■お恥ずかしい英語テキスト(文責:どんぐり倶楽部)
●昨日、「未処理」というファイルを偶然開きました。驚いた事に、なくなったと思っていた、1990年代に塾の講師をしていた時にワープロで作っていたオリジナルプリントの(PC用)変換ファイルでした。今見ると、顔から火が出るほど恥ずかしいものです。ですが、今なお、この「お恥ずかしいテキスト」と同じ様な事を書き連ねているテキストがあります。そこで、恥を忍んで...一部だけ。●isを「です」と平気で教えている...これだけで、失格です。余計な事を加えて誤魔化しているのが、今は「見え見え」です。...............................This is a book.これ=1冊の本。*単語の語順訳。 これは=です1冊の本と。*単語の形と位置から仕事を考えた語順訳。これはです本。*日本語では物の単複を区別しない。これは本です。*日本語では語順が違う。That is an egg.あれ=1つの卵。あれは=です1つの卵と。あれはです卵。あれは卵です。*単語は文の中で仕事を与えられる。単語だけではどの仕事をするか分らない。thisこれは(代名詞として主語の仕事)例文 を(代名詞として直接目的語の仕事) に(代名詞として間接目的語の仕事)この(形容詞としての仕事)*動詞は必ず時を示す。is→=です(現在を示す)例文*不完全自動詞is→居ます(現在を示す)*完全自動詞was→=でした(過去を示す)was→居ました(過去を示す)will be→=でしょう(未来を示す)will be→居るでしょう(未来を示す)*「です」は現在という時を示している。*英語は単語ごとに切られている。→日本語を単語に切る→これ/は/本/です。*英語は動詞が時を示す。→時を示す単語を動詞に付ける。*英語は主語の次に動詞が来る。→これ/は(です)/本。*英語は単複を示す。→これ(単数)/=(現在)/本(単数)。→This/is/a book................................●1980-1995年の15年もの間、こんなお粗末でデタラメな英文法(根本的に混乱しているので説明の矛盾に気付きもしていない)をそれらしく教えていました。●「です」→「~で、ある」→~で(として)/在る という結論に達するまでに15年を要しました。正確には中1の英語を習い始めたときからですから1971-95年の24年もの間、英語(も日本語も)を分かっていなかったという事です。This is a book. すら正しく日本語に出来ていなかったということです。...はぁ、情けないですね。This is a book.はThis/is/a book.→これは/在る/本でです。これ以外にはありえません。■14世紀頃からの英語の変遷を見たときに、格変化(主格、与格、対格、属格、[具格、処格、奪格、呼格は知らなくても大丈夫])の消失と前置詞と文型(S,V,DO,IO,M)の成り立ちが、どう連動しているのかを分析すれば分かる事でした。 ちなみに、前置詞が分かると、同時に接続詞も分かる。 すると、関係代名詞、関係副詞、疑問接続詞も分かる。 そうなると、to不定詞の名詞用法(前置詞の特別用法)のtoと名詞節を導く接続詞thatが同じ機能語だということも分かる。 ここまで来ると、省略が起きる理由や、動詞が助動詞になる理由も分かる。 すると、これから、英語がどう変化していくのかも予測できる。...かな。0■私は、塾講師をしている時に、肝臓を悪くして(脂肪肝で)数ヶ月間休職をしました。ドクターストップがかかったわけですが、私としては、英語の気掛かりな部分を調べるチャンスと思っていましたので、千葉にある西部図書館で(当時は千葉県松戸市在住で)毎日英語の調べ物をしていました。その時に、英語を理解するには英語史を学ばなければ分からない事が分かりました。また、その、変遷を知らなければ現代英文法の説明も不可能である事を知りました。→OneZemiの英語「納得英文法」「語句順訳:プラットフォーム対訳」で検索していただければ、探せます。興味のある方はどうぞ。※日本ブログ村に参加してみました。 このブログが参考になりましたら、お手数ですが、下記のバナーをクリックお願いします。【どんぐり倶楽部の公式サイト】は下記よりどうぞ【頭の健康診断】は下記より:年長~小6(中学生は小5-6を使用可)*今の学習形式がお子さんに合っているかどうかも診断できます<診断表アリ>*※案内「どんぐり倶楽部の教育講演会 in 2012」...最初で最後の「どんぐり倶楽部」主催の講演会です。※案内「大阪講演の記録(YouTube)」