限りなく困難な屋形船。
(サブタイトル)隅田川花火大会【外伝】屋形船の巻花火の帰り道。白髭橋というシニア系な薫り漂う名前の橋を渡った。川には明かりを灯した屋形船が並んでいた。 屋形船から見る花火ってのもオツなんだろうなぁ、と思う。川・海・湖。場所を問わず、その機種を問わず船って結構好きだったりする。だからと言って「土佐に行ってカツオ漁に参加して来い」「観測船に乗って南極で一年過ごして来い」「潜水艇“しんかい”に乗ってリュウグウノツカイを生け捕りにしてこい」と、言われれも喜べません。もっと普通レベルのヨットとかボートとか小型船舶、あとフェリーみたいなそーゆーレベルの「船」です。ここで言ってるのは。で、好きなワリに「そーいやぁ屋形船って乗ったことないや」ってことに気づいた次第です。数ヶ月前のブログで紹介した「近江の渡し船」の印象がかなり良かったこともあってか、川面に提灯の明かりが揺れる景色が素敵だったからか俄然、屋形船への憧憬というか興味が沸いたのであります。で、ググってみたらこーゆーことらしい。●年中無休で営業してるらしい。●通常は貸切、乗合は少ない。●貸切の場合、通常15名以上の団体予約。お一人様一万~一万二千円。 酒は飲み放題。料理は天ぷらや刺身など。●航行所要時間はおよそ二時間半。●オプションでコンパニオンをつけることもできる。 ○料金は1人一万六千~一万八千円 ○洋服・着物の指定ができる ○景色の説明やお酌、カラオケのデュエットなどがサービスの内容。 ○本格的な芸者さんを希望される方は、三人セットが最低らしく 十二万円程度の予算が必要になる(らしい)どうにも「らしい」の連発で恐縮だが、俺の知らない世界だ。許しなさい。どういうわけかコンパニオンに関する記述が増えてしまったのだがこれはきっと何かの間違いであって、興味とか好奇心とかとは別の次元だ(ぞ、きっと)さてさて。貸切が基本で15名以上で予約、お一人様12,000円しかもイベント的には三時間以下、ってことになるとやはりというか、さすがにというか、あんまり気軽に「よぅ、磯野。今夜あたり、どうだい?屋形船で」「おっ!いいねえ穴子君!」なんて感じにはならないというかできないようだ。行き当たりばったりな毎日なのでよっぽど事前に日程と人数が確保されない以上、無理だな。プライベートじゃそんな機会ないだろうから会社・仕事でか。そんなの入社式くらいだ。あ、入社式を屋形船で。これは新しいかも。新しいだろうけど、どうなんだそれ。