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2008.05.03
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久しぶりの展覧会です☆
四大浮世絵師、とは写楽・歌麿・北斎・広重。
歌麿以外は好きです。(美人画はあまり興味がわかないのであった)

浮世絵師の中では国芳が断トツに好きなんだけれど、北斎・広重はまた格別ですね。
『北斎漫画』の展示は終わってしまったようで見られず(TT)
でも『冨獄三十六景』は改めて堪能しました。
そうそう、会場入ってすぐに『赤富士』と『青富士』が並べて展示してありました!
『青富士』は珍しいそうで、私もその存在をしかとは知りませんでしたが、のっぺりと青白く、『赤富士』と比べるとお互いが引き立つ感じ。
構図も同じなので、対の作品なのでしょうかね。

浮世絵など江戸時代の刷り物の何が好きって、背景に描かれた「ちっちゃい人」チェック。
点々ではありますが、ちゃーんと目鼻があって表情豊かに描かれているのです。
一種の「ピクトさん」かもね。
広重の作品にはそのお楽しみが一杯なんですよ☆
全体よし細部よし、の広重は素晴らしいですね。
・・・って実は彫ってあるんだからまた驚きなんですけどね。

この展示は解説が面白かったです。
出品者中右瑛氏によるものだとは思いますが、これまでに無い親近感の沸く解説文でした。
珍しく縦書きだったことも手伝って、とても読みやすかった。
(普段は解説なんか滅多に全文読んだりしないんだけどね・・・)





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最終更新日  2008.05.04 23:53:06
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