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テーマ:絵本(65)
カテゴリ:教訓のある 絵本
私がそれまで知っていた「3びきのこぶた」と違い、この作品は少々残酷さのある仕上がりになっています。
恐らく一般化されている「3びきのこぶた」は、[絵本とは子供に読んで聞かせるもの]ということから、メルヘンに主人公を英雄化したのだと思われます。 この作品では、おかあさんぶたは貧乏で3びきのこぶたを育てることができなくなったので自立させます。お別れのシーンはとてもかなしそうです。 それぞれのこぶたは家を建てるのですが、すぐにオオカミに家を壊され食べられてしまいます。 残るは一番小さなこぶた。 煉瓦の家は丈夫だったので、オオカミは壊すことができず、こぶたを呼び出して食べてしまう作戦をたてます。 でも、利口なこぶたには、オオカミがあの手この手とやり方を変えてもこぶたのほうが一枚上手で食べることができません。 そして最後に強行手段でこぶたの家の屋根の煙突から入ってやろうとしますが、その下で待ち構えていたのがグラグラお湯の煮立った大きなお鍋でした。 こぶたはオオカミをグツグツ煮て、夕ご飯に食べてしまったのでした。 そして、敵のいなくなったこぶたはいつまでも幸せに暮らしました。 「貧しくて育てられない」とか、オオカミは1番目、2番目のこぶたを食べてしまう。そして、究極が3番目のこぶたはオオカミを食べてしまう。 これらの内容が少々ドキっとしますが、これが本来の姿であり、生物の「弱肉強食」の姿なのだと思います。 子供にとって、夢のあるおはなしも勿論大事ですが、こういった現実的なこともしっかりと教える必要はあると思います。 さて、話は変わりますが、私達夫婦は、「サンタクロースの存在を子供にどう教えるか」ということで毎年12月になると議論(?そんな大げさなものではありませんが・・・。)することになります。 夫は「サンタは実在しない。だから、子供にプレゼントをあげるのは構わないが、きちんと誰が買ったものかを伝えるべき。」と。 私は全く逆で「子供にはサンタがいると信じてほしい。そういう夢を見てほしい。」と思うのです。 未だに方針が定まらず、またもうじき問題の12月がやってきます。 今年は娘も4歳だし、幼稚園にも行ってるので、いろいろ他から情報も入るだろうし、ごまかしのきかない歳になりました。 今年こそはきちんと方針を決めなければなりません。 私にとって、これは非常に難しい問題です。 サンタクロースの夢を見せつつ、しっかりと現実にも向き合う、そんなうまい教え方があるのか、あと少しですが考えるとしましょう・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.07 14:05:50
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