■動かない部下と動かせない上司(文責:どんぐり倶楽部)
●動かない部下と動かせない上司。 じつは、どちらも同じ力が欠如していることが原因なのだが、 双方、このことに気づかずに(部下→上司)「何言ってるのか分からない」(部下←上司)「何を言っても分からない」 と思っている。 これでは、まさに「分からない」のは当然だ。「分からない」から、双方「分からない」のだから。「分からない」とは「見えていない」ということである。 部下は、上司の言っていることが「見えていない」のであり、上司は、部下の見えていないものが「見えていない」のである。 どちらも、「見えていない」のだから、「分からない」のは当然である。 英語でも「分かること:I understand(分かる)」を「I see(見える)」と言うが、全く同じである。 ただし、言葉を仲介して「見て欲しい物」を見ることができるようにするには、言葉から再現される元となる「原形イメージ」がなければ再現は不可能である。 上司は、この「原形視覚イメージ」を意識せずに使っているので、当然、部下も使っていると思い込んで話をする。 しかしながら、部下は、この「原形視覚イメージ」をもっていないので、上司が言っている言葉とリンクしている「視覚イメージ」が再現出来ていない。だから、「分かる=見える」ことはありえない。 ここが、分かると、双方が何をしたら「分かる」ようになるのかが、分かる。 対処法はAA,AB,AC,AD,BA,BB,BC,BD,CA,CB,CC,CD,DA,DB,DC,DDの組み合わせで決まる。※どんぐり倶楽部の「良質の算数文章問題」が新人社員研修にも使われている理由である。※実は、新人研修と同様の研修を「新人類を理解するための上司のための研修」として実施すべきなのですが、気づいていませんね。※日本ブログ村に参加してみました。 このブログが参考になりましたら、お手数ですが、下記のバナーをクリックお願いします。【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ【頭の健康診断】は下記より:年長~小6(中学生は小5-6を使用可)*今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ>*※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。※案内「大阪講演の記録(YouTube)」