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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:子育て
さて、ピンクの電話がおもちゃになり、

幼稚園がお休みだった午後、

娘達は早速受話器を手に

日本に電話しているつもりで遊んでいる。


「もしもしー、あ、おばあちゃん、りりよ。元気~?」

「はいもしもし、あ、リリちゃん、久しぶりね~。」


私は口内炎ができていて、あまりの痛さにふにゃふにゃした発音になりながらも

おばあちゃん役、おじいちゃん役、私の妹や弟の役など、

3役4役、声色を変えながら相手をさせられる。

ペットの犬まで登場する。


スーは私とリリのやり取りを、横でオウムのように

まねして繰り返し、自分も参加しているつもりで

嬉しそうにしている。


せりふは一応日本語で、設定の説明をするときはポル語で、

分らない言葉があると、

「ママィ、○○は日本語でなんていうの?」とタイムが入り、

日本語での言い方を教えてごっこが再開される。


空想はどんどん広がって、今飛行機の中にいて、

日本に向かっているということになった。

実はもう5年経って、リリは10歳になり、

ブラジルには帰ってこないで日本の学校に入る

ことになっているらしい(笑)


さ、着いた。  あ、おじいちゃんが迎えに来てるよ!

「おじいちゃーん!!げんきぃ?」

「おおー、大きくなったねえ」

「じゃ、車に乗っていこうか」

「はい、シートベルとはめてね!」


去年里帰りをした際の出来事をベースに

話が進められていく。


たった1ヶ月ちょっとの滞在のために、

わざわざ父がチャイルドシートをレンタルで用意してくれていた。

日本では義務付けられているんですね?!


初めて見たチャイルドシートの使い方が分らず、

なにかおかしいなあと思いながらも、父の指示どうり、

赤ちゃん用のがっしりしたのに当時4歳だったリリを乗せ、

幼児用のシンプルなのに1歳のスーを乗せたため、

「リリがきついよう~、いやだーこれに座るの、

とってもいい?」というのを、

「いや、うちに着くまでとっちゃダメなんだよ、もうちょっとだから」

といって我慢させていたという失敗談がったので、

「今度は間違わないようにね!」

なんて言ってる。

(まあ、設定どうり5年先だと、スーでさえ

ベビー用のには乗れないと思うんだけど、それはご愛嬌。笑)


更にごっこは続き、夜が明けて海へいき、

帰りに買い物に行き、ビデオ屋に寄ってピカチュウのビデオを借りる。

家に着いたら泡風呂に入って、床に敷かれたお布団で眠り、

また次の朝がやってくる。


牛乳配達の人が来た!

牛乳を取ってきて! 新聞もね!

犬を散歩に連れて行かなくっちゃ!

公園へ連れて行こうね。


(ブラジルの田舎生活では新聞屋も郵便屋も

牛乳配達も来ないし、犬を鎖に繋いで散歩に

連れて行くこともなし、公園もないので珍しかったらしい)


夕方、今日はお祭りがあるから浴衣を着ていこう。

仕事帰りのおじいちゃんと待ち合わせて、

いざ、出店へ。


あ、金魚すくいだ!

一匹だけ連れたよ。


次の日がやってくる。

今度はおすしを食べにレストランへ。

おすしはくるくる回っているやつだ(笑)

あ、りりちゃん、そこのえびの乗ったのとって!

ハーイ

じゃ、りりは海苔の巻いてあるの、

ハーイ、どうぞー、

もうおなか一杯、

あ、写真をとって、パチッ。


じゃ、そろそろ帰ろう、


帰ったことにして、今度は外で花火、

バケツに水を入れておいてね、


わーい♪きれいねえ。。


こんな感じに、、再現ドラマのような、いいとこ取りの

1週間滞在分くらいのごっこが続いただろうか、

それから次の朝、起きたら雪が積もっていたということになっていた。


私たちが行ったのは5,6月で、

リリは雪を見ていない。

これは再現でなく、空想だ。

雪で遊びたくてたまらないらしい。

雪だるまを作るごっこが始まった。

手袋も忘れないでね、

ハーイ


とお返事がいい。


雪だるまに目をつけるから石ちょうだい。

鼻はにんじんにしよう。

「カシェコウ(   は~。。。。。日本語でなんていうの?」

「マフラーだよ」

「あ、じゃ、マフラーもちょうだい」



こんな具合に延々と続き、私ののども疲れてきた。


と、ようやくだんなが仕事から帰ってきたので

ごっこは中断され、パパィのほうへすっ飛んでいった。


それからは暑い夕暮れ時、

娘達はパパと一緒に近くの沼へ釣りに行き、

私は夕飯の支度を始めた。


暗くなった頃、ランバリという

全長5センチくらいの小さな魚を

たくさん釣ってきたので、

即、レモンと塩、にんにくで味付けし、

夕ご飯になった。

丸ごと油で揚げて、ばりばりっと骨ごといただく。うまいっ!!

ちょうど珍しくおすそ分けしてもらっていた

ルッコラとラディッシュをオリーブオイルたっぷりにサラダにし、

ご飯とフェイジョンで食べた。


新鮮なものはおいしい♪


べろの裏にある口内炎にあたふた顔をゆがめながら、

ピリッと辛味の効いたサラダはやめられず

バリバリとウサギのように平らげた。


楽しそうに日本のことを思い出しているりり。

もし日本に行ったらここの生活を懐かしく思い出すんだろうな。




















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Last updated  2005.10.29 23:58:06
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