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テーマ:ミステリはお好き?(1495)
カテゴリ:森博嗣
Gシリーズ4作目にあたる
森博嗣の「εに誓って」(2006)を読んだ。今回は山吹くんと加部谷さんが乗っていた高速バスがハイジャックされるという話で,国枝研究室でのケーキはなかったが,巻末のあとでおみやげの「東京ばなな(ばな奈)」を食べることになるのだろう(笑) 今回も例によって「バスジャック事件」に関する犯人像も動機も,犯人が何を要求したのかも明らかにされなかった。 背後に真加田四季がいるらしいことはにおわされているのだが,犯人グループと四季の関係,犯人グループとイプシロンとの関係も不明のままでやや消化不良気味だが,シリーズ4冊目ともなるとこの感じに慣れてきつつもある(笑) 警察によるバス2台のトリックは炎上したバスから降りてきたのが榛沢と倉持の2人だけだったあたりでやっと気づいたのだが,犀川助教授は沓掛に「できるだけ近くから」といっていた事件でわかっていたようだ。 犀川と四季との「対話」も興味深かった。「生と死の狭間が美しい」という四季だが,ここらへんが今後も扱われていくのだろう。 今回のイプシロンの関係者にしても,誰が死に誰が生き残るのかに特別な理由やら法則やらはなかった。 偶然,あるいは成り行きがそれを決めたといってもよく,その意味で「殺人には動機がない」のと通じるものがある。 海月君の推理もあいかわらずいいところをついていて,睦子叔母もあいかわらず。 ところで,捷輔叔父は元愛知県警本部長となっていたが,今は何をしているのだろう? 「報告を受けていない」という言い方からして,警察庁の幹部として忙しくしていそうな気もするが…… Gシリーズ前作の「τになるまで待って」についての日記は,→こちらからどうぞ。 時代・場所,登場人物をフリーページの森博嗣メモ(εに誓って)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。 森博嗣の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (森博嗣)からごらんください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → 森博嗣ワールド (↑関連トラバの集積場所) こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 著者ホームページ:浮遊工作室 (ミステリィ制作部) 楽天ブックス 記事関連のオススメ日記 たくあん定食(天然色たくあんさん) 日々のあぶく(kiyu25さん) フォッカーといえば・・・・(ベローソフさん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/03/18 10:02:56 PM
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