[シリーズ「手」]の記事一覧 | 南の島のぴっぴあの

番組を生み出す　手

pippiano家の、”息子2号”ことヒロくんが久しぶりに、夕ごはんにやってまいりましたヒロくん。。。とは誰ぞや？？この前、こちらの日記で番組をご紹介したNHKの若手ディレクターです　（Click →あっち　＆　こっち）よっしゃ！　こうなったら久しぶりに、Myブログカテゴリ”シリーズ　手”　を復活！テレビ局ディレクターの手をJr.カメラマンが、写真に収めてみましたエヘヘ　逆取材　逆取材　女のコみたいな手をしてる　ってよく言われるんですご本人仰せのとおりたいそう繊細で細い指でございますこの手で、ひっきりなしに原稿を書いたり映像の編集をしたりするんだよねぇまあ　こんなお仕事でありますからいつ、何が起こるかわからないしたがって事前にゴハンの約束をするのもなかなかむずかしい夏の台風の時季には「もうちょっとで職場を出ます！」と電話をもらってこちらがゴハンを用意していても台風が、すこしでも沖縄に向かう可能性が出てきて翌朝まで、局から出られなくなったこともだから、みんなの時間がピッタリ揃ったら、もう超ラッキー！この夜のメニューはとーちゃん作　八宝菜と白身魚と鮭のホイル焼きトマトソース味そして、デザートはヒロくんのお土産”Cafe comme ca”　のケーキ”Cafe comme ca”　みたいなおしゃれなところにキミが、ひとりで出かけてケーキを選んだのかと思うとかーちゃんとしてはちょっとグッとくるさぁとーちゃんは　いつも変わらず、まっすぐな目をした　いい青年だよなぁと、しみじみ。。。ひさしぶりに　一緒にごはんを食べてたくさん笑って、しゃべって気がついたらすっかり夜も更けておりました　おわび　コンサート前につきコメントのお返事はお休みをいただいていますどうぞお許しください

じゅんこさんのマジックハンド

髪を切るときお世話になる　じゅんこさん結構長いおつきあいです。ファッション雑誌の美容院特集で、よく、美容師さんが" 苦手なタイプのお客様 "について、お話なさっていますよね。実は、ワタクシ、ピッタシカンカン♪～　そのタイプかも。。。「宮沢りえちゃんみたいなショートカットがいいなァ。。。」と、バッサリ切って男の子みたいになった2ヶ月後には「大橋歩さんみたいな、"できる女"風の前髪パッツン！がいいなぁ」そして、やっと憧れの大橋歩さんみたいになったと思ったら「前髪伸ばすことにキメた！伊藤まさこさん風にしたい！」といった具合で自分の髪の都合などお構いなしに無理難題をお願いするからでございます。万事この調子ですから、じゅんこさんは、今日は　" 誰みたいになりたい "　と言い出すのだろうか？と、内心ヒヤヒヤしているかもしれません。でも、じゅんこさんはいつでもやさしい「うんうん　大橋歩さんね。。。雑貨の。。。でしょ？　でも、大橋さんの髪型だったら、半年ぐらいガマンしなくちゃね。　　じゃあ、あんな感じにもっていけるよう、きょうはカットしていきましょう。」と、安心させてくれるのです。 " プロってそんなもんよ "と言ってしまえばそこまでですが、ワタクシが思うに彼女はよくよく　"人間ができた"　ひとなんだよなぁ・・・そして、じゅんこさんが、髪を切りながら話してくれるいろんなエピソードがこれまた楽しい。今、評判になってる本。。。雑貨のこと。。。お家の設えのこと。。。お花や植物の育てかた。。。聞いてるだけで、すごくリラックスします。なんでも、じゅんこさんは学生時代、物書きか、あるいは国語の先生になりたかったらしい。でも、結局、このジャンルのお仕事にはご縁がなくてやがて、まわりのひとたちに「美容師が合ってるんじゃない？」と勧められ、心機一転、美容師の免許を取得今に至っているのだそうです。「まわりの流れにのっかって。。。って感じだったかな」と、今のお仕事を始めたきっかけをじゅんこさんは話してくれました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ネイルサロンに行ったばかりのじゅんこさんの手。第一関節あたりはピアニストみたいな感じワタクシは、この日、性懲りもなく画家の " いわさきちひろさん" みたいな、髪型に整えてもらいました。横分けの、ごくごく普通のボブスタイルです。でも、じゅんこさんが切ってくれるとどこかちがう。。。すっきり垢抜けてていい感じ美容院からの帰り道。。。ワタクシの気分はすっかりいわさきちひろ　～♪　でございましたブログランキングただ今9位・応援クリックをポチッ☆→

いざ”首里そば”へ！

　本日の沖縄は、にわか雨、雷、晴れ、曇りのチャンプルー日和でございました。朝から音楽療法で小学校に行ってきました。おとといの日記に登場した「風女」。。。「塩せんべいアイス娘」。。。（いや、きょうはマジメにいこう。。。）ワタクシの師匠・ちえちゃんにきょうのセッションは、すべてお任せ！いたしました。まずは、ちえちゃんからこどもたちへの「はじめまして」のごあいさつがわりにシャボン玉でセッションスタート40分間手をつないで歌ったり、とんだりはねたり、静かに音を楽しんだりちえちゃんワールドに、こどももおとなも夢中！ひとつひとつの曲を、ここまでバリエーション豊かに応用できることを知りワタクシは、すっごく勉強になりました。クールダウンで、ちいさなトライアングルを渡すときの　ちえちゃんの手とそれを受けとるこどもたちの　ちいさな手がとても印象的だったなぁセッションのあとはちえちゃんの直弟子の、せいちゃん、ふくちゃん、ワタクシそして、ふくちゃんの愛息しゅんクン（2歳）、わが夫、ちえちゃんの総勢6名「首里そば」に集合！実はちえちゃん、沖縄そばが大好きなのです。それも「首里そば」が・・・オープンの11時半前には、着いたのにお店の前は、すでに長蛇の列12時くらいにようやくみんな座ることができました。ここのおそばは、サイズが大・中・小　あってすっきりした上品なスープと、コシのある麺が最高です。紅ショウガではなく、生生姜の千切りがトッピングされているのも魅力です。いつもだと、あんまり量を食べないワタクシが「"大"　オネガイシマス！」と、元気に注文したので、せいちゃんと、ちえちゃんに「え？？　"大"？　大丈夫なのォ？」と驚かれてしまいました。はいはい。。。今日に限っては大丈夫なのでございますよ！だってね。。。午前中の、ちえちゃんセッションでこれでもかこれでもか。。。というくらい運動しておなかが、ペ～コペコだったんですもの！おいしいおそばに、みんなで大満足した午後ふくちゃん親子は、宮古島に。。。そして、ちえちゃんは「また9月に会おうね～！」と、とびきりステキな笑顔をのこして北陸に帰っていきました。ブログランキング参加中・応援のクリックをお願いします→

恒子ママはオキナワンスーパーレディ／その２

では、きょうも元気に輝く！オキナワンスーパーレディ恒子ママのお話　スタート！恒子さんは、現在ずっと、目の不自由な人たちへのボランティア活動を続けていらっしゃいます。実際に現場で使用する本を、何冊か見せていただきました。さわる絵本／「だんまりこおろぎ」（エリック・カール作）文章は、もちろん点字なのですが挿絵が立体的に加工され、それを直に触れることで、モノのカタチや感触を理解しやすいように、工夫されています。この絵本を目の前にひろげられた途端、胸の奥がじわァ～んと熱くなってしまい肝心な挿絵の写真を撮るのを忘れてました。ごめんなさい。。。手書きの拡大本を作る場合は大きくてきれいな字で書き写せばいいということではなくどの字も同じ字体や大きさ（26ポイントくらい）になるように予めこのようなお手本で練習を積んでから、清書します。また、拡大教科書は生徒たちが、毎日持ち歩くものなので、本のサイズが大きくなりすぎないよう配慮したり挿絵のトーンを明るくする工夫をしたり、日々、改良と研究を重ねていらっしゃるそうです。こちらは盲学校小学部の音楽の教科書目次の「ゆかいに歩けば」と、曲名が書いてある部分を読んでくださってます。恒子ママの指先を見つめていたらその指先から声が聞こえてくるような、不思議な感覚になりました。「ボランティアはねえ　自分のためにやってるのよ。　でもね、心に余裕がないとできないよ。」本を紹介しながら、おっしゃったそのひと言が心に響きました。さて、たくさんの本を拝見したあとワタクシたちはなんと！　お昼ごはんまでいただいてしまったのです。恒子ママ特製おひるごはん　↓粟ごはん・牛汁・サバと豆腐の煮付け・モズクの寒天寄せ・大根の即席漬け　実は、お昼も近くなったので「すぐそこのJICA食堂で、ランチをご一緒にいかがですか？」とお誘いしたところ「アナタたち！JICA食堂なら、いつでも行けるでしょう？でも、かあちゃんのゴハンは、しょっちゅうは食べられないんだからね。ウチで食べていきなさい！」恒子ママは、やっぱりホレボレするくらいカッコいい！沖縄のオカアチャンでしたブログランキング参加中　応援のクリックをお願いします　→　

kojapapa　写真を語る

先日、家族ぐるみ、長年のおつきあいで、アマチュアカメラマン歴ウン十年の　kojapapaさんにお目にかかりました。そういえば、kojapapaさんに面と向かって写真のあれこれや想いを聞いたことなかったなあ。。。善は急げ！で　インタビュー開始 ! （以下　p：pippiano　　k：kojapapaさん）　p ：　さっそくですが、kojapapaさんはいつ頃から写真に目覚めたのですか？　k ：　中学からかなぁ。　　　　写真クラブがあってね。そこでの活動が始まりかな。　p ：　いつもどんな写真を主に撮っているのですか？　k ：そうだねえ　やっぱり家族だね。オクサンと子どもを沢山撮ってるよ。そうそう。。。kojapapa家に行くと、玄関に家族写真がずらーっと飾ってありました。　　　p ：現在お持ちのカメラは？　k ：えっとねー　　　まず一眼レフが3台、コンパクトカメラが1台、水中カメラ　1台　かな。。。　　昔は水中写真も撮ってたもんで。　　今流行の、デジカメやオートフォーカスは使いこなせないなあ(笑)と言って、見せていただいたのが、こちらのカメラ　”ブログにのっけたいから、kojapapaさんの手の写真を撮らせてほしいな　”　とお願いしたら、　　「じゃあ、ちょっと家までカメラ取ってくるから」と、わざわざお持ちくださったのです。こちらは、canonの　”F1”　という名前の、今となっては、たいへん希少価値なカメラだそうでございます。縁の部分は塗装も剥げてて、すっごく歴史を感じます。　　　　（そして、今日はこのワタクシが「カメラマン」・・・ちょっとウレシイ）　　　　　p ：このカメラ、何年くらいお使いなんですか？　k ：そうだなあ。。。もう30年は愛用してるかなあ　なるほどなるほど・・・だから、kojapapaさんの手にこんなにまで、しっくり収まってるんだなぁそれにしてもkojapapaさんの指って、”島バナナ”みたいに、カワイかったのですねえ！（kojapapaさん！　ゴメン！　またまたワタクシ失礼なコトを・・・）　　p ：写真を撮るなかで、なにがイチバン楽しいですか？　k ：そうだねえ。仕上がりを見るときかな。そのときが一番楽しい。　　　でもね、フィルム36枚撮り3本撮ったなかで納得できる写真は１～２枚しかないなあ。わ～ぉ！そりゃタイヘンだよォ～約100枚撮ったなかの、たった１～２枚ってこと？デジカメなら、気に入らない写真はすぐ削除して、何度でも同じメディアに上書きできるのになぁ　p ：そういえば、kojapapaさんの写真って、　　　息子さんが通ってた小学校の廊下に、しょっちゅう展示されてましたよね。　k ：あのね～、ボクね　　　息子のクラスのこどもたち全員分のアルバムを作って　　　進級する前に渡してたんだよ。　p ：ぜ、全員分ですか？　k ：そう。ひとり残らず　全員分。ちょっと、見てみる？そう言って手渡されたアルバムをめくると、そこには一年間の学校生活が、いきいきと再現されていました。写真のこどもたちが見せてる明るい表情の奥にこどもを見つめるkojapapaさんの、あったかい目線を感じます。　なんと、このアルバム、レイアウトも表紙も手作りでこんなのを修了式でもらったら、どれほどウレシイだろうかと思います。　p ：まるで専属カメラマンみたいじゃないですか！　k ：そうなんだよ。実はね、おもしろい話があってね。　　　ウチの息子が小学校を卒業するまで、ボクのことを　　　”プロの写真屋”　だと思ってたご父兄がいたんだよ～。　　　なんと6年間も、そう思いこんでたんだって。。。　　　それで、その人に　　　　“どちらで写真をやってらっしゃるんですか？”　　　　　って聞かれたから、自分ちの場所（某ファストフード店の近く）を説明したら　　　”え？あそこらへんに、そんな”写真屋さん”ありましたっけ？”　　　って言われたさ。(笑)でもねえ。。。これはわかる気がするだって、ワタクシたちだって、こどもが幼稚園の頃、初めて、カメラを手にしたkojapapaさんをお見かけしたとき、この人は、この幼稚園の専属カメラマンなんだろうなぁ。。。と信じてましたもん。幼稚園、小学校・・・と、こどもたちの折々の行事でkojapapaさんの姿が見えなかったことなかったもん。息子さんが中学になっても、専属カメラマン、続けるのかなあ。。。続けてほしいなあ。。。kojapapaさんの作品とエピソードは6月13日＆20日の日記でご覧いただけます。ブログランキング参加中・応援のクリックをお願いします→

化学する手　　ピアノ弾く指

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さりぃちゃんが初めてうちにピアノを習いにきたのは中学生のときだったかな。。。4人きょうだいの夢見がちな長女はピアノの前にすわると、それはそれはやさしい音で、丁寧に「ユーモレスク」や「ノクターン」を弾いておりました。見た目や話す雰囲気から、カンペキに文化系の女の子と思いこんでいましたので大学で、化学を専攻していると聞いたときはたいそう驚いたものでございます。大学院まで進んだ彼女は「コロイド界面化学」というプラスティック・化粧品・農薬・医薬の素材の研究をしていたそうです。そして、今は、化学のすばらしさ、おもしろさ、楽しさを、あとにつづく人たちに伝える仕事をしています。これはさりぃちゃんに言ってませんが、以前、ネットで検索した彼女の論文を見て？　？　？　？　？なにが何だか、サッパリわからなかった！ことがございます。なにせ、高校時代、化学の成績は赤点スレスレだったものでそんな彼女と再会したのは、4年ほど前。。。28歳のすてきな社会人になっていました。「もういちどピアノを始めてみようかな」と、再びレッスンに戻ってきたのです。　　　　　　　　　　　　　　　中学生の頃やわらかく、ぽちゃっとして、オクターブを弾くにも、少し頼りない感じだったその手は長年、化学の勉強を重ねてきたせいかがっちりした、たくましい手になっていました。その指先には、いくらきれいにマニュキアを塗っても実験で薬品に触れてしまうのですぐに剥げてしまうのだとか。。。そして、化学を熱く語るさりぃちゃんは夢見がちなところはそのままに。。。でも、しっかり自分の世界を持っていてもう少女の頃の彼女ではないんだなと、その姿をまぶしくさえ感じます。ピアノを再開して、やがて4年歩みはゆっくりだけれど、いつか弾いてみたいと願っていた、ショパンの「幻想即興曲」を仕上げて、今は、リストの「ため息」を譜読み中。。。このごろ、聴かせてくれる音色がひときわ、やわらかく、あたたかな響きとなって傍らのワタクシまで幸せになります。ありがとね　もうすぐ　お誕生日だね。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　