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カテゴリ:人格形成に役立つ 絵本
舞台はノルウェーの森の近くの村です。
この物語の主人公の普通のおばさんは、ある朝普通のおばさんのするとおり目を覚ますと、なんと不思議なことか! 普通のおばさんが、ティースプーンくらいに小さくなっていたのです。 これは普通のおばさんのなることではありませんよね。 これが「スプーンおばさん」。 小さくなったからと言って困ったり驚いたりは決していたしません。 「なるほど!スプーンみたいに小さくなっちゃったんなら、それでうまくいくようにやらなきゃならないわね。」 だそうです。 まあ、なんともまあ、前向きなんでしょう。 この前向きさ、私はとても気に入ってスプーンおばさんが大好きになりました。 私の心を動かした人「斉藤一人」氏は、著書でこう述べています。 本当は私達には「困ったこと」は起こらない。 例えば、自分の子供が言うことを聞かなくて困った、とつい思ってしまいます。 でも、それは本当に困ったことなのでしょうか? 別にそれで死ぬわけでもないし、無一文になるわけでもありません。 ちょっと生活が不規則になる、とか、部屋が汚いままだとか、その程度のことなのです。 そう思うと、子供に対してイライラしなくなり、気持ちが楽になると思いませんか? 少し話しがそれましたが、スプーンおばさんは、それと同じで、決して困ったとは思わない。 小さくなったらなったで、それでやっていこうとするわけです。 うまく布団から抜け出せ、ねずみを使ってお掃除をさせます。 ねこに食器洗いをさせます。 犬を使ってベッドを片付けて窓を開けさせます。 そして、なんと雨や南風や太陽までもうまく動かし、洗濯をこなしてしまいます。 最後は、ご主人が帰ってくるまでに作っておかなくてはならない30枚のパンケーキ。 これもつぼとフライパンを動かしてなんなく作ってしまいます。 そして、ご主人が帰ってきて、ドアを開けた途端、スプーンおばさんは元の大きさに戻って、普通のおばさんになっていました。 参考画像は「ちいさなスプーンおばさん」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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