さて、ここからは富士登山の装備についてです。
いい加減な格好でやってくる人もいるらしいのですが、
富士山をなめちゃいけません。
やっぱりそれなりの装備が必要です。
いろんなサイトを参考に準備したのですが、
実際登ってみて感じたことなども含め、必要な装備をまとめてみました。
まずは、私のように登山の道具を全く持っていない場合に
最低限揃えるべき、という主要アイテムからご紹介します。
■バックパック(+レインカバー)
富士登山なら、25~30Lくらいの容量が適当なようです。私は28Lの物を購入しました。
長時間背負う物なので、できれば背負った時の安定や重量の分散、通気性などが考えられたトレッキング用の物を選ぶ方が楽だと思います。
雨の時、中身がずぶ濡れになるのを防ぐのに、レインカバーも用意した方がよいです
最初からカバーが付属しているタイプは、格納場所も確保され、出し入れのし易さも考えられてるので、結果的にお得かもしれません。 |
トレッキング用 バックパック レインカバー付 |
●●● ハイドレーション・システム…? ●●●
たまたま安くなっているのを購入したら、ハイドレーション・システム対応の物でした。
ハイドレーション・システムとは、ビニール袋水筒にチューブがついたもので、バックパックに水筒を入れてセットすれば、いちいち取り出さなくてもチューブから即座に水分を補給できるというもの。対応バックパックは、そのシステムを納められる構造になっています。
水筒やチューブは別売で、なんか大仰な気がして今回は買いませんでした。
でも、実際行ってみると、疲れてくると外ポケットに入れたペットボトルを取る気にもならなくなり、結果、水分補給を怠りがちに。チューブで吸うのは恥ずかしい気もしますが、あれば便利かもしれない、と思います。 | |
■ トレッキングシューズ
はっきり言って普通のスニーカーでも登れないことはないです。ですが砂礫が多いので、まずハイカットの方が安心ではあります。そして靴底が厚い方が足への負担が軽くなりますので、トレッキング用の靴を用意できればそれに越したことはありません。私の場合は体力に自信がなかったので、靴はそれなりの物を用意することにしました。
→ これまた上を見ればきりがないシューズ。比較的手頃なものから選びましたが、なかなか良かったです。登りは快適、しかし下山の時に足首に少々食い込みました…。その辺はもっと履きこめば解決するんでしょうかね…?
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キャラバン GK-6 |
■ レインスーツ
天候の変化が激しい登山では必携です。当然ながら傘は役に立ちません。安いものでも無いよりはマシですが、できれば透湿素材が蒸れなくてよいようです。セパレートタイプなら、ウインドブレーカ代わりにもなります。今回は雨にはなりませんでしたが、夜間は防寒に下だけ着用しました。
→ 右の画像のレインスーツは安価ながら透湿素材でできていて、軽くて蒸れず、快適でした。本格的なかなりの値段がするのですが、私にはこれで充分でした。
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レインスーツ |
■ ヘッドライト
手持ちの懐中電灯でも可ですが、やはり初心者の場合両手がフリーになるヘッドライトは必須としたいと思います。登山以外に、防災グッズとしても役に立ちそうなので、購入しても損はないと思います。
→ 手頃な値段で充分な性能で、レビューも軒並み高評価です。点灯→点滅→消灯と切り替えられます。単三電池一本でいいのも手軽。予備の電池も持って行きましたが、必要ありませんでした。
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GENTOS リゲル ヘッドライト |
■ 酸素缶
酸素が出てるという実感はありませんが、少し楽になる気がします。これも初心者は持っていくべきではないかと思います。奥に仕舞い込まずに、水のようにすぐに出せるところに入れて、補給をこまめに心がけたいものです。
→ 画像は私が持っていったもの。5L入りで全長26cmと結構大きい。結構嵩張るものです。 |
酸素缶 |
今回はここまで。一回分では収まりませんでした…。
その他必要な物は、次の日記にまとめていますので、
そちらも是非ご覧ください(^_^)