心と頭を発育させる絵本の紹介

またまたエリック･カールの作品。

裏表紙に著者はこう書いてます。

なんでいつも急いでいるんだろう？
早く早く早く！って
ばたばた　慌てて仕事
ちょこちょこ　ゲームに夢中　そして
急げ急げ！　パチンと切り替え！
テレビを見たり　ファストフード食べたり
みんなぼくらに言うんだ
きびきびやれ！　急げ！　時間がなくなるぞ！　ふみつけていけ！
こんなんじゃ　友達と一緒に夕日を見たり　夜空の星を見上げたり・・・なんてする暇ないよ
ああ　　ほんの少しでもいいから
物静かなナマケモノから
何かを感じ取ってくれたらなあ
ゆっくり　のんびり　おっとりと　枝をつたって
ほんの少し　食べ　たくさん眠り
物静かに　平和に生きる　ナマケモノの姿から

このメッセージに私は心打たれました。
最近私は疲れていた。
心身共に。
そして、そのせいで心に余裕がなくなって、子供をしかることが増えた。
もっと大きな心でいたら怒らずに済むこともそうでないから怒ってしまうことが増えた。

そして、悪循環で3歳の娘はひどい反抗をするようになった。
娘は言った。
「お母さん嫌い」と。
そう言った娘と距離を感じた。

そこで、はたと気づいた。
これは私が悪い。
もっと心に余裕を持たなくては、と。

先週1週間、私はとにかく「怒らない」ことを頑張った。
　そう、「本当に困ったことなんて起こらない」・・・以前の日記でも紹介した斉藤一人氏が言ってた言葉を思い出し、少しくらいご飯をこぼそうが、手洗いするときに水びたしにされようが、落書きしようが、それは本当に困ったことなわけがない。
多少のことは大目に見て、ニコニコ。
私自身はとってもストレスにはなるものの、少しずつ娘の反抗が治まってきた。

もっと気持ちを大きく持って、ゆったりとのんびりといこうではないか！