|
全て
| カテゴリ未分類
| パソコン一般
| 読んだ本(ミステリ・日本)
| 英語の読書
| Access・Wordなど
| 読んだ本(ミステリ・海外)
| HP・ブロク・ブラウザ・スパイウェアなど
| TV・映画・コミックスなど
| 読んだ本(その他・海外)
| 読んだ本(時代)
| 北森鴻
| 京極夏彦
| 連続テレビドラマ
| 高田崇史
| 森博嗣
| 綾辻行人
| 定期スキャン
| ジャポニカロゴス
| 読んだ本(その他・日本)
| ネプリーグ
テーマ:時代小説がダイスキ(438)
カテゴリ:読んだ本(時代)
畠中恵の「うそうそ」(1983)を読んだ。ドラマの中で温泉のシーンが出てくるとしたら,ハリセンボンの2人よりはグラビアアイドル系の美少女,石塚・内田のコンビよりはジャニーズ系の美少年が入っているほうがちょっとワクワクする(笑) とまあ,これはいちおう冗談ではあるが,それでもやはり若だんなが箱根に行くとなれば,若だんなの入浴シーン,それも鳴家たちと浴場で遊んでいる(仁吉と佐助は一緒には入りそうにない)シーンなどを期待してしまうではないか。 そして,それがいつ出てくるのかなどと思っていたのだが…… 今回の話のきっかけは,江戸で頻発し始めた地震。 どうやらこれは「明日を,己を見つけたいとの千年ほどの迷い」が引き起こしているようで,己を捜しつづけている「うそうそ」とした様子が地震になっているらしい。 自身の中で見た夢で,自分を邪魔にして殺したがっていたり,自分が持っているものを欲しがっていたり,自分が死んでしまうと心配したりする声や,悲しそうな泣き声を聞いた若だんなは,庭の稲荷神の御神託(実は祖母おぎんこと皮衣の根回しによる)もあって,箱根に湯治に行くことになる。 お供には屏風のぞき以外の妖がぞろぞろついていくかと思ったら,意外にも仁吉(白沢)と佐助(犬神)のほかには鳴家が3匹と付喪神になりたての印籠の獅子だけだったが,鳴家がくすぐりで姫神のお比女の口を開かせたり,じゃんけんで若だんなに勝たせたり,佐助を救出したりと大活躍! これまでの出番が少なかった一太郎の兄で手代の松助もお供として一行に加わっていたが,怪我をしたり,置き去りにされたりでけっこうお気の毒様(笑) 江戸を出発してからの3日間で,夢とからんだ,姫神のお比女の若だんなへの羨みからくる憎悪,その守役蒼天坊に率いられる天狗たちの殺意,朝顔の種を狙う貧乏藩士の企みなどにかたがつくのだが,その後1か月も寝込んでしまい,最後の最後まで「まともな」温泉に入っていないというのがいかにも若だんならしい。 その後湯治は続けるようだが,結局最後の最後まで入浴シーンは出てこなかった(笑) 畠中恵の作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (畠中恵)からごらんください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → 時代小説(←関連トラバの集積場所) こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 楽天ブックス 記事関連のオススメ日記 オボエガキ(ムウみんさん) ミステリの部屋(samiadoさん) 日々のあぶく(kiyu25さん) ぷち てんてん(ぷちてん525さん) Happiness(あおニャンさん) 本を読みましょ(miwa125さん) 魔女の隠れ家(たばさ6992さん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/05/20 07:20:58 PM
[読んだ本(時代)] カテゴリの最新記事
|
|