|
全て
| カテゴリ未分類
| 遊べる 絵本
| 絵の綺麗な 絵本
| 教訓のある 絵本
| 生活習慣が身につく 絵本
| 人格形成に役立つ 絵本
| 優しい・幸せな 絵本
| 季節感の味わえる 絵本
| 楽しい 絵本
| その他 絵本
| 勉強になる 絵本
| 東京ファミリー遊び場
| 舞台など
テーマ:絵本(65)
カテゴリ:優しい・幸せな 絵本
くまのコールテンくんは、デパートで売られているくまのぬいぐるみです。
いつも「早く自分をうちに連れて帰ってくれなかなあ」と思っていました。 ある日、女の子がコールテンくんの前で「あたし、ずっと前からこんなくまが欲しかったの。」とママに言うのですが、コールテンくんの服のボタンが片方なくなってるので「新品じゃないみたい」とその女の子のママは言い買わずに去ってゆきます。 それを聞いてコールテンくんは、初めて自分の服のボタンがなくなってるのに気づきました。 「今夜探しに行こう」 その晩、お店が閉まってから、コールテンくんは棚から降りて、探しにエスカレーターを上ります。 家具売り場に来たコールテンくん、「これ、きっと王様の御殿だ」と興奮します。 ベッドのマットレスのボタンを、自分のなくしたボタンと勘違いして、無理やり引きちぎろうとしたとき、コールテンくんは飛ばされて大きな物音をたててしまいます。 その音で警備員がやってきて、隠れてるコールテンくんを見つけ、おもちゃ売り場の棚に連れ戻します。 翌朝、昨日の女の子が目の前に来たではありませんか! なんと女の子はコールテンくんを買いにきたのです。 大事そう胸に抱いて帰ります。 女の子はコールテンくんにベッドを用意し、ボタンもつけてくれました。 「ともだちって、きっと きみのような人のことだね」 ずっと前から、ともだちが欲しかったコールテンくんはとても幸せそうでした。 この絵本を読むと、おもちゃを大事にしようと思います。 赤ちゃんの頃って悪気はなく物を投げたり、壊したりしますよね。 そういうとき、赤ちゃんに「おもちゃさん、痛いって言ってるよ」とかってよく言うと思いますが、それは言葉だけでなくおもちゃの本当の気持ちだと思います。 植物に声をかけて育てると、気持ちが植物に伝わる、とよく聞きますが、無機質なものでも同様だと思います。 大人自身がもっともっとあらゆるものに対して気持ちをかけなければいけない、と思った絵本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.10 21:53:47
コメント(0) | コメントを書く
[優しい・幸せな 絵本] カテゴリの最新記事
|
|