないよ」 「そうだよね、言い難いよね」 「うん」 「書いてくれなかったら、保健所で言おうか」 「うん、それでいい」 そういって出かけた 実は2週間ほど前から中国から漢方が届かなく 煎じて飲む漢方は飲めず、ビンの漢方のみ飲んでいた 血液検査を済ませ待ち時間の間 紗也はいつものように病棟へ遊びへ行った。 30分後、結果が出た。 いつも結果を自分で持って診察室へ持って行くのだが・・・ 49000(基準値14万~34万) 下がってしまった 主治医も 「下がったなぁ・・・まぁ他に異常もないから 今度は12月25日でいいぞ」 「え~12月でいいんですか」 「漢方はまだ飲んでるのか」 「はい」 紗也がしかめっ面をした 主治医は特定疾患の治療法の部分に 『中国の漢方を処方』と、記述してくれた 私はそれが嬉しかった。 後で紗也にしかめっ面の理由を聞くと 「ここ、2週間漢方飲んでないから飲んでるけど 血小板が下がったって先生が思ってしまうと困るじゃん」 ああ、そうか・・・・ 私は漢方を記述してくれたことで頭がいっぱいだった 家に戻りSさんに電話した 「49000に下がってしまいました」 「そうですか・・。わざと漢方を送らなかったのですが まだ続けた方がいいようですね、漢方が栄養剤みたいな感じですね 早速漢方を送りますね」 「今度は12月25日が定期検査の日です」 「少し間が開きすぎているので近くの病院で血液検査は できませんか」 「最初にかかった病院に相談してみますね」 「じゃあ、9月が10月に血液検査してみてください」 「わかりました」 血小板の下がった理由は他に考えられる ●部活が体育会系のように厳しいこと 土曜日でもお弁当持参で9時から18時まで 平日の帰宅は午後9時ごろ(これは友達とおしゃべりも含む) ●学校を休まなくなった 以前は疲れていると遅刻したり(無理に起こさなかった) 休んだりしていた 今は学校が楽しいのだろう、疲れていても無理して行ってる 雨の日でも自転車行く(中学は歩いて5分、高校は自転車で20分) 車で送っていくと帰りは歩いて帰ってくる(友達と帰りたいから) ●漢方 これは煎じて漢方が紗也の体に一番効いていると確信している これを2週間飲めなかったのが疲れている体には痛かった それでも主治医が12月まで定期検査に来なくていいと いってくれた事は意味があると思う とにかく下がったけれどまた頑張って漢方を飲む 夏休みは部活ばかりでした 毎日お弁当を持って9時から18時まで それでも休まず行き、 2泊3日の合宿にも参加して ここまで元気にしてくださった Sさんに感謝の気持ちでいっぱいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[特発性血小板減少性紫斑病(ITP)] カテゴリの最新記事
|