新社会人のみなさん、そろそろウマシカな販売員に気をつけよう
新入社員の相手をしていると、なかなかみなさん真面目で素直で正直で、いや~良いですやね~。ですが、みなさん。特に就職を機に上京して一人暮らし なんて方は、是非変な商売をする輩に気をつけて頂きたい。みなさんの初ボーナスをねらって誰かが何かをたくらんでるかもしれませんよ!1997年の「ココ山岡」倒産事件(知らない人はネットで調べましょう)のように、それ以上にその手の商法は巧みになっています。「知らない人に声をかけられたら敵と思え」とは、私の元彼のセリフですが、本当にそうだと思います。「知らない人に声をかけられるのは、自分にスキがあるからだ」とは、私の母のセリフです。おかげで男運が…。ちなみに、このココ山岡、私も川崎にあった店舗で声をかけられまして、店員(オネーサン)が「ダイヤペンダントのデザインのアンケートに答えて欲しい」なーんていうから、ほいほい答えてあげました。といっても6つ写真があってどれが好きかを答えるだけ。そのうちダイヤの価値は大きさで決まる!(←信じないように)等という話になり、写真のダイヤはみんな1カラットの大きさでとても高いもの。なーんて言ってきました。「お前、年頃の女性にその口説き文句はあまりにも大雑把だろ~。売り子じゃなくてもダイヤの4Cくらいは知ってるっての、最近の女性は。」と思いながら聞いてました。私は宝石が大好きです。勤めだしてから1度だけ普通の店で買って実家に帰って家族に喜んで見せたら、さんざん馬鹿者扱いされたので、それ以降、店で買うことはしていません。逆に言えば、田舎に帰れば身内や知人に宝石商が必ずいるので、絶対良い品をかなり安い価格で買える訳です。オネーサンは「普段、ご自身で宝石を買ったりしますか?」と聞いてきました。私は「はい」と答えました。むこうはチャンス!と思ったに違いありません。「どこで?」と聞いてきました。そこで私はそろそろ帰りたいという気持ちもあったし、このオネーチャンならどうにか逃げられるなと思ったのでこう答えました。「実家で。私の田舎は宝石研磨が地場産業で有名です。親戚・知人に一言言えば、ダイヤでも真珠でも普通の小売店頭価格の1/3で手に入ります」案の定、あっさり返してくれました。ちゃん☆ちゃん☆そう言えば、タメ口を聞いてきて親密感をたーっぷり出して高価なモノを売りつける販売員もいますね。私の場合は、電話セールスでそーゆー兄ちゃんに出くわしたことがあります。「二百数十万の会員制リゾート施設の利用権を買わないか。ついては詳細を当社事務所に聞きに来ないか。」ということでしたが...売りつける商品価格にまーったく似合わないタメ語というか品のなさ。こちらが徹底的に敬語で話しをしているのに、空気を察して客に合わせることすらできない大バカ者。そのうち「あんたはノリが悪い」とか「自分と話をするほとんどの客が事務所に話を聞きに来ると言うのに、どうしてあなたはyesと言わないのか」とか、訳のわからないことを言い出して、それに対しても私がとっても冷静に丁寧な対応をしてしまったせいか、「あんたみたいな話の解らない人にはもう売りたくない!」とか言って電話を切ってしまいましたねぇ...ま、自分から切っていったんだから、どうぞ~って感じでしたけどね。あとは、「スキンケアについてアンケートを」なんて言ってくるオネーチャンにまたヒマだからと相手をしてたら「店に来て、もう少し詳しい話を」てなことになったこともありました。この時は「ヤバ…」と思いましたが、店に行くと同じく捕まってる輩の多いこと(少し安堵もしましたがね)。で、そのうちスキンケアといっても基礎化粧品じゃなくて、フェイシャルエステの勧誘になってきました。その話になる頃には、勧誘員もバイトのオネーチャンから、ばっちり化粧を決めた熟女になっていました。「ウチの店(東京・池袋)には関東近県からお客が来ている。始発に乗ってくる人もいる」なんて言ってきましたねぇ。結局そんな熟女のこわ~い勧誘も無事断ることが出来て、その店を後にした訳ですけどね。デート商法とかクーリング・オフが効かないように仕組む商法もあるんですよね。新社会人、気をつけてねー。ってゆーか、「お前こそ、そんなに(いえ書いてないけどもっと)ヤバイ所へ何度も足踏み込んでんじゃねーよ!学習しろよ!」って言われそうですね。もう大丈夫。声掛けられなくなったから。