実はジワジワ一目惚れ
珍客のその後です。はじめは恐る恐る距離を置いてみていたのですがだんだん慣れ、近くで見て彼を観察しているとどうやら老犬ではなく、若い犬のようなのです。(少年ですね)なのでいろいろなものに興味を示し、遊ぼうとする。それでいて大変おとなしく吠えない、人懐っこい、前の飼い主がそうしていたのか、しゃがんでいると、ちょうどハグされる格好で胸のところにすっぽり納まって座ったり、立って抱きついてきたり(これはさすがに怖い!熊に抱きつかれてるみたい)なんだか愛嬌のあるヤツで、安いドッグフードをやったところゆっくりと、しかし全部平らげてしまった。うちで飼ってるクロはすっかり人間の残飯慣れして安いドッグフードは残すのですがそのクロの残したドッグフードまでぺろりと。よっぽどお腹すいていたんだねえ。。。うちでは絶対に飼えません!と口をすっぱくして言っていた私もこのワンちゃんがいる日々って楽しそうだなあ、かわいいなあ、と不覚にも思ってしまい、娘たちはすっかり "うちの犬よ!”"大好き!”といって勝手にフォフォンという名前までつけて呼んでかわいがっている。(ちょっとクロが嫉妬気味。でもクロと喧嘩はしないフォフォン)旦那はもちろん、飼えません!という私を立てつつも犬好き。あげく、舅&姑までわざわざ見に来て、きれいな犬だねえ、蚤一つないねえ、、飼っちゃいなさい!という始末。いや、じつはこんなのは飼えない!といいつつ私も一目惚れしていたのは確か。オスだから妊娠して帰ってくる心配もないだろうし、このデカさはいい番犬になるかな。一月にクロの伴侶シロと子犬たちが全滅していたので一人ぼっちだったクロのいいお友達になりそう。なにより、かわいらしい。ただ、こいつは一体何キロのエサを平らげるんだろうか?本当におとなしい犬なんだろうか?今晩も帰る気配はなく、うちの周りに居座っている。なので、しばらく様子を見て、帰らないようだったら飼ってみるか、ということになりました。もしどこかこの近所の別荘から逃げてきた犬であればいづれ飼い主が現れるかもしれないし。その日まで。。夕方のショットをご覧遊ばせ。なんかおいしいもんなぁい?!ねぇねぇ遊んで~!!おいおいおいキミは熊か~?!?!?!離れて見守る。首をかしげて見つめる表情がなんともいえないかわいさ☆うちの犬になる?! っつかもうなってるの?!?!?!