自称起業家の読書日記

[セミナー・講演会] カテゴリの記事

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• 大創産業の矢野博丈社長の講演

  首都大学東京(旧東京都立大学)の公開講座で、大創産業の矢野博丈社長が講演されましたので、行ってきました。今年は、「起業家・トップリーダーによる特別講座」ということで、ユニチャームの高原会長、加賀電子の塚本社長、松井証券の松井社長等が、この後も講演されるそうですので、日程が許す限り聴きに行きたいと思います。○大創産業の会社概要1977年創業、資本金27億円、年商3,200億円、店舗数:国内2400店舗、海外350店舗。「100円SHOPダイソー」を展開。未公開会社。正社員430名。3200億種の商品を僅か10名のバイヤーが担当。今年の新卒採用は36名(7000名を面接から厳選。ちなみに競合他社のキャン・ドゥは、売上1/5の規模にも関わらず260名の新卒を採用)○矢野社長のプロフィール中央大・理工卒。社会人2年目で事業の失敗で夜逃げの後、9回の転職という厳しい人生を経験し、大創産業を創業。いつどんな事があっても生き延びれるよう、常に質素を心がける。広島で、中国電力、中国ドコモに次ぐ納税順位にも関わらず、運転手も秘書も持っていない。○若い新卒社員に言っていること1.世の中は甘くない。→いい事ばかりが続いた20世紀に比べ、21世紀は縮む時代2.苦しさの中に楽しさがある。→苦しい日々の練習が必要3.生きることは簡単ではない。→必至に生きなければならない○大創の創業について9回の転職の経験で、自分はセールスに向かないと気づき、大創では原価を気にせずにとにかく良い物を作って顧客に買ってもらう事を徹底している。1980年代のインフレ期には100円均一は全く儲からない商売で、同業者がみんな撤退したが、それまでの苦しい人生の経験から、自分は能力も運もないので、がまんして商売を続けたところ、この10年位でデフレが続き、経営環境が良くなって来た。ある日、顧客の一人から「安物買いの銭失い」と言われ、とにかく利益を度外視して100円で仕入れ100円で売る苦しい時期を耐えていると、顧客がだんだん増え、卸業者から仕入れてほしいと言って来るようになり、「大創はいくらで仕入れているのか?」と聞かれ、「全て75円」とウソを付いたのが受け入れられ、それから利益がでるようになった。(笑)○これからの日本の経営者に必要なリーダー像20世紀には力の強い人間が勝ってきたが、21世紀には腕力と人間性が必要となる。日本は工業力、労働力、若者の気力を失い、冬の時代を迎えることとなるが、絶えず進化し脱皮していき、生きる為に必至にならないといけない。講演の中で矢野社長が、広島の尾道から東京までの夜逃げをした時の話をされた時、当時の事を思い出され相当辛かったのでしょう、涙を流しながらトツトツとお話をして頂きました。それほど流暢ではないスピーチでしたが、ありのままの自分をさらけ出せる人間味のある経営者であり、そういう意味では強烈なリーダーシップで経営をされているように感じられました。ご本人は「どうしようもないオッサン」と言ってましたが、矢野社長の生き様から学ぶことが多いと思いました。

  2005年06月26日

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• 雇用・能力開発機構の創業セミナー全33回開催(6月～3月)

  雇用・能力開発機構の主催、厚生労働省、中傷企業基盤整備機構、日本経団連、ニュービジネス協議会後援というすごいラインナップで、衛星通信を利用して全国各地の受信会場にリアルタイムで配信する全33回のセミナーが開催されるそうです。「アントレプレナーDo it!」■ 開講日 ： 平成17年6月23日（木）～平成18年3月16日（木） ■ 配信時間 ： 毎週木曜日　18:30～20:00 ■ 受講料 ： 無料 ■ 会　場 ： 各都道府県の独立行政法人雇用・能力開発機構都道府県センターなど それにしても、衛生通信で双方向通信なんか、必要性が全く無いような気もします(インターネット配信で充分)が、こんな所にも無駄な税金が使われているのですね。税金が使われる「黄金の羽根」ですので、拾える時間のある方は、拾ってみてはいかがでしょうか？

  2005年06月20日

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• 知財法務と知財ビジネス(鮫島弁護士・弁理士)講演

  昨日6/18に東大先端研で開催された知財マネジメント研究会の知財キャリアアップ分科会で、弁理士で弁護士の鮫島正洋氏が「知財法務と知財ビジネス」というテーマで講演されました。特許とはマーケットを独占するものである事が、改めて良く理解できました。○知財がクローズアップされている2000年に「知財立国」という造語ができてから、それまで一部の法律実務の専門家の領域であった「知財」が、今や競争力の源泉(ビジネスアセット)として位置づけられ、マネジメント、ファイナンス、マーケット、ヒューマンリソース等の関連性が問われている。知財はどの部署でも必要な知識になって来ている。米国のある大学TLOが保有する特許の内、2件の特許が99%のロイヤリティを稼いでおり、知財マネジメントとは、この低い確率を上げていく事が目的である。○知財とファイナンス(特許権の証券化)1997年に政策投資銀行が特許担保融資をしたケースが、初めて特許権で資金調達をした例である。特許権の証券化モデルとしては、2003年3月に実施されたピンチェンジモデルが有名である。特許評価手法:　1.ライセンス対象商品の期間中の売上(マーケット規模)を予測　2.その予測について、楽観、中庸、悲観のシナリオを立てる　3.DCF方式で現在価値に戻す　4.核ステップの妥当性を法律専門家の見地からレポートする証券化は手続きが複雑でコストがかかるので、最低20億円程度の資金調達が必要となり、バイオベンチャーに限定される。IT系は通常クロスライセンスが多くロイヤリティが入ってこないので、担保融資の方が実現性がある。○知財と企業戦略(知財マネジメント・コンサル)・マネジメントに知財と技術法務を取り込み、ニッチ市場に参入し、参入障壁を築き収益の向上に取り組んだ化学メーカーがある。・社内に存在する「知」の権利化により受注確保・維持を狙ったシステム・インテグレーター(SI)がある。　→富士通や日立系のSIは、特許をかなり取っているが、独立系SIは知財戦略を持っていない事のリスクが、今後表面化するのではないか?○知財と事業戦略(知財プロジェクト・コンサル)知財の特徴として、シーズが見つかり特許権を獲得できるまでにタイムラグがあり、知財戦略と事業戦略を平行してマネジメントしておかないと、特許権を取る前に共同研究契約でシーズを開示してしまったりしているケースもある。知財プロジェクトコンサル手法:　1.現状把握　2.シーズについて特許ポートフォリオを再構築　3.関連契約(共同開発、ライセンス等)をチェック、レビュー　4.量産ステージにおける排他的な手段(ライセンス、訴訟)の行使○知財とM&A(特許デューディリジェンス)M&Aをする際にも、特許知識がないと買収先の企業価値を評価できない。特許デューディリジェンス手法:　1.買収先の企業のプレゼン等のセールストークの把握　2.客観的妥当性を特許サーチや専門家へのヒアリングによって検証　3.他のメンバー(マーケット、法務)との連携で企業価値を判断　4.投資適格および投資価格の評価○知財とヒューマンリソース(職務発明規定)・IBMでも職務発明規定はそれほど差がない。・よく米国の研究者は発明した特許で金持ちになったと言われるが、彼らは起業して自分でリスクを取っている。・今回の特許法35条の改正(2005年4月)で、外資系企業が日本人研究者だけ優遇する訳にはいかないので、日本でのR&D投資を減らしている。○特許制度は金持ちの制度1つの特許を大企業は5000万円位かけて主要国に特許出願できるが、中小企業は1000万円位しか捻出できないので、限られた国への出願しかできない。しかし、中小企業こそが、ニッチな市場で勝負する際に、大企業に対する参入障壁を築き、競争力を維持し高収益な期間を維持できる知財マネジメントが必要となる。PS.講演の中で、特許データベースを利用した投資モデルを検討中との話がありました。特許データベースは、登録から1年6ヶ月後のオープンとタイムラグはあるものの、発明者と共同研究者(企業名)等の特許の関係者が分かる。特許権とは将来の独占権なので、長期投資に必ず直結するのではないかと考えているとのこと。但し、この投資モデルを編み出したとしても、公開はしないと言ってました。(笑)

  2005年06月19日

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• ベイオベンチャーの最新動向(知財マネジメント研究会)

  昨日、東大先端研で月例で開催されている知財マネジメント研究会のバイオベンチャー分科会に行ってました。今月のゲストは、日本ベンチャーキャピタル株式会社・投資部の佐藤亘氏で、講演テーマは『ベンチャーキャピタリストから見たバイオベンチャー』でした。○ベンチャー・キャピタル(VC)の現状日本のVCは殆どが会社組織で約200社ある。投資担当者は、鵜飼の「鵜」で、役員が「鵜匠」として最終的な投資の可否と投資金額を決定する。VC各社の特徴は、鵜匠のコントロールの強弱と鵜の能力・鵜同士の協力関係の強弱で、性格が色々ある。投資の成功率は大体20%弱で、投資先の内5社に1社は、7～8倍にならないと投資資金を回収できない。投資成績は、Super Deal(20倍超)の有無で決まる。投資効率を上げる為には、よりスタートアップ、アーリーステージのベンチャーを見つけ出し、「株を安く手に入れて高く売る」ことを徹底しなければならない。○VCの投資判断VCが投資する会社とは、単純に投資担当者が気に入った会社で、担当者が変わればそれまで保留になっていた案件に、投資するケースもよくある。投資担当者個人の人脈・経験・センスの世界で、投資先を物色している。投資しない理由は、10～20はすぐに出てくるが、圧倒的に優れた何かを感じるかどうかが投資の意思決定を左右する。○バイオベンチャーへの投資状況上場会社は2001年度1社、2002年度2社、2003年度4社、2004年度4社と確実に増えている。全業界に対するバイオ関連への投資割合も2002年5%、2003年10%、2004年30%と、確実にバイオベンチャーへVCの資金が流れている。バイオベンチャーと上場製薬メーカーとの逆転現象も出てきている。　　　　　　　　　売上(億円)　　経常利益(億円)　社員数(人)　時価総額(億円)　持田製薬　　　　 680　　　　　　　50　　　　　　　1800　　　　　　　900　エスエス製薬　　640　　　　　　　40　　　　　　　1900　　　　　　　900　アンジェスMG　 　 25　　 　　　　-2　　　　　　　　　84 　　　　　　 600　 　オンコセラピー　　 16　　　　　　　0　　　　　　　　　48　　　　　　　500確実に毎年50億円の経常利益を出して、熟練社員を2000名近く抱えた歴史のある会社に対するとM&Aも十分射程距離に入ってしまうバイオベンチャーの株高(時価総額)になっている。バイオベンチャーにとっては「黄金の国」、既存製薬メーカーにとっては脅威となっている。○バイオベンチャーの特殊性◆ビジネスモデルに問題通常の成功するベンチャービジネスの特徴は、柔軟にビジネスモデルを変化・進化させれて、顧客だけでなく主力商品自体さえも変えてしまえる柔軟性が必要。バイオベンチャーの特徴として、ビじねすもでるに問題があるケースが多く、「作る(法規制・認可により柔軟性は無)」、「売る(大手製薬メーカー頼り)」までは考えているが、「儲ける」という点まで考えられているケースが非常に少ない。「IPOすると儲かりますよ」と平気で冗談を言ってくる経営者も存在する。その点、総合医科学研究所(マザーズ2385)のビジネスモデルは優れている。◆投資効率に問題　　　　　　　必要投資額　　　　回収までの期間　　IT業界(ソフアウェア)　　　数千万円　　　　～1年　　IT業界(ハードアゥア)　 　 数億円　　　　　数年　　バイオ業界　　　　　　　　数十億円　　　　5～10年彫琢金額が大きく、初期でも時価総額が高く、VCが獲得できる株のシェアを僅かしか手に入れられない。事業の立ち上げ時間が長く、資金が回収できるまでの期間が長い。◆PLAY THE GAME?現在はバイオベンチャーの早期IPO、高時価総額が可能な市場環境である。バイオべンチャーの特徴である「投資後の企業変化が少なく、資金調達額が多く投資コストが高い」と通常は投資する上でマイナスになる特徴が、投資担当者にとっては、ある程度固まった投資ができて、数年間ある程度何もしないでホッテおいても良い案件として、VCからの投資が増えている。バイオベンチャー事業家にとっては、物凄いチャンスであるが、投資家にとってはある意味「踏み絵」的な状況である。○まとめパイオは他の業界とルールが異なり、このルールを受け入れる人と拒否する人に分かれるが、投資家はこのルールを受け入れざるを得ず、事業家はこのルールを都合よく利用することができる。タカラバイオがうまくこのルールを利用したケースで、宝酒造の1部門を切り出して、本体よりも時価総額が大きくなった時期もあった。このルールと今の投資環境がいつまで続くか分からないが、事業家にとっては今参入しておけば、次のウインドが開いた時にいち早くチャンスを取れることになる。今後、バイオ業界で有望な市場としては、売り先が多く診断できる項目が多くなってきている「自己診断の分野」に注目している。PS.オンコセラピー・サイエンス(マザーズ4564)に関わっている研究者の先生方と以前仕事でお会いしてお話した時に、IPO直前に社員全員にストックオプションを配り、20代のテクニシャン(検査機器を使う作業員)でも2000万円位の時価総額分の自社株を持っていたそうです。

  2005年06月19日

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• アサヒビール　福地会長の講演

  城西大学の紀尾井町キャンパスで、創立40周年記念講演会として、アサヒビールの福地会長が「21世紀のビジネスと人材」という演題で、講演されるということで、行って参りました。○経歴1957年にアサヒビールに入社、99年社長、2002年会長CEO、現在71歳入社以来、営業畑をずっと歩いてこられたそうです。○21世紀とはどんな時代かあらゆる分野で、奥行きが深く、スピードも速い変化の時代である。モノサシが代わる時代である。　・常　識：今までの常識は通用しない　・経験則：過去の経験が生かされないケースが多い　　　　　　→アサヒビールのでは、前年比は出さずに目標比で管理している　・世間並みの平均値：　　　　　　勝ち組と負け組みの二極化が進み、平均点は落第点。○現代の若者の傾向　毎年、新卒入社希望者数千名の応募があるが、問題解決能力、人の話を聴く能力が低いが、プレゼンテーション能力は高くなっている。　哲学や論理学等のリベラルアーツを大学教育がおろそかにしている。○企業が求める人材像・昔はゼネラリストを求めて位いたが、今は全体の動きが見えて自分の位置づけが分かるプロフェッショナルが求められている。・情報感性を持つ人（情報からどういう仮説を出すか、仮説からどういう情報を集めるか）・自分の考えをしっかりと相手に伝えられ、聞き上手であること○社会人半世紀から得たもの・大体の物は片付き、問題は必ず解決する。　→やり方を変える、タイミングを考える、自分ひとりで悩まずに人の知恵を借りる（しかし、最後の決断は自分でする）　→自分も若い頃、営業で顧客と上司の間に挟まれて、何度も会社を辞めようと真剣に悩んだ事があるが、今となったら常に何処かのタイミングで問題は解決していて、何故か会社のトップになっていた。・夢に日付をつける→夢を描いた中からしか、何事も実現できない・自分の人生観に忠実になる質疑応答で、会場の学生から、「もう一度人生をやり直せるとしたら、アサヒビールに入りますか？」という質問が出て、福地会長は苦笑いしながら、「営業部長をやって、役員になって、社長になって、会長にまでなった最高にラッキーな人生は二度と経験できないと思う。人生は一度しかないと考えている」とおっしゃっていました。福地氏がまだ副社長の時代だった97年に、横浜国大のセミナーの後の懇親会の居酒屋で、真前に座りお話をして、当時から人当りの良い大変謙虚な営業マンという印象を持ち、すごい方だなぁと感動した覚えがあります。大変学ぶことが多い人生の大先輩の話を聞け、8年前に受けた当時の感動がよみがえりました。インターバルを空けて、同じ方のお話をお聞きするというのも良い物ですね。　　

  2005年06月17日

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• 山崎元氏の講演(6/12お金大学)

  ダイヤモンド「Zai」の記事でお馴染みの楽天証券経済研究所客員研究員で、一ツ橋大学大学院国債経営戦略研究科の非常勤講師の山崎元(やまざき　はじめ)氏が、6/12に開催された「お金大学」で講演されました。○個人投資家の資産運用・現金+国債+株式が基本で、損失限度以内でリスクテスクできる金額(損失を最大4割と考える)を投資する。・株式は業種が異なる3銘柄から自分で判断する。・3つのムダを卒業する。　株主優待(外人は嫌う)、チャート分析(あくまでも過去の情報)、投資信託(ファンドマネージャーは最大でも6～7%の運用計画であるにも関わらず、購入時に3%、継続管理費1.5%が普通。東証1部の平均PERは18～20倍)・現在は、プロが考えているリターンと株式市場自体のリターンは殆ど同じレベルである。○株式運用のポイント・四季報は2年分をとっておく　　→上方修正か多いか下方修正が多いか傾向が分かる　　→上方修正があると期末に再度上方修正が続くケースが多い　　→1回目の上方修正は買い、3回目の上方修正は売り(予想通りの利益確定売りが出る)・予測利益の動きをよく見る→MSNマネーがタダで提供している・安定時で普通の状態のPERを見る・美人投票の一歩先を歩く・売買は合理的にする→分割して売買したり、機械的な利食いや損切りはあまり意味が無い実際に山崎氏が、2002年4月30日から2004年12月28日にかけて、自分の資金500万円を718万6千円に増やした時ケーススタディとして紹介があった。凸版印刷を売買した時の話の時に、凸版の株価に「0」を1つ増やすと日経平均株価とほぼ同じになるとおっしゃってました。

  2005年06月16日

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• 7/5女性のための投資セミナー

  7月5日(火)に東京証券取引所と日興コーディアル証券の共催で、女性向けの投資セミナーが開催されるそうです。駐日米国大使館・財務部の副財務官　キャサリン（ケミー）・モナハン氏の「米国経済の見通し」に関する講演は、非常に興味深いですね。日　時：7月5日(火)　 19：00～20：40（開場18:30）会　場：東京証券取引所　東証ホールテーマ：「女性のための“ちょっと得する”お金の話」参加費無料、先着300名

  2005年06月16日

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• 鷹山(YOZAN}のIR情報

  少し遅くなりましたが、6月12日に開催されたダイヤモンドZaiの「お金大学」で株式会社鷹山(YOZAN/JASDAQ6830)の高取社長によるIRの講義がありました。○会社概要1990年設立、創業時はLSI開発会社で、私が半導体の設計ソフトの営業をやっていた時に、売り込みに行った覚えがあります。現在はLSI開発から撤退し、関東地区のPHSアステル東京とポケベルの電気通信事業者となっています。資本金は3月末で72億円、現在は100億円となっている。○通信事業について東京電力が3000億円程かけて構築したPHSの基地局等の設備を、3年前に総額3億円(簿価は1円)で手に入れた。PHS基地局は400mおきに1都8県で7万件を所有しているが、ゼロからこのネットワークを構築するとしたら1000億円の投資が必要である。第4世代携帯向けに300億円のリニューアルコストだけの投資で良い。PHSは東京電力から80億円の事業支援金を頂いているが、現在170億円の赤字である。ポケベル事業は4年で黒字化できた。○財務状況について有利子負債はIPO当時よりゼロを守っており、キャッシュフロー的には年間70億円あれば安全と考えている。○株価について今年の5月頃には5万円くらいだったのが、現在は23500円程度まで下落している。一部の取引先と今後の事業展開について意見が合わず、2～3週間前から強力な売りを浴びている。残り6万株位は売られるかもしれない。唯一の救いは外国の機関投資家が拾ってくれている。○今後の展開PHS基地局をインテルが参加している国債標準規格のWiMAX方針の無産LAN中継局にリニューアルし、今年12月にIP携帯のサービスを開始予定。サービス内容は、月額3000円の定額料金で、IP電話同士の通穂は無料かけ放題、メールは打ち放題、データ通信は使い放題。一般電話や他者携帯への通話は海外、国内共に固定IP電話に準拠したアクセスチャージとし、2007年3月に黒字化を目指すそうです。社長は、正直で「社長として唯一心配なのは、株価だけなんです!」と言っていて、会場の笑いを取っていました。大化けするかもしれないですが、赤字が大きすぎる気もしますし、まだまだ大規模増資で資金調達をしていくでしょうから、株価の希薄化も気になる銘柄ですね。

  2005年06月15日

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• 澤上篤人氏の講演(お金大学)

  本日のお金大学の基調講演に、長期投資で有名な澤上ファンドの澤上さんが講演されました。○日本経済の現状日本はバブル崩壊後も世界第2位の経済大国であり、世界1位の債権国である。また日本には1425兆円というもの凄い額の個人資産があるが、その内210兆円が郵便貯金、590兆円が銀行に預貯金と、全く動いていない。郵貯を経由して財政投融資という形で、政府は税金をダメ会社に投入している。800兆円を超える預貯金の10%(日本の国家予算は82兆円)でも株式市場に動けば、もの凄い経済効果があるはず。○伸びる会社の探し方自分の勉強テーマを見つけ、常に業界の情報を更新していく努力を10年続けると3年程度で担当が替わるプロのアナリストより詳しくなる。ちみなに澤上氏のテーマは、次世代エネルギー、食料、環境の3つで、地球規模で解決しなければならない問題について、情報を集めていると応援したい企業が自ずから見つかってくるそうです。○持ち株の見直しタイミング応援したくなくなったらすぐに売り、応援したくなる会社が見つかるまで何もしない。○応援したい会社が割高の時にどうするか応援したい気持ちを大事に持っておき、年に2～3回位必ず相場全体が下がるので、そのタイミングに買う。下がった時に買えるかどうか、自分が本気かどうかが試される。○今後の日本経済についてほっておいても預金から必ず株式市場にお金は流れざるを得ない。1975年には貯蓄率が23%であったが、今は4.7%にまで落ちてきている。また22%の世帯が貯金がゼロになっている。貯蓄率というのは、給与・年金－(生活費+税金+社会保障費)であるが、給与も年金も減る一方だし、税金も社会保障費も上がる一方なので、冷静に考えると当たり前である。高度成長期までは、経済の右肩上がりの流れに乗っただけであり、これからは自分で賢く運用をしないと、預貯金では金利上昇→インフレの流れの中で、目減りするだけである。また、バブル期までは上場企業の72%が法人持ち(54%が持ち合い、18%が法人所有)だったが、現在は法人持ちが32%程度まで下がっている。株式持合いの際には、互いに配当を低くして投資家を無視できたが、株主の保有形態が大きく変わってきており、キャピタルゲインと配当目的の投資家のシェアーが増え、個人マネーは既に動き始めている。○長期投資家の心得・長期投資家は、大きな流れを見るだけで、日々の相場を追いかけない。　→不景気で誰も買わない時に買うだけ。・株式投資が、あらゆる資産運用の中で最も良い。　→インフレ、低金利、投資信託のポッタクリ手数料等と比較して。・将来の納得するイメージを持って、現在の不納得で行動する。　→周りが買いを反対する程度の時に、買うくらいが良い　→リスクをとった結果リターンが得られ、それを繰り返し経験値と慣れに　　よって、暴落の時に「また儲かる」とニコニコして買える。・投資は一人でやる孤独なゲームであり、自分のイメージが大事である。長期投資の醍醐味を知りました。そろそろ私も適当な投資を卒業して、自分の投資スタイルを決めるべきだと実感しました。PS.明日6/13～16まで、与論島、喜界島、沖永良部島に行ってきます。

  2005年06月12日

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• お金大学の修了書を頂きました

  ダイヤモンド「ZAi」創刊5周年記念「お金大学」に行ってきました。会場に法政大学を選んでいたこともあり、久々に学生気分を味わえました。聴講生は500名位いたでしょうか、熱心にメモを取っていて、誰一人居眠りをしている人はいませんでした。(笑)参加費無料にもかかわらず、「株にカツ弁当」とやらの昼食付きで、講師の話も大変充実していて、素晴らしい週末となりました。これからもダイヤモンド「Zai」の定期購読を続けたいと思います。講義の内容については、個別に後程、記録しておきたいと思います。PS.講義の教室外の廊下で、楽天証券さんが、トレーディング・ソウトでPC用の「MarKet Speed」とドコモFOMA用のiアプリの「iSPEED」を展示していました。リアルタイムの株価が、5秒毎に自動更新される「iSPEED」ですが、7月にはいよいよ発注機能が使えるようになるそうです。これはかなり便利です。モバイルでデイトレも可能になるとは・・・きっとデイトレーダーが更に増えますね。

  2005年06月12日

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• 産業再生機構・冨山和彦COO講演会に行ってきました

  昨日6/10の夜、グロービス・エグゼクティブ・スクールの開校記念セミナーということで、産業再生機構の代表取締役専務・冨山和彦氏の講演があり東京本校に行ってきました。○日本の現在の閉塞感について日本のここ10年間は景気が悪く、企業の利益は出ているがパッとせず閉塞感がある。これは構造的な人からみの問題であり、ある会社では人材が余っていて、ある会社では人材が不足していたりする。○日本の経営者の規律はユルイ日本には経営者に対する規律がなく、特に90年代以降の経営者は構造的に外部からの規律が働いていない。過去50年の中で今が一番規律がない。大手企業の経営者には2つのタイプがあり、上司から可愛がられ、同期からも足を引っ張られない無難なサラリーマン経営者と、昭和20～30年代の創業オーナーの二代目である。共通してお勉強ができて、立派な学歴で、いい会社に就職しており、人生に悩みがなく、挫折や辛酸をなめた経験がなく、サバイバルを知らない人種である。高度経済成長期の日本の経営者は大変だった。会社にお金がなく、銀行の融資を頼らざるを得ず(メインバンクのモニタリング)、人材不足であり、労働者を引き付けることを必死で考えねばならず、労働組合もモニタリング機能があった。ところが、バブル時代に金余りとなり、銀行から頭を下げて融資を依頼してくるようになり、バブル後は不良債権を持っている苅田の方が、銀行より強くなってしまった。○日本の経営者の能力は低いホリエモン事件のおかげで、リッパだと思っていた大企業の経営者が、実は大したこと無いという事が明らかになった。産業再生機構に来るソコソコの会社の社長でもPLだけで物事を考えていて、BSを直感的に理解していない人が多い。経営者として学歴と年齢は充てにならない。日本の偏差値の高い大学に入るにはペーパーテストのみで、リーダーシップ能力は全く見てないから。○30～40代のミドルへ自分の価値観を持って自分で考えて、答えを出す習慣をみにつけるべき。30～40代にマネジメントの経験、特に小さな失敗を一杯経験してほしい。部下を何年やってもマネジメントは学べない。経営者を目指すならばなるべく早く自分を、マネジメントを経験できる場へ持っていくしかない。大会社のミドルの欠点は、フルバリューチェーンを知らないことで、売上－コスト＝利益という絶対的な方程式を身に着けていない。哲学的人間性を身につける為に、長い時代の中で淘汰されなかった古典(論語でも何でも良い)と、現実のポリティクスを学べるマキャベリの「君主論」、クラウゼビッツの゛戦争論」を読むことを勧めたい。今回の講演の中で話題に上がった産業再生機構の債権支援先であるカネボウ化粧品の知識社長、九州産業交通の秋池玲子取締役は、グロービスの出身で、ダイエーの樋口泰行社長はグロービスでマーケティングの講師をしていたそうです。グロービスが排出しているマネジメント層は本当に厚く、人材を輩出してきていますね。PS.講演の中で、大企業は思ったよりグループ内を含めると思ったよりもリストラをしておらず、上場企業の正社員率は6.3%と、明治5年に編纂された壬申戸籍の武士階級が6%(当時の日本人口は3311万人、士族は128万人、下級武士の卒は66万人、武士合計194万人)と、殆ど同じ比率であるとのデータを提示頂きました。幕末から明治初期にかけて、サバイバルを図らねばならなかった当時の士族と同じ状況に置かれている大企業サラリーマンの皆様、生き延びましょう。

  2005年06月11日

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• 日本の遺伝子研究の総本山

  本日6月1日は、日本の遺伝子研究の総本山である東京大学医科学研究所の創立記念日ということで、創立記念シンポジウムに行ってきました。日本の最先端の遺伝子研究をやっている研究所ですが、東京の港区白金台という立地にあり、敷地はプラチナ通りに面し、シロガネーゼがウロウロしているエリアにあります。この研究所の前進は、北里柴三郎が作った伝染病研究所で、野口英世も研究者として、勤めたことがある歴史の古い研究所です。現在は、190名の研究者と200名位の大学院生で、生命・医科学の基礎研究やゲノム医療、細胞・遺伝子治療などの先端医療の研究をしています。今日のシンポジウムの中で、興味深かったのは、中村裕輔先生の講演で、肺癌の抗がん剤「イレッサ」の話でした。イレッサは、新聞でも頻繁に出てくる薬で、普通は欧米で先に承認されて、遅れて日本でも承認されるのに、このイレッサは、日本の厚生省が世界で初めて承認をしたという珍しい運命をもつ薬です。有効率は30%で、抗がん剤としては優秀で、中には14日間で500ccのタンを吐いてた患者が、癌が無くなり、自転車で通院しているというケースもあるそうです。その反面、10%の人が間質性肺炎などの副作用がでて、1～2%の人がイレッサを飲んだことで、命を落としてしまっています。このイレッサに対し、投与される前に、事前に自分が効くかどうかの診断を、この東大医科学研究所の付属病院で受けることができるそです。現在は、バイオプシなどで癌細胞を採取する必要があるのですが、近い将来、1ccの採血で血しょうの中のタンパク質を見ることで、効くかどうかの事前診断ができるようになるようです。オーダーメイド医療が提供される時代が、すぐそこまで来ているようですね。

  2005年06月01日

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• 5/29　マネックス「オルタナティブ投資セミナー」の感想

  昨日5/29に、ラジオNIKKEIとマネックス・ビーンズ証券の共催で、「オルタナティブ投資セミナー」があり、参加してきました。「オルタナティブ」とは、「代替」という意味だそうで、この投資手法は、我々一般庶民ができる通常の取引ではなく、相場の変動の影響を避けつつ、なるべく低いリスクで高いリターンを目指す投資方法で、つまりどんなリスクに会っても儲けたいというもので、いわゆるヘッジファンドに投資するということです。世界で最も有名なオルタナティブファンドとして、英国やマレーシアに挑んで金融危機に陥らせたジョージ・ソロスが率いる「クォンタムファンド」は、驚異的な利回りを実現しており、例えばファンド設立時の1969年に1万円を投資していると、1997年の時点で2500万円になっていたそうです。また世界には7千兆円くらいの金融資産がある中で、実際にグルグル回っているのは日本人の個人資産1400兆円の半分くらいの700兆円位だそうです。その700兆円の内、7兆円が先陣を切って、金融市場をかき回しており、7兆円の半部くらいを僅か30人くらいの天才ファンドマネージャーが運用しているそうです。このようなヘッジファンドは、これまで1口10億円が申込み最低金額となっていて、「イチゲンさんお断り」の閉ざされたネットワークの中で、特定の世界の大金持ちしかその恩恵を受けられないものです。またオルタナティブファンドは世界に8千本くらいあって、運用成績はピンキリで、一定のファンド規模になると募集をやめてしまうそうです。マネックス・ビーンズが、この7月にファンド・オブファンズと言う投資信託の形で、30～40のファンドを目利きして、投資するファンドを発売するそうです。今の所、1口50万円で設計しているそうです。ちなみに、昨年2004年11月にパイロット・ファンドとして発売した1号の投資先ファンドには、村上ファンドも入っていて、村上ファンドの利回りは半年で2005年4月まででリターン111%と約2倍になっているそうです。(この期間のTOPIXはマイナス11%)自分のポートフォリオの1つの選択肢として、真剣に検討したいと思います。マネツクス・オルタナティブファンドの目利きの一人としてメンバーに入っているゲストの渋澤健さんが、あの渋澤栄一の5代目というのは、ビックリしました。『渋沢栄一とヘッジファンドにリスクマネジメントを学ぶ』(日経BP社)を早速、読んでみたいと思いました。PS.マネックス・ビーンズ証券が日本でただ唯一、逆指値取引の機能の1つとして、「日経平均が○○円下がったら、売り」という取引ができるそうです。これは便利かも。

  2005年05月30日

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• 田原総一郎講演会のメモ(AVAYAワールド)

  AVAYAワールドが品川プリンスホテルで開催されていて、なぜか特別講演で田原総一郎さんが講演されるということで、いったいアバイヤのセミナーで何を話すのだろう?と素朴に思い、聴いてきました。○PCの胎動期現在、日本の戦後史をまとめていて、丁度1980年頃の話をまとめている。当時「マイコン」という言葉が出てきたが、自分は「マイクロ・コンピューター」の略称だと思っていた。しかし、「My コンピューター」の略称だった。後に「マイコン」は「パーソナル・コンピューター(PC)」と呼ばれるようになる。マイコンが出てきた当時、マイコン国内トップのNECの事業部長に会った時、あくまでも個人のホビーの1つで、10年後にオフィス革命を起こすとは思っていなかった。ちなみに、当時マイクロソフト副社長の西和彦氏を、日本のマスコミに初めて紹介したのは、自分である。○技術開発力と共に市場開拓力がビジネス成功には必要◆ソニー　井深氏、盛田氏共に元々技術者であったが、新商品を売る為には技術開発と同じ位のマーケツト開拓力が必要ということで、盛田氏が営業に専念することになった。最初に成功したテープレコーダーであるが、発売当初は1台13万5千円(当時のサラリーマンの月給が6千円)で53kgで使用方法も分からないということで全く売れず、苦労した。戦後で速記者が不足していたこともあり、最初の顧客は最高裁で、最高裁が買うと、日本中の裁判所が購入した。◆京セラ世界で始めてセラミックを商品化したが、日本では「顔(コネ)」が無いとまったく売れないので、質が良ければ買ってくれる米国へ英語もしゃべれないのに部下を1人連れて稲盛氏は営業に行った。日本の最初の顧客は松下電器で、幸之助さんから、「赤字か黒字かは、そちらの勝手」と言われ、原価を割れ価格でしか購入してもらえなかったが、その時にコスト削減を覚えたことで、今の京セラがある。○マーケットが変わった時に自らを変えれる企業◆キャノン御手洗氏は、アメリカキャノンの社長を20年やって、96年に本社の社長となった時、米国と日本の経営が大きく違う点に気付いた。米国の経営者は仕事が終わると夜は自由時間であるが、日本の経営者は夜に接待や宴会が毎日のように続き、何か問題があれば、米国は法廷で争うが、日本は酒の場で「まぁ、まぁ、まぁ」とお茶をにごす。社長就任当時、主力商品は国内業界7位のPC事業で、赤字事業だった。品質で差をつけられないから、接待営業で販売していた。現状を社員に知らせる為、経営陣だけが握っていた情報を公開し、社員税員で問題意識を共有し、PC事業を撤退し、周辺機器の専門メーカーになることを決めた。◆松下電器数年前まで、「負け組の松下、勝ち組のソニー」だったが、ここに来て逆転している。中村氏に復活の理由を聞くと「松下幸之助神話を追放した」ことで、変革できたとのこと。松下商法(マネシタ商法)が成功できたのは、マーケットが大きくなり、上り坂の時代だけで、現代のIT時代には、トップランナーが60&のシェアを取り、2～3位までしか黒字化できなくなっている。◆ダイエー松下は幸運にも創業者が死んでいるが、ダイエーは不幸にも創業者が生きている。ダイエーは日本初のスーパーとして、中央集権型で、大量仕入れ、メーカー直接仕入れ、人件費削減(8割がパート)で、流通革命を起こした。しかし時代が変わり、マーケットが大きくならなくなり、地域の特徴ができて来て地方分権が必要になったが、対応できなかった。マーケットが変わる時に変われる企業の条件として、経営陣と社員が問題を共有できるか、経営陣が社員から信頼されているか、の2つが必要条件となる。○日本の経済について日本の経済は、足腰が強くなってきている。バブル崩壊後に3回景気回復があった。1回目は村山内閣、2回目は小渕内閣、そして現在の小泉内閣である。過去2回の景気回復は国際の大量発行(村山内閣64兆円、小渕内閣100兆円超)と大規模減税を実施することで、表面的な対処療法だったが、小泉内閣については、減税をしておらず、国債の発行も程々で、特に大した財政政策をとっていない。つまりで個々の企業の体力が回復したのが、今回の景気回復の原因である。小泉総理について、よく財界の重鎮から、「あの男は全く人の話を聞かない。耳が悪いのか、無視しているのか、とんでもない奴」と言われるので、本人にこう言われてますよと伝えると、総理は「私は頭が悪い。頭のいい人が、色んな提案をしてくるが、全部聞いているとツジツマが合わないので、ノイローゼになってしまう。だから誰の言うことも聞かないことにした。」と言っていたとのこと。総理がこういう態度だから、財界もこれまでの甘えの体質では、本当に会社がつぶれると危機感を持ち、思い切ったリストラをしたりして自助努力で立ち直った。米国の経済も悪くなく、中国もオリンピックまでは大丈夫と見るとのこと。

  2005年05月24日

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• ディー・エヌ・エー(マザーズ2432)の南場社長の講演

  5/11に開催されたNTVPのプライベート・カンファレンスで、DeNAの南場社長が講演された時のメモです。社名の由来は、遺伝子の「DNA」とeコマースの「e」を組み合わせたもので、「eコマースの新しい遺伝子を世の中に広めていくDNAでありたい」という所から付けたそうです。事業の柱は3つで、オークションサイト「ビッターズ」を中心とするWebコマース事業、携帯オークション「モバオク」のモバイル事業、もう1つがソリューション事業である。◆Webコマース事業オークションの巨人「Yahoo!オークション」包囲網と言うべく、33のポータルサイト(goo、@nifty、MSNなど)の裏で「ビッターズECプラットフォーム」が動いており、どのポータルから入ってもビッターズの商品を全て見れる仕組みになっている。◆モバイル事業現在308万人の会員で、日/5500万ページビューと、携帯コンテンツとしてはNo1。ちなみにNo2は某出会い系サイトとのこと。2005年1月にKDDIと資本提携し、auの純正サイトも運営しており、2007年にはモバオクだけで100億円の売上を見込んでいる。意外にも食料品や、84万円のロレックスも売れている。現在は無料で利用できるが、年内に課金される予定。◆ソリューション事業利益ベースで、2004年は4億円、2005年は13億円を見込んでいる。○南場社長のメッセージ持てる者とのこれまでの競争は本当に大変だった。IPOできてようやく、市場から資金を得られるようになり、やっとスタートラインに立てたと思っている。創業(1999年3月)から2～3年は真っ暗なトンネル時代で、競争環境も良くなかったが、光は必ず見えると言い聞かせ、途中で諦めなかった。世界の中で日本の携帯がトップであり、No1のサービスを持つと、その周辺で新しいビジネスが出てくると考えている。「コンサルタントがベンチャーをやると必ず失敗する」というジンクスがあるが、確かに自分自身で両方をやってみて、そう感じる。コンサルタントは誤差1%の論理的なアドバイスを要求される立場であるが、ベンチャー経営者は自分で部隊を率いていかねばならない立場で、20%くらいの方向性が合っていれば、後はスピードを要求され、直感で動いたり、何事にも動じない強さが要求される。

  2005年05月19日

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• 5/17 東証アカデミー「コアコース」で知ったこと

  昨日5/17の夜、東京証券取引所がやっている「東証アカデミー」の『コアコース』を受講してきました。内容は、資産運用をする上での基本的な話で、初心に戻って、聞いてみることにしました。講義の中で、初めて知ったことをメモしておきます。○流動性のリスク株式市場で、毎日、上場株は取引されているが、東証では1600銘柄中1%が値段がついていない。JASDAQでは、900銘柄中約10%位は、取引がされず値段がついていない。○投資情報としての決算短信イトーヨーカ堂の17年2月期の決算短信を例に、セグメント情報の重要性について説明があった。つまり、その会社は今現在、どの業務で儲けているのか？どの業務で損をしているのか？把握しておく必要があるとのこと。ちなみに、イトーヨーカ堂は、連結営業利益211,950百万円の内、92%をコンビニエンスストア部門が稼いでいて、創業からのスーパーストア部門は3.6%しか稼いでいません。また、前期(15年3月～16年2月)と比較すると、スーパーストア部門の営業利益は、63%減、金融関連部門が△3,936百万円から5,401百万円へと黒字転換し、スーパーストア部門の今期7,814百万円に迫っています。後4回、毎週火曜日の夜、できるだけ出席したいと思います。

  2005年05月18日

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• 「MBAは何を提供するか」グロービス堀代表の講演(その2)

  5/10にグロービスの東京本校にて開催されました堀代表の講演メモです。ハーバードのMBAに行ってみて、いかに自分が経営を知らないかが分かった。週に13のケーススタディをこなし、2年間で経営者と同じ頭の中になる。ちなみに陸軍中野学校でも士官にケーススタディを教えていた。ハーバードには当時18人の日本人が留学しており、同期にローソンの新浪さん、ダイエーの樋口さん、1つ上にDeNAの南場さん、2つ下に楽天の三木谷さんがいた。得られた物は5つ。ビジネスのフレームワーク(マーケティングの4P、ポーターの競争戦略など)、考える力、コミュニケーション能力、人的ネットワーク、志を持ち生きていく方向性を考えることができた。最後の志を持つことができたとは、様々なケーススタディを読む中で、自分でもできるのではないかと考えられるようになり、自分自身の可能性を確立できた。視野が広がり無限の可能性を考えられるようになった。能力は大して変わらないと思う。やろうという気持ちがあるかないかで、成功できるかどうか決まると思う。リーダーシップにしても、頭で理解でき与えられたポストを演じることはできる。プロの経営者を目指すならば、MBAの知識は必要で、MBAを持っているとビジネスのフレームワークは分かっていると判断される。多摩大の創立者、野田一夫さんが「志」についてこう述べている。「大きなスケールで、多くの人間を感動させるもので、やる事を事前に意思決定するもの」グロービスも開校13年で、国内3位となり、学ぶ中身はウォートン・ビジネススクールより上と言われてたこともある。これからも、引き続きアジア1位を目指していきたい。尚、来年4月から株式会社大学院の認可を受けるべく申請手続きをしているとのことです。

  2005年05月17日

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• ワークスアプリケーションズの牧野CEO講演(その2)

  遅くなりましたが、5/10のNTVPカンファレンスでのワークスアプリケーションズ(WA)の牧野CEOの講演内容を記録しておきます。WAの主力商品は人事関連のパッケージソフトで、この分野では国内シェア50%を超え、独SAP(時価総額がWAの100倍)と米オラクル(同70倍)で、WAがこれから生き延びる為には、アジアでトップになるしかないとのこと。○創業のきっかけIBMのコンサルタント時代に、日本のパッケージソフトウェアが遅れており、トップ・ソフトウェア・エンジニアの多くがソフトウェア業界ではなく、金融、商社、メーカーに所属しており、このままでは優秀な人材が日本のソフトウェア業界に集らなくなると思った。現在も殆どの大企業は、効率の悪いオーダーメイドのシステムを構築しており、4兆円位の投資をしているが、パッケージにすると1兆円ほどに市場が縮んでしまうので、ソフトウェア業界の誰もがパッケージソフトに手をつけなかった。ソフトは未完成な物であればあるほど、納品後の修正費用で収入が増えるという一面があるので、WAは一切受託ビジネスをやらない方針にしている。○人材に対する考え方ベンチャーの成功は、人材に依存しており、WAの予算として人材採用部門が一番大きく年間10億円と、研究開発費と同じ予算を確保している。年に学生インターンシップを1200名受け入れており、トップエンジニアを10名充て、5億円程度を注ぎ込んでいる。また新卒採用時に毎年1万人の応募があり、上位400名に、3年以内の入社パスポートを出している。パスを出す理由としては、数ヶ月の就職活動で人生を決める必要はなく、親が勧める会社にとりあえず入社してから、違うと思ったらいつでもWAに戻ってくればよいと考えるから。インターシップ入社は70%で、今年は90人の新卒を採用し、来年は140名を採用予定。東大、早大、慶大の比率もかなり高い。今年のインターンシップの中でトップは、国立大1年生だったことから、将来はパス制度を高校生まで下げたい。そうすると就職の為に大学を選んでいる優秀な受験生も、就職が決まっていれば本当に自分が学びたい事を学べるようになるのではないかと考える。○今期のWA会計ソフトの売り上げが順調に軌道に乗れば、ロケット噴射をみれるかもしれない。今後6年で年商1000億円を目指す。対談相手のNTVP村口氏から、現在の時価総額500億円は安いですね、という話もありました。

  2005年05月17日

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• プロピアのビジネスモデル

  本日5/11、2日目のNTVPカンファレンスに出席して、カツラの「ヘアコンタクト」でおなじみのプロピアの事業紹介プレゼンテーションがありました。○カツラ市場カツラの潜在需要は1280万人で、内10%しか普及しておらず、男性の3人に1人が必要と言われている。カツラの価格は一般的に80万円。ヘアコンタクトは1万8千円。○創業の理由カツラ屋のフランチャイズで事業を初めてすぐに、円形脱毛症の小学生が母親に連れられて来店し、いじめられるから何とかしてほしいと言われ、当時のカツラの技術で一生懸命作ってあげたが、翌日、母親が泣きながら「カツラが取れて、よけいにいじめられた」と電話があり、学校に行けなくなって家族で引越ししてしまった。この事件がきっかけとなり、消費者が満足できる商品の開発を決意。○商品のコンセプトヘアコンタクトは正しくコンタクトレンズと同じコンセプトで、既存のカツラは、戦後のビン底ガラスレンズメガネと同じレベルであると考える。近年コンタクトレンズが開発されて女性が市場を作り、メガネ業界が新しい競合技術の出現によって、圧縮レンズ、フチ無しレンズの開発投資をして、価格も下がりオシャレなメガネの入手が可能となった。○商品の開発6年前から独自で植毛機(ミシン)の開発に着手し、0.03mm(日焼けしてむける皮膚の厚さ)のシートに高速で0.08mmの人工毛を縫い付けることが可能になった。0.1mmの超合金の針を特別に開発した。超合金なので手作業で削る必要があるが、企業秘密の為、職人は何に使う針か今も知らされないでプロピアのCMを見ても気づかないらしい。人工毛は帝人、シートにつける糊は日東電工が開発。○設備投資状況今年に入り、28億円の調達に成功し(資本金:昨年5000万円→現在14億円)、工場の新設により月産6千個体制から7万6千個に増産体制が完了し、更に2006年3月までに20倍の増産体制を計画している。20万本を植えつけるのに以前は18時間かかっていたが、現在は2時間で可能。現在10万枚の受注残があり、顧客は3ヶ月待ちの状態となっている。○その他CMの影響で、モヒカンのカツラが結構売れている。公開準備に入っていますので、IPOの際には注目したいと思います。

  2005年05月11日

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• 5/10　グロービス・マネジメントスクールの堀代表の講演(その1)

  たった今、グロービス・マネジメントスクールで、「MBAは何を提供するか」というテーマで、堀代表の講演を聴いてきました。講演の後で、懇親会が企画されており、堀代表と名刺交換ができました。今日の昼間のワークス・アプリケーションズの牧野代表の話の中で、「創業半年で資金が尽きて、ベンチャー・キャピタルに100社に手紙を書いて、会ってくれたのが、グロービスとジャフコだった。ちなみに後から聞いて知ったのだが、ジャフコはヨタ話に何でもとりあえず対応してくれる部署だった。誠実に話を聞いてくれて、真剣に検討して、実際に投資をしてくれたのは、グロービスだけだった」と言ってました。この当時のグロービスの意思決定について、直接、堀さんに聞くことができました。堀さんが、ワークス・アプリケーションズに投資を最終的に決定した理由は、「製品力」とも「マネジメント・チーム」の2点ということでした。改めて事業を成功させる上で、何が大切かということを認識しました。(講演内容については、別途記載したいと思います）

  2005年05月10日

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• 5/10 ワークス・アプリケーションズ牧野CEOの講演(その1)

  先程、NTVP(日本テクノロジーベンチャーパートナーズ)と慶応大主催の「ベンチャー・プライベート・カンファレンス」に行って来ました。NTVPの村口代表とワークス・アプリケーションズ(4329)の牧野CEOの対談を聞きました。独特な経営手法で、非常に興味深い話が盛りたくさんで、何回かに分けて、メモしていきたいと思います。○ワークス・アプリケーションズの会社概要日本で初めて3人代表権を持って、社長という肩書きの経営者がいない経営陣でIPO(JASDAQ株式公開)。尚且つ、公開準備時に創業者株式保有比率が5%で、残りの95%が全てベンチャー・キャピタルという常識ではありえない状態でのIPOという、記録を持つ会社です。大企業向け人事管理ソフトの分野で国内シェア50%超。連結売上110億円。この会社は、まだまだ成長するような気がしました。(具体的な話は、その2に続く・・・)

  2005年05月10日

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• 6/2(木)　愛・地球会議

  元ブラジル環境相で、地球環境保全の礎を築いたホセ・ゴールデンバーグ氏が来日され、内外のオピニオンリーダーが、環境・経済・社会など様々な角度から循環型社会実現へのプロセスを探るというテーマでシンポジウムが開催されるそうです。「21世紀の産業基盤～循環型社会へのメッセージ」 【日時】200年6月2日（木）　13:20～17:00【会場】名古屋大学経済学部 カンファレンスホール【主催】（財）2005年日本国際博覧会協会、博覧会国際事務局（ＢＩＥ） 日本経済新聞社【協力】名古屋大学大学院経済学研究科国際経済動態研究センター、（社）キタン会【定員】400名 (参加無料)平日で、開催地が名古屋ということで、参加できないのが残念です。

  2005年05月09日

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• 5/14(土) 椎名誠さん講演会

  来週末の5/14(土)の13時から三鷹市で椎名誠さんの講演会があるそうです。当日、AM10:30から整理券を配布するそうです。「第26回憲法を記念する市民のつどい」 (入場無料・先着順)主催　三鷹市、三鷹市教育委員会、憲法を記念する三鷹市民の会日　時: 2005年5月14日(土)　13:00～2：35会　場: 三鷹市公会堂ホールテーマ:「人間が生きていくうえで大事なこと」講　師: 椎名誠さん尚、当日15時～17時にかけて「美しい夏キリシマ」も上映されるそうです。

  2005年05月08日

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• 「蟹瀬誠一のネクスト!」公開録音に行ってきました。

  昨日5/6の夜に、ラジオ文化放送(AM1134Hz)の月～金、朝6:30～9:00に放送されている「蟹瀬誠一のネクスト!」の中の15分間コーナー『ネクスト生活防衛軍』(毎朝午前7：25～)の公開録音に行ってきました。この蟹瀬さんのラジオ番組は、昨日5/6で550回目を迎える長寿番組だそうです。来週の火・水・木の3日分をまとめて収録するという段取りで、実際のラジオの収録というものを見れて面白かったです。アシスタントの小川真由美さんがとっても可愛らしかったですよ。テーマは3日分ということで3つのテーマ(定率減税廃止、ペイオフ解禁後の資産管理、教育資金)で、資産を守るためのヒントを得られました。○定率減税　・小渕内閣の時に導入された定率減税が、今年と来年で段階的に廃止されて、年収600万円の人で5万円、700万円の人で8万2千円の実質増税となる。　・消費税1%のアップで2兆円の増税となるが、定率減税が廃止されると3兆3千億円の増税が見込まれるということで、消費税1.5%の増税と同じ効果となる。　・ポスト小泉内閣のタイミングで、消費税もアップ(たぶん3%位)がほぼ決まっているので、この2～3年で倍ぐらいの増税が決まっている。　・この増税の決定は、国民の理解を得ずに政治家と官僚が決めているわけだが、例えば英国の地方議員は殆どボランティアで地方の有力者がやっていて、彼らに日本並みの報酬を支払うと、消費税で7%位に相当する。○ペイオフ解禁　・1千万円以下の貯金しかなくても、実際に預金先の銀行が破綻した場合、「名寄せ」という作業をする期間は、預金を下ろせなくなる。　・対策としては、預金を分散させる、ペイオフ対象外の投資信託に一部をシフトする等、金融資産を分散する方法がある。　・他には相続税対策として、仏具としての金は対象外ということで、金積み立てをやって、金の仏具を作り、金の仏壇で保管するという究極の相続税対策をしているお金持ちもいるとか・・・○教育資金　・定番となっている「簡保の学資保険」だが、最近の低金利のおかげで満期時にもらえる金額より支払い金額を多くなるという逆転現象が最近起こっている。ちなみに18年で200万円のコースだと、月々の支払いを合計すると218万円の支払いとなる。　・お金を確実に貯める基本は「積立」とのこと。ゲストの経済評論家・川口さんが、オフレコでソフトバンク、ニチイ学館、野村證券に注目していると言ってました。実際の放送では、今回の収録内容がどれだけ削られるのか?楽しみですね。来週くらいは、聴いてみようかな?

  2005年05月07日

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• 6/4 楽天証券サービス開始6周年記念投資セミナーに申込みました

  楽天証券のホームページを、ふと見ていたら2005年6月4日(土)に「サービス開始6周年記念投資セミナー」開催(1500名を無料招待)のアナウンスがあり、早速申し込みました。木村剛さん、今井澂さん、 山崎元さんなど、おなじみの方の話が聞けるなんて、楽しみですね。 ■日　　時：6月4日（土）10：00～17：50 ■会　　場：メルパルクホール（東京郵便貯金ホール）

  2005年05月06日

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• ダイヤモンドZai主催「お金大学」の参加証届きました

  2005年6月12日(日)開催、ダイヤモンドZai創刊5周年記念「お金大学」の参加証が届きました。「Zai」は私が、唯一定期購読しているマネー雑誌。確か先月の5月号で「お金大学」開催のアナウンスだけあって非常に気になってて、今月6月号の到着日に、申し込み用Webサイトがまだ開設されておらず、仕方ないので、FAXをわざわざワープロで打ってまで申し込みをしました。「投資の神様」澤上篤人さんの話が聞けるのを楽しみにしています。それにしても法政大学で7時間も・・・久々に学生気分になれますね。セミナーの感想をブログで報告したいと思います。

  2005年05月05日

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