・Paul Weller FM802 Sunday Sunset Studio
明日Zepp大阪でLIVEを行うPaul Wellerが、英国オタク?山添まりさんのFM802の番組"Sunday Sunset Studio"に生出演。インタビューレポをしてみました。先ずは、まりさんったらツーショットの写真撮ったみたいです。こちらで見れます。Sunday Sunset Studioの「Program Homepage」をクリック。4/2のDiaryです。 まりさん(以下M) 「今日の気分はいかがでしょう?」Paul(以下P) 「ちょっと疲れているけど、良い気分」今回東京での3公演29日、31日、昨日の追加公演とありまして、明日大阪でラストです。M 「東京のLIVEの感触は?」P 「全般的に順調に来ている。特に2日目のLIVEが出来がよかったかな。」M 「最近の話題と言えば、ブリットアワードの功労賞なんですけど、正直な話受賞するって聞いた時素直にどういう風に思われたのでしょう?」P 「正直なところ、”ヤッター!!”とかいって部屋を飛び回るような喜びではなくまわりの家族や友人や支えてくれた人が単純に喜んでくれていたし、自分も”あ、そうか・・・”という感じで嬉しい気持ちも有り、 ただ、今色々な大きな賞があって、それが純粋の表彰というよりはもっと大きな意味での音楽ビジネスの一環に組み込まれていると言う部分では若干疑問に思う気持ちもありつつ、でも有り難く受け取っておきます。」M 「日本は何度もいらしてると思いますが、日本通だと思うんですけども、必ず日本に来てやることって何かありますか?」P 「買い物。。。と、やっぱり買い物だね。何故かシェイキーズも良く行くかな?」M 「なにを買うんでしょうか?」P 「基本的にはイギリスで手に入らないようなものは何でも色々日本にいる間に買うんだ。例えばリーバイスとかそういうのでも、アメリカとかイギリスで手に入らない型とかモデルとかデザインがあったりするのでそういうものをしっかり日本で買って帰る。」M 「なるほどね~。沢山メッセージとか質問を頂いているのでちょっと、リスナーの方の質問に答えて頂いて宜しいでしょうか?『Coolという言葉はPaulのためにあるよう言葉だとさえ思っていますが、最近の音楽シーンでPaul自身がCoolだと思うアーティストは誰でしょう?』」P 「Arctic Monkeysや、Kooks。Arctic Monkeysはユニークで味がある。」M 「Arctic Monkeys are playing today, tonight in Osaka.」P 「Really?」 (後のCM中に「何時から?」「もう今始まってます」「ザンネン、東京で みようかな。。」などの会話が交わされたようです。)M 「続いては15歳の中学生の女の子からです。『ポスターを貼っている位 ”Jam”が好きです。PaulはシブくてPunkなチョイワルオヤジという感じで憧れの存在です。日本の女性は好きです か?』まずはね、”Jam”を今の15歳が好きって言うことに対してはどうでしょう?」P 「そう言ってもらえると嬉しいよ。凄い事だと思うよ。世代を超えて好きになってもらえるという事は、音楽を作るサイドとして良い音楽を作っ て行けるかなぁ・・というような、これからの希望を抱かせてくれると いう意味でも単純に嬉しいよ。」M 「この彼女なんですけど、『日本の女性は好きですか?』というのと、 『Paulが女性に求めるもの3つ教えてください。』という15歳で す。。。」P 「日本の女性に限らず全ての女性を愛するよ。女性に求める3つのこと は、顔の美しさ、スタイルの良さ、そしてもちろん人柄。それが揃って いればバッチリ。」M 「なるほどね。。ちらっと目が合ってしまって照れてしまいましたが・・・、1曲いきましょう。最新アルバムの"As Is Now" のオープニン グを飾る"BLINK AND YOU’LL MISS IT"」~ CM ~M 「引き続きお話をうかがっていこうと思います。サインを頂いたのでプレゼントしますから応募してください。さて、ちょっと説明が難しいかと思うんですけど、日本ではチョイワルオヤジがブームですが、ミドルエイジになってもいつまでもお洒落でいつまでも女性にモテる、でもちょっと不良みたいな、ご本人もそんな感じでしょうか。。??笑、えへへへ。。」P 「Oh~・・・自分で言うのもなんだけどもしそうだと思ってくれるなら、かもしれないし、別にそういう風になってもいいよ。。。こっちサイドは問題ないよ。」(チョイワルオヤジがどれだけ通じてたかわかりませんが。。^^;)M 「ちょっと、照れてるPaulをみるのがスゴイ新鮮なんですけど。。。」 (まりさん、デレデレの様子。)M 「『Paulさんは以前、若者はもっと頑固であるべきだ』と仰っていましたが、今でもご自身もご自分の事を頑固だと思いますか?それとも、まるくなりましたか?』という質問なんです。」P 「ひとことで言うのは難しいけれども、どの程度まるくなるかとか、どの程度頑固さを守るかというのにもよるかなぁということですね。いろんな見方をすれば、或る部分ではまるくなっているだろうし、未だに頑固さを持っているところもあると思うし。。。」M 「なるほどね。。難しいですね。。。さて、新しいアルバム"As Is Now"なんですけど、非常にカッコよくて、バンドのメンバーととても良い感じなのかな?と感じられるんですけどその辺のところどうなんでしょうか??」P 「本当にそうだと思う。今非常に良い感じになっているし、 何が理由かは分からないけれど、どんどん皆と相性が良くなって来ていると思う。お互いのコミュニケーションのとり方を見ていても、長く時間を過ごしている分、今は言葉で説明することが少なくても良くなってきて、本当に以心伝心というか、お互いの考えている事が良くわかるようになって来ていて、ここ特に2,3年位は、ツーと言えばカーという感じで良い状況だ と思う。」M 「明日はいよいよZepp大阪でLiveがあるんですが、私も今まで何十回となくPaulさんのコンサートを観ているんですけど、これだけキャリアが長 くて、ヒット曲も多いし、時代時代のファンがいると、あ~あの曲やっ てほしかったなぁ。。とか、何で今日あの曲やらないんだろう。。それ ぞれの希望に答えるのは大変だと思うんですけど、選曲って難しいんじ ゃないでしょうか??」P 「そこら辺は嬉しい悩みなんだ。。今回ツアーに出るに当たって50曲位候補に挙げて練習をした。どの時代の曲も満遍なく入れてセットリストを 作っている。」M 「なるほどね~。ということは、この時代の曲は絶対やらないとか、これは封印しようとかそういうものはないんですね。。」P 「確かに今の自分の心身の状態で、演奏するのはちょっと・・という曲はある事はある。生のステージでやるのでそれを意識した選曲になる。ただ、新しい曲であろうが、古い曲であろうが、自分が今気持ちを込めて歌える納得して歌える曲をしっかり選んでいる。」M 「この先、ストーンズ位まで長くやろうと思ってらっしゃるのか・・どうなんでしょうか??」P 「こうしようとか、こう成りたいとかっていうのはあまり考えないタイ プ。今振り返って30年間音楽をやり続けられたことは嬉しいし感謝してる。例えば21歳のとき25歳でまだ音楽をやっているかな?なんていう事は考えてなかったし、今48歳だけど、今から10年後音楽をやっていなければとかいう事はあまり考えないようにしていて、自然の成り行きに任せている。」M 「音楽辞めたいと思ったことあったんですか??」P 「辞めようと思ったことは正直言っていっぱいある。ただ、音楽から距離を置こうと思っても1ヶ月ほど経つと退屈で退屈で仕方が無くって自然と 又音楽をやる生活に戻っている。自分の血の中に音楽が流れているとい う感じだから、それを自分の人生とキレイさっぱり縁を切ってしまうっ ていうのは多分出来ない。音楽活動の中で特にどの部分が一番クセになっているかというとLive。 Liveの感動を一旦味わってしまうと、他の事であれに代わるようなドキ ドキする感じを与えてくれる物がないので、家族を大事にしたいとか家 庭人であることは大切な事ではあるけれども、全く別の種類の感動とか 興奮を与えてくれるので、なかなか諦めるとか辞めるという事は出来な い。」M 「最後にひとつ。音楽以外の楽しみってありますか?」P 「もう、他には何もないんだよ。とにかく音楽、音楽、音楽で、音楽以外の趣味なんて何も無いよ。」M 「カッコいい~なるほど、そうですか~。。。」P 「人生としては結構退屈な人生かもしれないけどね・・・」M 「いえいえ、私たちは楽しませて頂いていますから。わたくしもデレデレしている場合ではないですね!はいっ!それではラストの曲を1曲行きたいと思います。わたしは、非常にこのアルバムから"BRING BACK THE FUNK"この曲好きな ので、ラストにこれをかけようと思うのですがいかがでしょうか?」P 「いいね。。」M 「というわけで、Paul Wellerさん今日のゲストでした。最後に1曲聴いてお別れです。」