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テーマ:絵本(65)
カテゴリ:教訓のある 絵本
小学生では「ハリーポッター」シリーズに次ぐ人気本のこの作品。
アメリカやイタリア等他国にも訳され、250万部を売り上げるベストセラー絵本が皆さんもご存知のとおり映画化されました。 我が家には、去年から1冊目「あらしのよるに」だけを持っていて、続きを読みたいと思いながらも機会に恵まれず昨日まで過ごしてきました。 昨日たまたま一人で本屋に立ち寄ることがあり、思わず続編の「あるはれたひに」を手に取り、ページをめくりだしました。 子供2人を夫にまかせて買物に出たので、ゆっくりしてる余裕なんてないのに、読み出すと途中で終われない。 2冊目を読み終えると3冊目「くものきれまに」、4冊目・・・と一気に6冊目としまいにゃ特別編「しろいやみのはてで」まで全て読み尽くして大満足で余韻に浸りながら帰宅しました。 全て読んで人気の秘密がわかりました。映画化されるわけがわかりました。 このおはなし、「おおかみ」と「やぎ」という食うか食われるかの関係の二匹が、あらしのよるに逃げ込んだ山小屋で真っ暗闇で相手がわからない状態で会話し、親しくなり、次に会う約束をしてしまう。これが1冊目「あらしのよるに」の内容。 その続きが2冊目以降展開されてゆくのですが、2冊目「あるはれたひに」では、私は男女関係のかけひきみたいなものをものすごく感じました。おおかみは目の前にいる大好物のやぎを食べたくて仕方ない。でも、それは大事なおともだち、食べられるわけなんかないじゃない!っていうおおかみの葛藤。 やぎはやぎで「信じていいの?」と半信半疑だけど、このやぎ、とっても無邪気なので「そんなわけないわ」と信じきる。 読んでるほうはハラハラします。おおかみの理性はどこまでふんばれるの?って。頑張れ~って応援までしたくなります。 でも、そんな関係を仲間が理解してくれるわけもなく、ずっと秘密にしてたのに、ついに仲間にばれてしまいます。 そして、仲間たちから裏切り者とされた二匹はかけおちのように新しい山を求めて逃げるのです。一緒に逃げて行く最中、二匹の中でお互いに気に入らない部分が出てきて喧嘩になる場面があります。これは、まるで結婚夫婦みたい、と苦笑いしました。 でもちゃんとそれも乗り越えて仲良くやっていくのです、そういうのも夫婦みたいです。 終盤には、この二匹が離れ離れになってしまいます。 本当にこの絵本6冊の中にいろんなドラマがあります。 単におおかみとやぎのおはなし、と思ったら大間違いです。 ものすごく感動しました。 衝撃的でした。 特別編「しろいやみのはてで」では、穏やかに暮らす二匹が、出逢ったときからいろんなことがあったね、と振り返ります。 そして、思ったことをつぶやくのですが、夫婦っていうのは、とか、人間っていうのは、とか、生きてゆくっていうのは、とかそういったいろんなことを教えられました。 この絵本は私の宝物になりそう、何かあったときに読んで自分を立て直したいから、これから買い揃えますね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.05 15:46:27
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