「植物図鑑」有川浩著
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか? 咬みません。躾のできたよい子です」「 ――あらやだ。けっこういい男。」ある日、道ばたに落ちていた彼。「樹木の樹って書いてイツキと読むんだ」。さやかが彼から聞いたのは、それだけ。でも、それで充分だった。二人の共同生活は次第にかけがえのない日々となっていく―― 花を咲かせるよう、この恋を育てよう。野に育つ草花に託して語られる、有川作品いちばんの特濃ベタ甘ラブストーリー・・・・・こういう可愛いラブストリーは年甲斐もなく大好きそして、その辺の道端に生えている草花(雑草と呼ぶと「ちゃんと名前があります!」・・ってイツキにしかられちゃいそう(笑))にも自然と目が行って楽しくなりそう。だってこれから春だからねでも、私は採取して「食べる」まではいかないな。小学生の頃は、母に連れられて時々山菜採りに行ったけど、山に入るのって周りに人が見えなくなるとなんだか怖いのよね~わらびやふきなどを下処理してから貰うのは大好きですが(苦笑)