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カテゴリ:【~2012年】美術館・博物館など
久しぶりの展覧会です☆
四大浮世絵師、とは写楽・歌麿・北斎・広重。 歌麿以外は好きです。(美人画はあまり興味がわかないのであった) 浮世絵師の中では国芳が断トツに好きなんだけれど、北斎・広重はまた格別ですね。 『北斎漫画』の展示は終わってしまったようで見られず(TT) でも『冨獄三十六景』は改めて堪能しました。 そうそう、会場入ってすぐに『赤富士』と『青富士』が並べて展示してありました! 『青富士』は珍しいそうで、私もその存在をしかとは知りませんでしたが、のっぺりと青白く、『赤富士』と比べるとお互いが引き立つ感じ。 構図も同じなので、対の作品なのでしょうかね。 浮世絵など江戸時代の刷り物の何が好きって、背景に描かれた「ちっちゃい人」チェック。 点々ではありますが、ちゃーんと目鼻があって表情豊かに描かれているのです。 一種の「ピクトさん」かもね。 広重の作品にはそのお楽しみが一杯なんですよ☆ 全体よし細部よし、の広重は素晴らしいですね。 ・・・って実は彫ってあるんだからまた驚きなんですけどね。 この展示は解説が面白かったです。 出品者中右瑛氏によるものだとは思いますが、これまでに無い親近感の沸く解説文でした。 珍しく縦書きだったことも手伝って、とても読みやすかった。 (普段は解説なんか滅多に全文読んだりしないんだけどね・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.04 23:53:06
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