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2009年03月23日
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カテゴリ:読書日記

先日、恒川光太郎さんの「秋の牢獄」という本を読みましたぽっ

この作家さんは、以前友人にオススメされて「夜市」を読んだことがあり・・・
他の作品も読んでみたくなったのですハート(手書き)


夜市
【内容情報】(「BOOK」データベースより)

妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた-。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング!魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。




秋の牢獄

日本ホラー小説大賞出身の新鋭・恒川光太郎、待望の最新短編集! 11月7日、水曜日。女子大生の藍は、秋のこの一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人……。何のために11月7日は繰り返されているのか。この繰り返しに終わりは訪れるのか?


【内容情報】(「BOOK」データベースより)

十一月七日、水曜日。女子大生の藍は、秋のその一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人。朝になればすべてがリセットされ、再び十一月七日が始まる。彼女は何のために十一月七日を繰り返しているのか。この繰り返しの日々に終わりは訪れるのだろうか―。まるで童話のようなモチーフと、透明感あふれる文体。心地良さに導かれて読み進んでいくにつれて、思いもかけない物語の激流に巻き込まれる―。数千ページを費やした書物にも引けを取らない、物語る力の凄まじさ。圧倒的な多幸感と究極の絶望とを同時に描き出す、新鋭・恒川光太郎の珠玉の作品集。


この作家さんも・・・・独特な世界観がある方雫
これは3つのお話しからなっている短編集ですハート(手書き)

11月7日を、ひたすら繰り返すお話青ハート
日本全国を転々とする家・・・家守となったからには、身代わりをたてないと
家からは出られない・・・・青ハート
想像の世界を実際に現実に見ることができる少女の話青ハート


以前の「夜市」も独特な世界だったのですが・・・


実は私・・・以前「夜市」を読んだときに・・・
「なぜこれがホラーなのかしらん失恋
と不思議に思ってたのです・・・
どちらかというと不思議な世界観から、ファンタジーっぽいなぁ・・・と
思っていたのですハート(手書き)


でも・・・今回のお話しを読んで「ホラー」というのに納得してしまいましたしょんぼり
ホラーは苦手な分野なので、あまり読まないし詳しくないのですが・・・
何か人間以外のものが出てきて、怖い!!というのはないのですが雫


この方のお話しでは・・・・人間が怖いのですショック
一見人のよさそうな人の裏側にあるもの雫
あるきっかけで豹変する人生や人格雫
何か冷めて世の中を見る視線雫


そういうものが、何かすっと冷たくなるような怖さを含んでいる作品でしたハート(手書き)

 

でも・・・短編集ながら、すっごい内容の濃いお話しばかり青ハート
圧倒的な世界観とストーリーに、すぐお話しの世界に引き込まれ・・・・
気づけばあっという間に読み終わってしまいます大笑い


続けて読むには少しパワーがいる作家さんではあるのですが・・・
また間を置いて、他の作品も読んでみたいと思いますぽっ






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Last updated  2009年03月24日 00時15分35秒
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