ロング・グッドバイ/レイモンド・チャンドラー 村上 春樹 訳
ロング・グッドバイ≪あらすじ≫私立探偵フィリップ・マーロウは、億万長者の娘シルヴィアの夫テリー・レノックスと知り合う。あり余る富に囲まれていながら、男はどこか暗い蔭を宿していた。何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめた二人。しかし、やがてレノックスは妻殺しの容疑をかけられ自殺を遂げてしまう。が、その裏には哀しくも奥深い真相が隠されていた…大都会の孤独と死、愛と友情を謳いあげた永遠の名作が、村上春樹の翻訳により鮮やかに甦る。アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀長篇賞受賞作。大好きな村上春樹がミステリの名作「長いお別れ」を新訳したとのことで読んでみました。うーん、全体の雰囲気は村上春樹的なんだけどなぁ・・・元の清水俊二訳を読んだことのない私には、このストーリー自体がいまいち。やっぱり村上春樹は村上春樹作品で読みたいな大好きなアーチストが他人の曲のカバーを歌っているのを聞いたときの気持ちこんな感じかな。この本のオススメ度 ★★★☆☆