一年以内に北海道大地震が同じ場所で発生する
CCSは公然の秘密とされる人工地震設備であり、これも東北大震災の大きな特徴。震源範囲と発生年が不自然だ。歴代の大地震とは全く違う別物の地震。まるでガス爆発である。苫小牧CCS実証実験と去年の北海道大地震とは無関係ということで、昨年末からCO2圧入を再開した。このCCS実証実験では3年間30万トン以上を目指して、CO2を苫小牧港の海底約1,000mの地層へ圧入しており、既に20万トンの圧入が終わり、更に10万トンを圧入して計画が終了する。中越地震、中越沖地震と云う二つの地震を起こした疑念のある新潟県長岡市でのCCS、岩手・宮城内陸地震を起こした疑念のある秋田県雄勝実験場でのCCS、そして東北大震災の津波災害を引き起こした可能性のある福島県勿来沖でのCCS、これらを検証することなく、苫小牧でのCCSを進行させることは、たいへん危険である。長岡の実証試験はデータの収集が目的であり、勿来沖、苫小牧沖、などは本格事業です。勿来沖での圧入事業も、東北大震災のあと、中止され、苫小牧沖に移っています。北九州でも本格事業が進行中です。「苫小牧のCCS大規模実証試験はこれまで、萌別層という浅い地層に圧入していましたが、今年2月になって、滝ノ上層という深い地層に80トン圧入しています。萌別層よりも深い滝ノ上層へ8月は65トンが圧入されています。今年1月に紹介した時点では累積圧入量が12.3万トンでしたが、7ヵ月後の8月には20.6万トンを超えています。今年になって大量の圧入が行なわれたようです。しかも、より深い滝の上層への圧入も始まっていました。その途端に地震となったようです。」(石田氏「新・地震学セミナー」より)韓国で地熱発電で高圧水注入後地震2017年11月に韓国・南東部の浦項市で起きた地震について、周辺で進めた地熱発電開発が原因だったと発表し、謝罪した。この地震はマグニチュード(M)5・4で、広範囲の建物が損壊し、118人が重軽傷を負い、850億ウォン(約85億円)の財産被害が出た。政府は一帯を特別災難地域に指定し、現在も復興事業を進めている。気象庁が地震観測を開始した1978年以来、年間の地震発生回数が最も多かったのは2016年の252回。次いで、2017年(223回)、昨年の順。2016年9月、慶尚北道慶州市で韓国観測史上最大規模のマグニチュード(M)5.8の地震が発生。2017年11月には慶州地震に次ぐ規模のM5.4の地震が同道浦項市で起きた。昨年の地震発生回数が過去3番目に多かったのは浦項地震の影響が大きい。気象庁関係者は「これまで浦項地震の余震は100回発生し、昨年初めに多く起きた」と説明した。地熱発電は数キロメートルの地下に水を流し込んで地熱で温め、このときに発生する蒸気でタービンを回して発電する。地面を4~5キロほど深く掘る上、地下に水を注入して取り出すプロセスがあるため、地盤が弱くなり断層に応力が加わって地震が起きる可能性がある。浦項地震が起きた直後、震源地が地熱発電所から数百メートルの地点だった。