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テーマ:食べ物あれこれ(50336)
カテゴリ:トルコ料理
ラマダンとシェケル・バイラムの解説日記をもうちょっと書こうとしたんですが、
団子屋さんから 「料理日記ぷり~ず」 とのリクエストがありましたので(笑)、今日はトルコの激うまチキンピラフのご紹介なんぞをしてみようかと思います。 トルコに行っておいしいなあ~と思ったのは、やっぱり米料理のピラフです。 色んな種類があるんですね。 シンプルなものから、羊肉を炊き込んだもの、ムール貝やアンチョビのピラフなんかもあります。 トルコ人にとって主食はパンなので、ピラフはおかず?と思ったけど、色々複雑らしい。 やれシンプルなピラフはおかずの添え物だとか、 今日紹介するチキンピラフは果物のシロップ漬けと一緒に食べるんだとか、 羊肉のは料理として扱うんだとか・・・。 結構こだわりがある。 だいたいなんでチキンピラフは、果物のシロップ漬けと一緒に食べるんだろう・・。 謎はつきない。 パイナップルが入ってる酢豚が許せない私としては、味覚の点からツッコミを入れたくなる。 パイナップルは酵素が強いので消化吸収を助ける働きがあるらしいけど、 チキンピラフとシロップ漬けの栄養学的なウンチクは何かあるのだろうか。 トルコ人を家に長く置いておくと、困るのがこのパン食問題だ。 日本人が米を食べないと何となく腹が落ち着かないのと同様、 トルコ人もパンを食べないと腹が一杯にならないらしい。 トルコ人は一人一食一本のバゲットを食べるので、パンが案外高い日本では結構エンゲル係数に負担がかかるのだ。 ああ・・・また話がそれた・・。 なんとかならんだろうか、この話の散らかりっぷり・・。 まあ、米食中心の日本人にはチキンピラフはおいしい一品だ。 ボリュームもあるので、これとサラダだけでもお腹一杯。 トルコで注文する時は 「タウクル・ピラウ」と注文しましょう。 この場合「ウ」と書かれている所は「ヴ」の口の形で「ウ」。 ちなみに「サラダ」は「サラタ」なり。 チキンピラフ 〈準備するもの〉6人分 チキン 1/2羽(←謎。骨付きで色んな部位が欲しいと思われる。 手羽、胸、もも一本ずつとか?) 米 500g バター 50g チキンストック 750g 塩・コショウ 適宜 〈作り方〉 1) 米は塩を入れた熱湯に漬けてフタをし、冷めてからきれいに研いで水をきる。 2) チキンを洗い、塩を入れたたっぷりの水でボイルする。 3) 肉が柔らかくなったら骨から離し、食べやすい大きさに裂いておく。 4) チキンの茹で汁を3カップ別の鍋にとり、チキン、塩、コショウ、バターを加えて煮立たせる。 5) 4)に米を入れ強火で5分間、しだいに火を小さくして水気がなくなるまでふっくらと炊き上げる。 6) 上にチキンをのせていただきます。 バター50gって多いかも知れません。いや、多い。鶏から脂出るし。 作り方、のっけから謎ですね。 米を熱湯に漬ける・・・。これがトルコの米の炊き方なんです。 銀シャリで食べるならこれはNGですが、ピラフにする分にはおいしいのですよ。 トルコ初心者だった頃、トルコの友達の家で 「日本人だからピラフ作れるでしょう?作って」と言われ、 「作ったことない」と言うと 「信じられないわ!キタノウミ!・・・(以下、家で何をしてるのかとか、そんなような文句が続く)」 と、そこで日本滞在経験有りの人に 「日本には米を炊く機械があるんだよ・・」と取りなしてもらったことがあります。 機械(炊飯器)があっても、ピラフは作れなかったなあ。あのころは。 日本のごはん炊いたら、嫌がられただろうな(笑)。 彼らにとっては味がないし。 トルコ人の中には日本人が米を食べる、ということは知ってる人もいるけど、 味付けしてない米の甘味と香りを楽しんで食べている、ということは当然知らない。 日本に来てびっくりするのも分からないでもない。 「あ、味がついてねえ!!」 彼らのこだわりチキンピラフ、食べてみて欲しい。シロップ漬けも忘れずに・・(果物の缶詰め可)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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