2018-09-14の旦那船釣り(初めての乗船予約)
みなさんおはようございました。約1か月ぶりの釣り日記。8月の終盤からアオリやアコウの釣果が日本海側からも聞こえ出し渦々していたのですが、風邪・仕事・手術など様々な妨害工作により釣行計画が立てられず、悶々と日々を過ごしておりました。結局、この秋の初釣行は久美浜から堂々出港のアングラーズ1さんに乗せてもらうことになりました。海賊船ということで、いつもの「蒼脚の旦那」調で墓地々々と進めさせてもらいます。この船や船長たちをご存じの方には無礼に映るかもしれませんが、何分素人の釣り感想文ですのでご容赦下さい。(丹後の老舗ジギング船でとても良い船ということは認識しております)いつものように長々とした文章になりますので、今回も2回に分けて掲載します。さて、事の発端は昨年と同様お盆過ぎの会社の先輩の墓参りから。蒼脚、長鼻、麦わらが揃って飲むとやはり話題は釣りの話に。そこで、前回の日記で登場した「部下A」のスジが良さそうなので、釣り部に正式に勧誘しようということになり、部下Aを巻き込んでの釣行を計画したのだった。ここで部下Aにも名前を授けよう。登場人物紹介蒼脚:=旦那。このブログの主。麦わら:旦那の仕事相手。船釣り経験者で、皆をイカメタルの世界に引き込んだ。長鼻の狙撃手:旦那の元同僚。釣りは3回目の素人。仕事2割、遊び5割、ネット徘徊3割の生活を送っている。砂嵐の鰐男:=部下A。旦那の部下。釣りは2回目の素人。キラリと光る釣りセンスは感じるが、腹回りの脂肪は鰐並み。チーム麦わらの過去の栄光はこちらから過去日記:2017-09-06,07の釣り(旦那の船出) 過去日記:2018-07-20の旦那船釣り(アングラーズ1でのイカメタル:前編) 旦那と長鼻で現地調査の行き帰りに鰐男を攻め落とし、竿・リール一式を買わせる方向に精神操作完了。釣り部に引きずり込んだ。PEってなんですか?リーダーってなんですか?専用竿はどう違うんですか?などという初心者的な質問への応答が面倒だったが、とりあえず一度連れて行けば虜になるに違いない。鰐男の相手をこなしながら着々と出港までの準備を整えていたのだが、直前になり麦わらから参加できないとの一報。長鼻・鰐男の行きたい覇気が溢れんばかりだったので、腹を決めて出船の予約をしてみた。旦那はやればできる子だった。予約時には波風は弱いが、雨でどうなるかわからないと言われていた。当日の朝出港が決定。船長に最近の釣果を聞くと「爆釣」とのこと。もちろん出港する前提で我が家まで迎えに来ていた長鼻に「爆釣」を伝えてテンションは鰻上り。途中で鰐男を拾い、いつもの取らぬ狸の皮を数えるお楽しみに移る。旦那「鰐男は今回の目標はどんなくらいにすんの?」鰐男「イカが10くら。魚はなんでもいいから1匹くらい。ですかね」旦那&長鼻「・・・ふ~ん・・・」「爆釣」を聞いた後なのに、謙虚で普通すぎて面白くなさすぎる。旦那「イカは最低30は欲しいな。今季2回目やから、イカの単価下がるみたいやし」そうなのである。またしても嫁とイカを買い取ってもらう契約をしたのだが、今回はイカが初物ではないため安く買い叩かれそうなのである。船代・ガソリン代・高速代・めし代・エサ代・釣り具代。これらをプラスすると釣行費はおよそ18K。万が一ボウズで帰宅した場合、1月間の0円生活が待っているのである。長鼻・鰐男とは覚悟が違うのである。旦那「それと、大アジ釣りたい。鯛はいいからでっかいアジを刺身で食いたい!」長鼻「じゃぁ僕はイカ20に、鯛ラバで鯛を釣ることですかね」自分以外謙虚で普通すぎて面白くない。なにやら長鼻はサビキの代わりに鯛ラバをするつもりで、30gくらいの鯛ラバを仕入れてきたようだ。しかし、船長に「潮が速いから80号の重り買ってきてね」と言われたことを伝えると、長鼻「80号が何gか解らないけど、30gじゃ絶対流されますよね。無駄な金使ってしまいましたね」と沈んでいた。そんなこんなで皮算用ドライブを楽しみ、途中で人の餌、ビール、小物などの買い出しをし、釣具屋に立ち寄る。鰐男は仕掛け関係は何も揃えていないので、ここでレクチャーしながら買い出し。ところが、シーズン終盤だからかスッテ、メタルともに品数が大きく減っている。7月に来た時の半分くらいの品揃えにややがっかり。来年の自分、シーズン序盤に買いなはれ。自分は初使用のおっぱいスッテの赤/黄を購入。あと、大アジが釣れた時に仕掛けを切られたり、口切れさせないためにクッションゴム。いつも長仕掛けで苦労するので短い3本針仕掛け。網カゴ2セット。そして80号の重り。デッカ。長鼻と鯛ラバコーナーを見に行くと、日本海仕様の100gや150gといった鯛ラバがメインのラインナップとして売られていた。長鼻ザマァ。ヤマリアオッパイスッテ布巻4号T2 2本入)color F/黄赤帽 /メーカー[ヤマシタ YAMASHITA ヤマリア]柔らかい感触と名前は男だけではなくイカも惹きつけるようだ。今回、これが良かったのか序盤数を伸ばせた。でも、柔らかいためイカが噛んでぼろぼろになり、途中で戦線離脱。さて、久美浜港に現着。しとしと降る雨の中、船を待つのは我ら3名以外に二人。とりあえず港の公園に設けられた東屋でビールをプシュっとしてから、竿を作り始める。実験的に80号の重りをぶら下げてみるが、すごい竿のしなりだ。長鼻「大丈夫ですかね?僕の竿折れませんかね?」旦那「竿なんて普通にしてたら相当な負荷がかからんと折れへんよ。折れたら買い換えるとか言うけど、なかなか折れへんし、最初からええ竿買っといたほうがええで」と安物イカメタル専用竿を買った二人に牽制を入れておいた。今日、この二人に釣り負けることがあったら専用竿を買おう。そんな野望を抱いてビールを空にした頃に白髭船長&黒髭団長が到着。挨拶をし、黒髭団長が着岸させた船に乗り込む。上下ダイワの黒レインウエァのお兄ちゃんに、「素人ばかりで迷惑かけると思いますがよろしく」と挨拶をしておいた。釣果を伸ばすために敵は少ないほうがいい。そして出船。今回は3本のタックルを持ちこんだ。イカメタル用 PE1.0号を巻いたICV1500にアジング用竿鯛サビキ用 PE1.5号を巻いたエメラルダスinf2506にワインド用竿ひょっとしてアオリが回ってきた時用 PE0.8号を巻いたストラディック2500にエギング用竿乗船者が多ければ2本にと思ったが杞憂だったようだ。湾を抜けポイントに向けてスピードを上げる船。ここで、黒髭団長に「初めてなんでいろいろ教えてやって下さい」と鰐男を紹介する。黒髭団長は鰐男の仕掛けを作り始めてくれた。釣果を伸ばすため、足を引っ張る要因は排除しておいたほうがいい(悪。アンカーが入り、「63m」という船長の号令。大アジに届けとばかりに、エメラルダスのベールを返し、仕掛けを送り込む。あれ?思った以上に潮が効いてる?想像以上に斜めに流れていく糸にビビる旦那。実はこの時、80号ではなく、以前購入した50号の重りを装着していたことは知る由も無かった。どんどん出て行く糸。あれ?あれ?まだ着底しない?どんどん斜めに出て行く糸。そして、スプールが見えて、「ヤバい!」と思った瞬間に、スプールが空になり結んでいた糸はぶちきれて仕掛けは全て海中に。ええぇぇぇ~~~!!!大アジ用に仕込んだクッションゴムやPE1.5号諸々すべての仕掛けが海の底。どうすんの!?どうすんの俺!?エメラルダスが浅溝であることをむき出しになったスプールを見て改めて認識。というところで、長くなったので次回に持ち越す。精々ご期待。めでたしめでたし。