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カテゴリ:【~2012年】美術館・博物館など
やっとこのテーマを見つけたー。
そして『ENT』#81感想も書きたいのだが、こっち優先。忘れちゃうから(笑)。 さて、 ナスカ、と言うと誰もが地上絵を思い出すと思います。 でも、あの地上絵を描いた人々の暮らしぶりに注目したことある? 恥ずかしながら私はそうじゃありませんでした。 鮮やかな配色の土器や織物。 特に土器に描かれた神さまや人間の表情がユーモラス。 顔がやたらとあって、みんなオバQみたいな唇。キース・ヘリングのタッチにも通ずる。 残忍なものも中にはあったけど、どこかのどかなのです。 そして少年のミイラ。 我々と同じアジア系(モンゴリアン)と言われる彼ら。地球の裏側なのに本当に不思議だよね。 これら沢山の出土品を目の当たりにして、「地上絵」が謎だらけの古代遺跡という存在から、ぐっと身近なものに感じられました。 もちろんあのスケールの大きさは只事ではないけれど、UFOの発着場だとかそういう発想には無理があるなというのが感想です。 これは収穫。 それから、地上絵がゴリゴリと地表を削っただけの線であること、頭でわかってはいたけれど何とか実感でしました。 これも収穫。 しかし残念なことに、他の世界遺産と同じように崩壊の危機にさらされているのです。 守ろう世界遺産!! TBSのナスカ展のサイト 国立科学博物館 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.06.09 12:06:06
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